サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
kuroneko356.hatenablog.com
あー面白かった。 ようやく読み終わりました。 水木しげるさん作。 豪放磊落な南方熊楠を、奇奇怪怪な水木しげるさんが描く面白さ。 熊楠ゆかりの世界一統(南方酒造)の蜜柑酒はぜひ飲みたいなと思っていましたが、酒屋を継いだ弟常楠との関係を知ると飲んでやるもんかという気になりました。 熊楠の墓のある高山寺には、ぜひ行ってみたいです。
マキノのバスはループ状に走っていて、帰りはぐるっと遠回りをしてマキノ駅に帰り着きます。 その遠回りがまた景色のいいところを走ってくれて、心癒されました。 北陸新幹線開通後の敦賀がどうなっているのか気がかりでしたので、敦賀まで足を伸ばしました。 まずは跨線橋から連絡通路へ。 ひょえー、敦賀駅の変貌にびっくり。 特急から新幹線の乗り換えは、新しい駅舎で完結するようになっていました。 ぼくらのような在来線組は、エスカレーターと動く歩道で旧ホームへと移動するようになっていました。 ハピラインの時刻表は、特急がなくなって寂しい限り。 次の新快速までの待ち時間に、おろしそば食べました。
最後の道の駅を目指します。 車の通る道をできるだけ避けて走ります。 普通電車に追い越されました。 あっ、こうのとりだ。 温泉施設やレストランもあったようだけど、閉館して寂しい道の駅になっていました。 上夜久野にとうちゃこ。 今日のゴールです。 走行距離40.62キロ。 久しぶりに40キロ走りました。 電車待ちの時間に、駅前にたった一つのカフェでかき氷食べました。 生き返りました。
旧生野鉱山職員宿舎だとのことで寄ってみました。 年配の男性スタッフの方が熱心に説明してくれました。 ぼくでも志村喬さんは知っていますので、ついつい聞き入ってしまいました。 志村喬さんはここ朝来町生野の出身で、お父さんが生野銀山の技師をされていたので職員住宅で幼少期を過ごしたのだそうです。 その職員住宅がいく棟か残されていて見学できました。 ぼくが子どもの頃住んでいたのも、団地の19棟だったので親しみが湧きます。 奥の二棟は宿泊所としても利用でき、外人さんに人気だそうです。 志村喬さんが住んでいた宿舎はもう取り壊されていますが、お父さんが植えた松は見事に大きくなって残されていました。
水瀬さらさん作。 いつも教室の中心にいるのは、瑞穂。 瑞穂に嫌われたら、教室で生きていけない、とうららは思っている。 教室は狭い水槽のようで、瑞穂のグループにいないと息ができなくて溺れてしまう。 教室には、いつも一人で本を読んでいる澤口がいた。 澤口をキモいと公言する瑞穂に逆らうことができず、うららは本好きなことを隠し図書館にも行かない。 自分らしくありたいのに、全然思い通りに行かないうららの物語。 読んでいて歯がゆい思いが募る。 自分の中学時代の教室が何度も頭に浮かびました。 「蹴りつけろ」って過激な連想をしましたが、水槽のように狭い教室で、溺れながらも水底を蹴って浮き上がれってことでした。
いとうみくさん作。 病院で気がつくと、心配そうに覗き込んでいるおばさんが誰だか分からない。 どうしてそこにいるのかも、分からない。 それどころか、名前を言おうとしても名前が出てこない。 日本語は喋れるけど、それまでの記憶が全てなくなってしまっていた。 どうやら、自転車で坂を下っていて車とぶつかったらしい。 記憶喪失。 そのほかは元気なので、すぐに退院が決まり、家につれ帰られる。 自分の部屋が分からない。 案内されて入ると、汚部屋だった。 プールから帰ってきた弟が、ぼくを見てハッと固まってしまう。 両親もなぜかぎこちない。 学校に行っても、友だちはみんなぼくを避ける。 自分はいったいどんなヤツだったんだろう。 今はうまくやっているが、以前の自分はどうも周りに好かれていなかったようだ。 記憶の断片が蘇ってくると、自分のことをおれと言っている。 記憶が戻らない方が幸せなのか。 全部リセットされた
乗代雄介さん作。 あー、面白かった。 『旅する練習』でこの人が好きになり、この本で大好きになりました。 主人公と謎の男との会話がテンポよく、そうくるかーと意外な展開に舌を巻く。 栃木駅や琴平神社など、実際にある地名を地図で調べて楽しめました。 天狗党の乱や江戸時代の蔵書家小津久足の史実が組み込まれ、読んでいて賢くなったような錯覚を起こさせてくれるのも、この人の作品の魅力です。 最後のどんでん返しも心地よい。
