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仕事・家事・育児のすべてをお母さんひとりで回す「ワンオペ育児」。この言葉をよく耳にするようになり、ますます日本のお父さんの育児不参加が問題視されるようになった。「夫は外で働き、妻は家を守る」という従来の価値観から変わろうとしている今、その狭間を生きる子育て世代は既存の価値観を払拭するのに苦労しているのだと思う。 「ワンオペ育児」を取り上げるとき、欧米家庭と比較して「欧米人男性は家事育児に積極的」と伝えられることが多いが、実際はもそんなにうまくいっていないということは以前の記事で触れた。(参照:共働き先進国フランスの育児が実はうまくいっていない4つの理由) 欧米人夫婦も家事育児の分担で揉めるし、互いに不満を蓄積させ、離婚に至るケースも珍しくない。日本よりも共働きや働き方などの社会システムが整っていても、やはり夫婦間で仕事・家事・育児をうまく切り盛りしていくのはそう簡単なことではないようだ。
日本のことを紹介している海外メディアを見ていると、本当にデマが多いです。例えば、額に食塩水を流し込んでベーグルのように膨らませる「ベーグルヘッド」が日本で流行っているとか、眼球を舐めあうのがブームだとか、日本で肥満になるのは違法だとか…。ごく一部の人しかやっていないことを、あたかも「多くの日本人」がやっているかのように伝えたり、誇張して伝えるのは日常茶飯事です。 海外メディアが伝える日本というのは、いつも目を丸くするような「奇異」な部分ばかりで、日本が欧米とはいかに違って、いかにクレイジーかを伝えるものが非常に多いです。「変な日本」の情報ばかりを流しているせいで、海外メディアの情報が実際の日本とはかけ離れている場合も多々あります。 なぜこのように海外のメディアは、日本のデマ情報ばかりを広めるのでしょうか。そこで今回は、その理由について考えてみました。 日本はまだまだ遠い「異国」 日本では「
厚生労働省の統計などによれば、現在日本の「共働き世帯」は1077万世帯。ちなみに、35年前の1980年は共働き世帯は614万世帯でした。働くママが増えるにしたがって、日本の「家族」のあり方もこれまでの「男性が外で働き、女性が家庭を守る」という古典的な価値観から、「男女が協力して、仕事と家庭を両立させる」という新しい価値観へ変わってきています。 そこで問題視されるのが、日本人男性の家事&育児参加率の低さ。他の先進国と比較して、いかに海外のお父さんたちは家事分担をし、いかに夫婦関係がうまくいっているのかという内容のテレビ番組や書籍、ネット記事などが目立ちます。 日本に比べて女性の社会進出率が断然高いフランスも例外ではなく、共働きフランス人女性を「ママになっても仕事を持ち、女性らしく輝くキラキラママ」というように持ち上げること多いですが、実際は少し違うのではないかと(筆者も子どもを育てるようにな
以前書いた記事『フランスの郵便局って何なの?バカなの?ひどすぎる郵便事情5パターン』では、フランスのあまりにひどい郵便サービスの実態について触れたが、他にもフランスにはひどいサービスがある。その一つがSNCF(フランス国有鉄道)だ。 なんでもフランスの「元国営だったサービス」は労働組合が物凄いパワーを持っているそうで、労働者の怠慢のしわ寄せを利用者が支払うようになっている…という話をフランス人から何度か聞いたことがある。日本のJRもその昔は「国鉄」だったが、同じ「元国営企業」でもサービスの良さや従業員教育の違いなどは比較にならない。何といっても、「時間の正確さ」が桁違いなのだ。 そこで今回は、フランスと日本の鉄道会社の文化の違いを探るべく、「日本の新幹線がいかに時間に正確で素晴らしいか」を説明したフランスの記事を紹介しようと思う。また、これまで何度もフランス国鉄のTGVを利用した筆者の気づ
筆者はフランス語と英語を話せますが、「この2つの言語はどっちが難しいの?」と聞かれることがあります。それはもう、文法や発音、学習教材の手に入りやすさも含めて、 フランス語が圧倒的に難しい といつも答えています。それでは具体的に、フランス語のどんなところが英語より難しいのでしょうか。そこで今回は、フランス語の習得が難しいと言われる理由を、英語と比較して紹介します。あなたは英語とフランス語、どちらが難しいと思いますか? 発音が面倒臭い フランス語は発音が難しい言語だと言われますが、本当にその通りだと思います。例えば、Rの発音。英語でもRは難しいですが、フランス語もかなり難しいです。フランス語初心者はRを発音するとき、タンを切るようにカーッと音を鳴らしたり、スペイン語のように舌を巻く人がいますが、これはフランス人からすると「汚い音」だそうです。もっとかすかに、上品に”エール”を発音しろと言われる
