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GPT-4o
knagayama.hatenadiary.org
2ch的な意味の釣りではなく。 パリ・コミューンとマルクスの問題は難しいのだけど、大筋でいうなら、社会主義というのは資本主義、ここでは市場の上に成立するものだから、市場のもつコミュニケーション機能を止揚した形で行われる。マルクスでは、市民のassociationが構想されていたはず。 まあ、ここがエンゲリスムとマルクス思想がごっちゃになってしまってややこしいところではあるのだけど、基本的に資本論の枠組みでは市場が完全に機能すればそれ自体が経済における十分なコミュニケーション機能を持つという点で、古典派の枠組みとそれほど違いはない。まあ、ここは異論は多いかな。 いずれにせよ、マルクスは市民社会・市場社会というものの止揚として社会主義を構想していたというのが基本。 ちょっと野暮なツッコミしとくかな - finalventの日記 これを読んでふと思い出したので、マルクスがどのような社会を構想して
Mitchell, Timothy. 2007. The Properties of Markets. In Mackenzie, D. A., Minesa, F., and Siu, L. (Eds.) Do Economists Make Markets?: On the Performativity of Economics. Princeton: Princeton University Press. 経済学に対する比較的よく見られる批判は、それが現実をうまく反映できていないということである。すなわち、新古典派経済学の作り出す様々なモデルは、現実の複雑性を縮減しており、それ故現実の正確な理解には至ることがない。そのような不十分な理解に基づいた政策もまた必然的に誤らざるを得ない。けれども筆者はこのような批判に応えて、経済学が真に批判されなければならないのは、そのパフォーマティビティ
ミシェル・フーコー講義集成〈6〉社会は防衛しなければならない (コレージュ・ド・フランス講義1975-76) 作者: ミシェルフーコー,Michel Foucault,石田英敬,小野正嗣出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/08/01メディア: 単行本 クリック: 36回この商品を含むブログ (30件) を見る 構成についての全体的なまとめも参照。この1月28日の講義を正しく理解すれば、実は、フーコーの言いたいことは大体把握できる。 1. 歴史的言説とその支持者たち (p. 67-) フーコーが前回の講義で行ったのは、「人種主義 racisme」を、一つの「人種間闘争 race struggle」の言説の中に位置づけることである。16世紀に誕生した歴史的=政治的言説は、19世紀末、生物学的「転写」によって社会保護主義、国家による人種主義へと変容した。フーコーが「社会に存在する敵か
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