ばんひろこさん作。 木造で布張りの小さな飛行機、天馬。 オレンジ色に塗られた練習機です。 練習生を乗せて訓練に使われていました。 ところが、天馬まで特攻に使われることになりました。 2人乗りの後ろの座席を外してドラム缶を積まれます。 しかし、敵の船に突っ込むことはできず、ヤマさんといっしょに深い海の底に沈んでしまいます。 神戸で見た船だけでなく、こうした飛行機たちも、今なお海の底で眠っているのですね。
五十嵐大介さん作。 小森村でひとり、野菜を作りながら暮らすいちこ。 いつもネコがそばにいます。
朝コーヒー淹れて 「あー、おいしいー」と言ったら、 嫁さんが、 「やんなー、おいしくてホッとするよなー だから、ホッとコーヒーっていうんやなー」 とのたまいました。 (諸説あります。)
水木しげるさん作。 マンガで13章まで読んでから、原文を読むという構成でした。 マンガで読んでいるので、原文を読む時にはああこれかあと引っかかりができました。 この時代が、地震や大火、飢饉などの大変な時代だったことを知りました。 この世は無常だと知ることで乗り切って行けそうなこともあるなと思えました。
今日の18きっぷは、ちょこちょこ回りました。 西相生からは姫路へ。 昼ごはん食べて、パン買って、山陽電車の姫路駅見て、明石へ。 嫁さんのおじいちゃんおばあちゃんのお墓に参り、ハピネス明石でソーシャルワーカーデーのスタンプラリーをし、魚の棚でうなぎを買って帰りました。 一人で留守番していたニャンちゅうです。
今日は西相生で降りました。 駅で降りて道の駅まで歩こうとしている物好きは、いつも通り我ら夫婦のみ。 いっしょに降りた人たちは、みんな県立産業高校の若者たち。 グランドの裏を通って川に出ると、潮のにおいがしてきました。 信号の向こうに竜宮城のような建物が見えてきました。 たぶんあれが道の駅白龍城。 相生のネコさんにも出会えました。
違う区の図書館へ嫁さんと出発。 まずはおばあちゃんとこへおかずを届け、暑さに負けて途中の回転寿司に避難。先に腹ごしらえ。 その後、前々から行こうと話していたフルタ製菓の工場へ。 図書館より、こっちの方が実はメインだったかも。 金曜日のみ、直売があるのです。 場所は事務所の前。 ちょこっとだけ並んでいるのが、ここだけっぽくて買ってみたくなります。 チョコやクッキーを買い込んでしまいました。 暑過ぎるので嫁さんは帰宅。 ぼくは図書館へ向かいました。
市役所でもらった地図に農産物直販所が載っていたので、図書館より先に行ってみました。 へー、こんなところにあったんだ。 安い! オクラに玉ねぎ、ジャガイモ、プチトマトにブラックベリーを買いました。 お店の名前が楽しい。 「畑のつづき」 ブラックベリーが楽しみです。
吉野万理子さん作。 亡くなったおじいちゃんが発明したマジカルカレンダーで、400年前のイギリスに行ってしまうお話。 苦手だったおばあちゃんと行動をともにするのがおもしろかった。
朝起きて、ご飯を食べたら、また寝ます
安藤みきえさん作。 ちょっと恐ろしそうな五つの短編集。 川釣り 青い金魚鉢 鬼ヶ守神社 スノードロップ 果ての浜 の5編。 生垣から鼻を突き出して吠える老犬ごんが出てくる「スノードロップ」では、地域の鼻つまみ者のじいさんの気持ちがわかっていくにつれ、ごんに親しみが湧いてきた。 いちばん衝撃を受けたのは、「果ての浜」で、戦時中波照間島から西表島に軍人が住民を強制移住させたことを知ったこと。 家族のように大切に飼っていたヤギや馬をすべて殺していけと命じられたそうだ。西表島はマラリヤが蔓延していて人が住める島ではなかったのに。 忘れな石という碑があるところは、連れてこられた子どもたちが少しの間勉強をした学校のあったところ。 学校といっても校舎なんかなく、青空教室。それでも、校長先生は入学を祝ってあげようとしたそうだ。
ちみちみ、あの件はどうなっちょるのかね。 わしは、ちと昼寝。