海外のサイトを見ていると、たまに英語でコメントしている日本人を発見します。「私は日本人です」とはっきり書かれていなくても、何となーく文体から「この人は日本人だろうな」と想像がつくのですが、これってどうしてでしょうか?筆者自身、こういう「日本人らしい英語」をおそらく書いているので、他人のことを悪くは言えませんが、書かれた英語から”日本人らしさ”が醸しでてくるのはなぜだろう?と以前から思っていました。 その答えとなるのが、今回紹介する『日本人の英語』という本です。日本の大学で日本人の書く論文を添削する仕事もしているアメリカ人の著者、マーク・ピーターセン氏の作品です。1988年に第一刷が発行されて以来、英語学習者の定番本として多くの人に読まれてきました(2016年3月4日現時点で、第77刷が発行されるほど!)アマゾンのカスタマーレビュー評価も非常に高い一冊です。 この本は、ある程度英語を使う環境
LSD(エルエスディー)という違法ドラッグを知っているだろうか。 LSDは、最も強力な幻覚剤のひとつで、ライ麦やその他の穀物に寄生する「麦角(ばっかく)」と呼ばれる菌の中に含まれる化学物質、リゼルギン酸から作られるものだ。一般にLSDは感覚や感情、記憶、時間が拡張、変化する体験を引き起こす。効能は摂取量や耐性によって、6時間から14時間ほど続くと言われている。 日本では1970年に麻薬に指定されたLSDだが、毒性がなく、中毒性もない幻覚剤の一種とされ、死亡事例が少ないため、未だに人間の致死量は分かっていない薬である。 それに加え、Appleの創始者であるスティーブ・ジョブズが、「LSDの体験は人生で最も重要な経験の1つ」としてすすめたことで、アメリカを中心にLSDの効用が注目されるようになった。海外のサイトでは、「LSDを服用すれば、創造力が増し、ストレスを減らして、多幸感を味わえる」とい
外国語を学ぶと、日本語にはない表現や言葉を知ることができる。反対に、日本では多用しているのに他の言語では使用されない言葉がある。そのなかのひとつが、自分の国に好意的な人かどうかをカテゴリわけする「親○」「反○」という言葉だ。 筆者も日本にいたころは当たり前のように使っていたが、今、日本のメディアなどで頻繁に登場してくるこの言葉を聞くと、ハッとして、小さなショックを受けてしまう。「親日」という言葉が存在することにもビックリだが、その使われ方や使われる頻度にもビックリだ。 「親日」という言葉は、例えば来日してきた海外スターを指して、「レディーガガは親日家だ」とか、国を指して「台湾は親日国だ」といった使い方をされることが多い。ウィキペディアの定義によると、親日とは、日本語では、日本や日本人、日本文化に好意的な言動を示す外国人を指す言葉である。 しかし、この定義には無理がある。中国や韓国など、日本
NOOOOOOO! 突然、旦那の叫び声が地下鉄の駅構内にこだました。手をつないでいた彼は走って私のもとを離れ、通ったばかりの改札へ引き返し、「おぉー」と大声をあげて助けを呼んでいる。 どうしたの?何があったの?私は茫然と立ち尽くした — それから30分前。 私たち夫婦は、パリの高級ブランド店が並ぶヴァンドーム広場にいた。世界初のシャツ専門店、シャルベ(Charvet)パリ本店で、ネクタイとハンカチーフを購入した帰りである。ネクタイ150ユーロ(約1.7万円)と、ハンカチーフ80ユーロ(約1万円)を買い、「お金使っちゃったね」と会話しながら旦那と手をつないで歩いた。 パリの高級紳士アクセサリー店、シャルベの店内買ったばかりのシャルベの袋を片方の手に持っていた旦那が、言った。 「こうやってブランド物の袋を持っていると、危ないよ。バックにしまったほうがいい。」 しかし、私のバックのなかはすでに荷
「セックスをしない日本の若者たち」は海外のメディアで、度々話題になる。それらの記事のどれもが、「若者の恋愛離れ&セックス離れが少子高齢化と人口減少の原因になっている」という結論で締めくくられているが、これは本当なのだろうか? そこで今回は、世界のメディアで伝えられる「日本人のセックスレス」について疑問を抱いた日本人ブロガーのYuta Aokiさんが書いた記事がとても興味深かったので、ここで紹介しようと思う。あなたは海外のメディアが伝える「日本」にどのような印象を持っていますか? 誤解1 :セックスレス=低い出生率海外のメディアでは、日本人のセックスレスと出生率を関連付けて捉える記事が多い。つまり、日本の若者がセックスに対する興味関心を失い、その結果として少子化が深刻な状況に陥っているというものだ。 しかし、実際に詳しく調べてみると、セックスの頻度と出生率には相関性がないことがわかる。 上の
海外メディアで取り上げられる「日本人」を検索してみると、頻出してくる記事がある。その一つが、「日本人のセックスレス」だ。ざっと調べてみても、日本メディアが取り上げる頻度とさほど変わらないくらい、海外でも話題になっているようだ。それだけ、セックスしない日本人というのは、海外の人からすると奇異に映るらしい。 英語で書かれたネット記事は、1日で多言語に翻訳される。筆者の義姉にも、「日本人はセックスしないっていう記事(フランス語)を読んだんだけど、本当?」と聞かれ、この話題が欧米人の注意を引くものなのだと改めて気づかされた。 日本ではタブーとされがちな「性の話題」だが、今後の日本の文化的・経済的な展望を考えると、このトピックからは逃れられないのではないだろうか。かつては、若者を消費に駆り立てるものが「恋愛」だったが、最近はセックスはおろか、恋愛自体を面倒だと感じる若者が増えている。この現象が続けば
相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件から2か月がたった。これを受けて今月21日、全国の知的障害者およそ1000人が参加し、犠牲者を追悼する集会が開かれた。 参加者には、「障害者である前に一人の人間だ」、「地域社会での自立生活を営む選択肢を確保すべき」といった声が上がった。ニュースでこれだけを聞くと、筆者も「全くその通りだ!」と納得していたのだが、聞いただけで納得することと、自分が実際に経験してみるのでは、全く違う現実が見えてくるということが実感した出来事が最近あった。 それは、筆者の住んでいる地域が主催する、外国人のためのフランス語教室での話だ。 筆者が数年前からこのフランス語教室に通うことにしたのは、フランス語のレベルを上げることが、自分の生活の快適さに直接関係すると考えたからだ。週に2時間程度のレッスンだし、先生も語学の専門家ではなく、定年を迎えた地域のボランティアだが、それでも年
前回は、日本人女性と離婚した外国人男性が書いた記事を紹介した。彼いわく、「日本人女性は世界でもてはやされるほどイイ女ではない」らしい。むしろ、日本人女性には気をつけろ!という少々過激な内容だった。 日本人と離婚した僕が思う「日本の女には気をつけたほうがいい」理由6つ 素直で従順なんて大嘘だから 結婚したらお金の管理すらさせてもらえなくなるから 直接的な言い方をさけるので、腹を割った話し合いができないから メンヘラ女子が案外多いから 離婚すると、親権は女性にいくから 日本人と結婚=セックスレスライフのスタートだから離婚のうっぷん晴らしのような記事に対し、多くの外国人からの様々な意見が寄せられていたので、今回はそれを紹介しようと思う。この記事に寄せられたコメントの数は、何と615にも上る。これらの外国人の意見を見て、あなたはどう思うだろうか? 「日本の女には気をつけたほうがいい」理由6つに対す
日本人は有休があっても、消化できない…。そんな話を外国人にすると、いつも驚かれる。 先日、筆者がパリのフランス語教室で、”バカンスの過ごし方”について外国人たちと議論した時の話だ。 その場にはロシア人、ウクライナ人、トルコ人、アイルランド人、ポーランド人、オランダ人、フランス人がいたのだが、彼らヨーロッパ人のバカンスの過ごし方と言ったらすごい。毎年夏になれば小型船を貸し切って、メイドを雇ってご飯や掃除などをしてもらい、自分たち家族はゆっくり過ごすという豪華なバカンスを楽しむトルコ人。親子で2週間キャンプをするオランダ人。バカンス村に子どもを預けて夫婦だけで3週間海外旅行にいくフランス人。 それぞれがそれぞれのバカンスの過ごし方を説明するなかで、筆者は日本のバカンスをこのように説明した。 「日本はあまりバカンスがありません。8月に1週間、お正月に1週間程度です。有給休暇は年20日近くはありま