銀行員から社会起業家になり、ウガンダでアフリカプリントのバッグの会社を起業した仲本千津さんの物語。 課題図書、中学校の部の一冊です。 中学生のころの夢は医師になって国境なき医師団で働くことだったが、理数系が苦手で、緒方さんのように国連で働くことを夢見る。 たどり着いたのは、ウガンダでシングルマザーたち雇い、質の高いバッグを作る仕事。 アフリカプリントとの出会いや、大きな工場に引き抜かれそうになった仲間がそれを断って千津さんの方を選んだシーンなどが感動的だった。 支援する側される側でなく、サステナブルにお互い対等な関係を築いて行こうとしているところがすごい。
佐藤まどかさん作。 ネコの名前はポロ。 ポロっていい名前だなあ。 公園でポロを見つけたとき、ダンボール箱の中で着古したポロシャツにくるまってミィミィ鳴いていたからポロ。 飼い始めて2年経ったとき重い病気が見つかって、お医者さんからおうちで死なせてあげなさい、と言われた。 なんとか生きていてほしいと思うけど・・・。
桑原眞二さん、大野一興さん作。 2004年の中越地震の時に、その日3匹の子犬を産み被災し、人々が避難してだれもいなくなった山古志村で16日間生き延びた母犬マリの物語。 もう20年もたつのですね。
林けんじろうさん作。 しまなみ海道を自転車で渡った2人の少年の物語。 コタは、ひまな時間を図書館で過ごす。 本が好きだからではなく、バトルばかりしている父ちゃん母ちゃんをみているのが鬱陶しいから。 図書館なら、友だちに会うこともない。 ところがそこで、年下の生意気な風馬と出会う。 印象は最悪だったのに、風馬に頼まれてしまなみ海道をママチャリで走ることになります。
エキタグのマークを探して、全駅乗り降りしました。 あっ、京都バスだ。 元田中で、全駅達成。
嫁さんと夜散歩。 歩数が足りないので、川沿いの公園まで足を伸ばしたら、ネコがたくさんいました。 何を相談してたんでしょう。
はじめてバスまつりに行きました。 会場は、梅小路公園。 八条口から出て、近鉄京都駅のエキタグスタンプをもらい、堀川通で近鉄線と新幹線と東海道線と山陰線をくぐり、梅小路公園に向かいました。 会場前は長蛇の列。 こんなにたくさんの人がきてるとは、思いもよりませんでした。 行ったり来たりを繰り返す蛇ならびの行列ができていましたが、ほとんど止まることなく、それほど苦ではありませんでした。 行列に入る前に、展示してある市電の車両に入りました。 大学受験の頃はまだ走っていて、これに乗って受けに行きましたが、見事にスベリました。 第二会場はバス会社や鉄道会社のブースがたくさんあって、趣向を凝らしたグッズの販売や展示がされていました。 見て回っていると、無料でクリアファイルやウェットティッシュ、エコバッグなどがもらえました。 どこも太っ腹です。 クイズに答えるとバスタオルがもらえると聞き、用紙をもらって記
ヤマザキマリさん作。 イタリアからキューバに、サトウキビ狩りのボランティアに行った時のことが描かれています。 ホストファミリーのリナレス家の人々と過ごした時間と別れがヤマザキさんらしくて、読んでよかったです。
渡辺やよいさん作。 とてもいいエッセイでした。 漫画家として独り立ちし、自分の居場所を作ってから飼い始めたコーギー。 茶色と白だから、名前はびすこに決まり。 そのびすこと過ごした13年間の記録です。 文章のうまさに、展開のうまさに引き込まれます。 漫画家さんだからでしょうか。 やがて足腰が弱くなって、腰が立たなくなったびすこ。 アメリカの会社で車椅子を作ってもらいます。 それをつけて散歩させていると、犬仲間からだけでなく、お年寄りからも声をかけられることが増えたそう。 お互いがんばろうね、と。 いつ発作が起こるかとヒヤヒヤしたのは、うちのジャムと同じ。 それでも、この本を書き終わった時には、まだびすこは健在でした。
先日娘にねだって買ってもらった村上しいこさんの本。 それは『25歳のみけちゃん』という本なのですが、そのみけちゃんが体調を崩して、27日に家族の皆さんに見守られながら亡くなったことを知りました。 村上さんのお気持ちをお察しします。 みけちゃん、安らかに。
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『kuroneko356.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く