先日、国際恋愛中のわたしが「日本人男性と付き合いたくない」5つの理由という記事を読んだ。日本人男性を見下している内容に批判が集まり、大いに炎上したようだが、実を言うと、マダムリリーはこの記事を読んで「懐かしいなぁ」と思った。 マダムリリーも、国際恋愛中はこれと似たような記事を書いて炎上させたことがあるからだ。今振り返ると、「調子に乗っていたなー」、「若かったなー」と反省しているが、当時は優越感の極みを存分に堪能していた時期なので、自分が図に乗っていることすら気が付かなかったのである。正直にザンゲすると、 え?私、勝ち組ですけど、何か? ぐらいに思っていた。もちろん、全ての国際恋愛中の女性がこんな風に勘違いしているわけではない。しかし、一つ確実に言えるのは、「国際恋愛は、女を調子にのさせる要素が強い」ということである。 外国人との恋愛は、極上の優越感を与えてくれる恋なのだ。国際恋愛をする年齢
先週、置き去り行方不明の男児が無事に保護された事件を受けて、海外では「虐待ではないか」という厳しい批判をするメディアが多かった。このブログでも、「悪いことをすると家族という集団に入れない」というしつけの仕方と、日本人がもつ「仲間はずれにされる恐怖心」の関係性を分析してみたが(記事)、他にも日本人特有のしつけの仕方はあるのだろうか。 そこで今回は、アメリカと日本を行き来する生活をしているブロガーBrian O’Sullivanさんが考察した、「日本人のしつけと欧米の違い」を紹介する。彼の考察は客観的で深く、的を得ていて面白い。あなたは日本人のしつけについて、どう思うだろうか。 Japanese Parenting Style – And Differences from the West(日本人の子育ての仕方、欧米との違い)日本を訪れた駐在員や外国人は、日本の子どもの振る舞いを見て、しばしば
「しつけ」で 北海道の山林に置き去りにされ、小学2年生の田野岡大和君(7)が行方不明に行方がわからなくなった事件を受け、日本では今、「親のしつけのあり方」が議論されている。いくら「しつけ」のためとはいえ、クマも出没するような山林の中に子どもを置き去りにするのはやりすぎではないか、というのが一般的な意見だが、実際はこれに似たことをしている親は少なくないのではないかと思う。 今回のケースは、“北海道の山林で”置き去りにし、しかもその後に行方不明になっているので、ここまで大きく報道されたが、公園やスーパーなどで言うことを聞かない子どもに対し、「そんなに言うことを聞かないなら、置いて帰るよ!」と言ったことのある親は少なくないだろう。この事件の親のように、実際に500m位離れてみたり、5~10分して戻るといった罰を与えたことのある親もいるかもしれない。この事件は結果として行方不明になっているから、世
去年の大晦日のことだ。 クリスマス休暇で旦那の実家があるフランスの地方から、パリへ戻ってきた。お正月はできるだけ日本らしくようと、日本食品スーパーで正月用品を買い込み、サンタンヌ通り(パリの日本街)で年越しそばを食べることにした。一軒のそば屋に入ってしばらくすると、「日本流お正月」と聞いて、期待と妄想を膨らませていたフランス人の旦那が言った。 「もしかして大晦日の食事って、これで終わり?」 大晦日の日は朝からお節料理の支度や大掃除で忙しく、食事は簡単に出前を頼んだり、年越しそばをかきこむという人も少なくないだろう。日本人にとっては”フツー”な大晦日の過ごし方だが、フランス人にとってはちょっと物寂しいそうだ。 というのも、フランスでの大晦日と言えば、日本のクリスマスのようなもので、カップルで過ごす特別な日なのだ。レストランの予約を取って、いつもよりちょっと高級な食事をし、カウントダウンに出か
この5年間で日本の人口は約95万人減った。安倍政権が「一億総活躍社会」の具体的目標に掲げる「希望出生率一・八」に向けて少子化対策の一環として、祖父母から孫までの「三世代同居」に対応する住宅の新築・改修費に国が補助金を出す新制度が検討されている。 内閣府は毎年移民20万人を受け入れるという人口穴埋め策も考えられたが、実際にデータ上の人数を増やしたところで長期的に見て本当に人口減少にストップがかかるとは言い切れないのではないだろうか。そこで今回は、「移民を受け入れることによって日本の少子化問題は解決できると思いますか?」という質問に寄せられた実際に日本で“移民”として生活している日本在住外国人のコメントを紹介する。 あなたは、少子化対策としての移民の受け入れに賛成ですか? paulinusa FEB. 28, 2016 – 08:13AM JST むしろ逆でしょ。日本人は男も女もみんな外国人と
海外生活も初めのころはホームシックになってしまいますが、海外に慣れてくると、だんだん「日本にはもう住みたくないなぁ」、「こっちでの生活のほうが楽だなぁ」と思うようになってくる人もいるようです。 そこで今回は、筆者の周りにいる海外在住日本人やネットでの意見を参考に、海外生活慣れした人が「もう日本では暮らしたくない」と思う理由を5つ紹介します。海外在住者のみなさん、あなたにはあてはまりますか? 日本での差別が嫌だから海外での生活と言えば、「人種差別されるのでは?」と不安になりますが、日本で暮らしていた頃のほうが差別に苦しんだという人も少なくありません。 「元々、日本の生活に窮屈さを感じていました。子供の頃から外見で差別されたりイジメられたりもし、就職しても外見差別は続きました。仕事を辞めて海外に行った時、少なくとも外見では差別されなかったことから海外生活に憧れを抱くようになり、別の国に1年留学
「インド人の性格にはびっくり!旅先で驚いたインド人の10の言動」という記事でも紹介したように、インド人の国民性は日本人の真逆にあると言えるほど、価値観や考え方が日本人の感覚とはかけ離れているうように感じた。「インド人、嘘つかない」とはよく言ったものだが、実際は嘘つきまくりのインド人。とにかくしゃべりたくて仕方がないようで、次から次へとあることないこと言いたい放題だ。 なかでも筆者が驚いたのは、インド人の「臆しなさ」である。インドの旅ではインド人との会話は全て英語だったのだが、インド人は英語がわからなくてもとにかく話し続ける。会話できるほどの英語のレベルがないおっさんも、怒涛のごとく話すのだ。 しっかり相手の言うことを理解しようと思って聞いてみると、“them”と言うべきところを“he”と言うので意味が取れなかったり、”not”を入れて否定するべきところで使わなかったりするので、話の辻褄が合
先日、仏新聞フィガロの「フランス語はどのように世界を旅しているのか(Comment les mots français voyagent dans le monde)」という記事で、このような一節を見つけた。 L’usage du français dans les pays asiatiques peut surprendre. La sonorité française compte-t-elle davantage que la signification? Les Asiatiques éliminent les sonorités imprononçables pour eux et affectionnent le <é>. À leurs yeux, tout ce qui <fait français> est chic. Peu importe le reste. Il
過激派テロなど、何かと物騒な事件を聞くことが多い昨今。世界の治安情勢はどうなっているのでしょうか。そこで今回は、メキシコ市民議会が注意喚起のために発表した「世界で最も危険な都市ランキング」をご紹介します。(紛争、戦争地域での殺人事件件数の統計は取れないため、紛争地域を除外して調査) ラテンアメリカの人口は世界の8%に過ぎないにも関わらず、世界の殺人事件の3分の1がラテンアメリカで発生していると言われています。これらの都市での治安の悪さの裏には麻薬がらみ、ギャングの抗争、政治的不安定、役人の汚職、貧困などの問題が根底にあるようです。 サン・ルイス(ブラジル)ブラジル第16位の都市、サンルイスで2014年に発生した殺人事件は908件。人口10万人当たりの殺人事件発生率は64.71である。世界遺産の旧市街地や街を囲む美しい海などが魅力的なサンルイスは観光客も多い街であるが、殺人事件や暴力事件、ギ
フランスのテロ事件から幕を開けた2015年。イスラム国による日本人ジャーナリストの人質など、何かと物騒なニュースを耳にする近頃は海外旅行を避ける人も多いようです。旅行は安全第一。海外でも治安の良さを重視して、海外旅行先を選ぶという人が増えています。 そんななか、イギリスの新聞「エコノミスト」が治安の良い国&都市ランキングの最新版(2015年度版)を発表しました。エコノミストインテリジェンスユニットが世界の50主要都市を4つのカテゴリ(デジタルセキュリティ度、医療保障度、インフラストラクチャーの安全度、個人の安全度)を元に分析。その結果、世界で最も安全な都市は日本の○○が選ばれました。 【治安分析の4要素】 デジタルセキュリティー — 各都市のサイバーセキュリティーの質を元に算定。個人情報盗難の頻度など。医療保障度 — 各都市住民の平均寿命、住民一人当たりの病院ベット数。インフラストラクチャ
日本人は「他人の目が気になる」とよく言われますが、日本に来た外国人も日本で生活していくうちに他人の目が気になるようになるそうです。日本人男性と結婚した日本在住のアメリカ人女性、グレイスさんも最近少し自意識過剰になったと語っています。 日本で生活していると、毎日自分が外国人であることを思い出します。お店の店員さんは値段を英語で教えようとしますし、一人で電車に乗っていると、見ず知らずの人に”どこの国の方ですか?”と聞かれることもあります。レストランやショッピングの時も、日本語で話しかけているのに英語で返される始末。やはり私はどこにいっても外国人ということで、目立ってしまうようです。目立つから余計に自意識過剰になり、他人の目を気にするようになるんです。 日本人とは違った意味で「他人の目が気になる」というグレイスさんですが、それには理由があると言います。そこで今回は、外国人ブロガーグレイスさんが語
グローバル化が進む現代、わが子を英語も話せるバイリンガルに育てたいと思っている親御さんもいるでしょう。しかし、日本の普通の学校に通いながら、年一回の海外旅行をする程度ではなかなか子どもをバイリンガルに育てるのは難しいです。 広島県のインターナショナルスクールで英語講師をしていたアダム ベックさんも、日本で英語力を育てるのは難しいと語っています。日本人妻との間に息子と娘がいる彼もまた、日本でバイリンガル子育てに奮闘するパパの一人です。 彼は自身のブログで、日々のバイリンガル教育に関する学びや発見などをもとに、「日本にいながら子どもをバイリンガルに育てる方法」を16紹介しています。そこで今回は、元英会話講師で日本在住外国人パパであるアダムさん流バイリンガル教育のコツをご紹介します。 1. 早くから始める子どもが生まれたときから熱心に言葉を教えれば、子どもが日本語と英語をバランスよく理解する可能
「言語が変われば周りの世界も違って見える」という面白い記事を見つけた。記事によれば、まったく同じ出来事を目撃しても、その捉え方は各々が使う言語によって異なるらしい。 フランス語と日本語のバイリンガルである滝川クリステルさんも、話す言語によって性格も変わるようだと言っていたように、使う言語によって自分の人格が変わっているように感じる人は多い。そして実験の結果は、この感覚が正しいということを裏付けているようだ。 筆者は第2言語の英語と第3言語のフランス語を話すが、どちらも母国語レベルではないのでトリリンガルではない。しかし、何となくこの感覚がわかる気がする。使う言語によって話しているときの気分は確実に変わるし、それがまるで自分の性格まで変わってしまったかのように錯覚することもある。 そこで筆者が感じる、それぞれの言語を話している時の”気分”やイメージを書き出してみた。 【英語】 自信家、自慢げ
海外で生活していても、人と目が合ったら思わずお辞儀したり、うんうんとうなずきながら話を聞くなどの習慣から身についた日本人っぽい行動というのは、なかなか抜けないものです。しかし、逆に「海外生活を始めたらピタッとやらなくなったこと」というのもあります。 そこで今回は海外生活7年目の筆者が今振り返ってみて思う「海外生活を始めて、気がついたらしなくなった日本人っぽい行動」を10ご紹介します。海外在住者の方、あてはまるものはありますか? カメラの前でピースサイン日本人はカメラを向けられたら自然とピースサインをしますが、海外ではあまりしません。筆者も海外生活を始めたばかりの頃は当たり前のようにピースをしていましたが、ポーズを決めているのは自分だけだということに気がついて、気がついたらピースはしなくなりました。 「どなたですか?」と聞かないで、玄関のドアを開ける日本ではドラマなどでもピンポーンとベルを鳴
世界で最も観光客の多い国フランスは、美食の国としても有名。本場のおいしいフランス料理を味わうために、世界中からグルメな観光客がやってきます。世界の美食家たちの舌を唸らせるフランス料理のシェフとは、どんな人たちなのでしょうか。 そこで今回は、「フランスで最も有名なシェフ・料理人ランキング」をご紹介します。このランキングは、レストランの売り上げ額を基準にし、売上額は1ユーロ130円で計算しました。死ぬ前に一度は、この10人のシェフの料理を食べてみたいものですね。 アラン・デュカス 売上総額 1億2000万ユーロ (約156億円)レストラン店舗数 27店舗星の数(総数) 19星フランス料理界の最大の巨匠といえば、やはりアラン・デュカス。売り上げ、店舗数が他のシェフとは桁違いです。史上最年少で3つ星を獲得したモナコ国籍のシェフで、東京にも青山に「BENOIT(ブノワ)」、銀座に「ベージュ ア
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