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パリ五輪
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この5年間で日本の人口は約95万人減った。安倍政権が「一億総活躍社会」の具体的目標に掲げる「希望出生率一・八」に向けて少子化対策の一環として、祖父母から孫までの「三世代同居」に対応する住宅の新築・改修費に国が補助金を出す新制度が検討されている。 内閣府は毎年移民20万人を受け入れるという人口穴埋め策も考えられたが、実際にデータ上の人数を増やしたところで長期的に見て本当に人口減少にストップがかかるとは言い切れないのではないだろうか。そこで今回は、「移民を受け入れることによって日本の少子化問題は解決できると思いますか?」という質問に寄せられた実際に日本で“移民”として生活している日本在住外国人のコメントを紹介する。 あなたは、少子化対策としての移民の受け入れに賛成ですか? paulinusa FEB. 28, 2016 – 08:13AM JST むしろ逆でしょ。日本人は男も女もみんな外国人と
海外生活も初めのころはホームシックになってしまいますが、海外に慣れてくると、だんだん「日本にはもう住みたくないなぁ」、「こっちでの生活のほうが楽だなぁ」と思うようになってくる人もいるようです。 そこで今回は、筆者の周りにいる海外在住日本人やネットでの意見を参考に、海外生活慣れした人が「もう日本では暮らしたくない」と思う理由を5つ紹介します。海外在住者のみなさん、あなたにはあてはまりますか? 日本での差別が嫌だから海外での生活と言えば、「人種差別されるのでは?」と不安になりますが、日本で暮らしていた頃のほうが差別に苦しんだという人も少なくありません。 「元々、日本の生活に窮屈さを感じていました。子供の頃から外見で差別されたりイジメられたりもし、就職しても外見差別は続きました。仕事を辞めて海外に行った時、少なくとも外見では差別されなかったことから海外生活に憧れを抱くようになり、別の国に1年留学
「インド人の性格にはびっくり!旅先で驚いたインド人の10の言動」という記事でも紹介したように、インド人の国民性は日本人の真逆にあると言えるほど、価値観や考え方が日本人の感覚とはかけ離れているうように感じた。「インド人、嘘つかない」とはよく言ったものだが、実際は嘘つきまくりのインド人。とにかくしゃべりたくて仕方がないようで、次から次へとあることないこと言いたい放題だ。 なかでも筆者が驚いたのは、インド人の「臆しなさ」である。インドの旅ではインド人との会話は全て英語だったのだが、インド人は英語がわからなくてもとにかく話し続ける。会話できるほどの英語のレベルがないおっさんも、怒涛のごとく話すのだ。 しっかり相手の言うことを理解しようと思って聞いてみると、“them”と言うべきところを“he”と言うので意味が取れなかったり、”not”を入れて否定するべきところで使わなかったりするので、話の辻褄が合
先日、仏新聞フィガロの「フランス語はどのように世界を旅しているのか(Comment les mots français voyagent dans le monde)」という記事で、このような一節を見つけた。 L’usage du français dans les pays asiatiques peut surprendre. La sonorité française compte-t-elle davantage que la signification? Les Asiatiques éliminent les sonorités imprononçables pour eux et affectionnent le <é>. À leurs yeux, tout ce qui <fait français> est chic. Peu importe le reste. Il
過激派テロなど、何かと物騒な事件を聞くことが多い昨今。世界の治安情勢はどうなっているのでしょうか。そこで今回は、メキシコ市民議会が注意喚起のために発表した「世界で最も危険な都市ランキング」をご紹介します。(紛争、戦争地域での殺人事件件数の統計は取れないため、紛争地域を除外して調査) ラテンアメリカの人口は世界の8%に過ぎないにも関わらず、世界の殺人事件の3分の1がラテンアメリカで発生していると言われています。これらの都市での治安の悪さの裏には麻薬がらみ、ギャングの抗争、政治的不安定、役人の汚職、貧困などの問題が根底にあるようです。 サン・ルイス(ブラジル)ブラジル第16位の都市、サンルイスで2014年に発生した殺人事件は908件。人口10万人当たりの殺人事件発生率は64.71である。世界遺産の旧市街地や街を囲む美しい海などが魅力的なサンルイスは観光客も多い街であるが、殺人事件や暴力事件、ギ
パリで生活していると、観光客らしき日本人を1日に1回は目にします。小奇麗で清潔感のある日本人観光客のファッションを見ていると、やはりパリ在住の日本人とは身なりが少し違うなぁと感じることが多々あります。 海外在住の日本人に限らず、帰国子女やハーフなど、「海外度数」が高めな日本人には共通して言えることですが、日本でいいとされている日本のおしゃれとは少しずれている人が多いです。それでは実際に、海外在住者はどんなところが日本人のファッション感覚と違っているのでしょうか。 そこで今回は、筆者自身の経験や周りのパリ在住日本人の意見を参考に、「海外生活が長くなると理解できなくなる日本人のおしゃれ」を5つ紹介します。全ての海外在住者が同じような感覚になるというわけではないですが、共感できる部分もあるかと思います。 ヘアカラー 海外にいる日本人が在住者かどうかを見分けるには、髪の毛の色を見るのが一番早くて分
年の東京オリンピックに向けて、世界中からの観光客を迎える準備が着々と進んでいます。しかし、私たちにとっては「お・も・て・な・し」を完璧にしたつもりでも、日本人には気がつかない外国人のニーズというのがあります。 外国人旅行客が日本へ旅行するときに持ってくるものを知ると、そんな海外の人ならではのニーズを発見できるかも…。そこで今回は日本在住外国人のブログJapan It UpとBoutique Japanより、「日本への旅行に持っていくべき9つのもの」を紹介します。 デビットカードと100ドル札カード社会の欧米から来る観光客が日本に来て困ることといえば、お金の管理。海外の旅行サイトでは、「日本は現金社会で、クレジットカードが使えない店も多いので、現金を持っていきましょう。」というアドバイスがされていることが多いです。 旅費全額を現金で持ってくるのは不安という人は、Visa、もしくはMaster
日本の学校いじめが社会問題となって久しい。最近では、陰湿で深刻な日本のいじめ問題が海外にも知られるようになり、欧米にはない日本独特ないじめのやり方が話題になることもある。岩手県の中学2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題も、悪質で陰湿ないじめの全貌が明らかとなりつつある。 もちろん海外の学校にもいじめはある。しかし、日本型いじめとは構造や手段、心理などの点で異なり、日本のいじめが陰湿化する原因のひとつとされているのだ。そこで今回は、東京学芸大学の杉森伸吉准教授による「日本型いじめの研究」を参考に、日本のいじめの特徴と欧米とは異なるところを4点紹介する。 1.日本のいじめは4層構造まず、日本のいじめのでは4種類の人間で構成される。それは、いじめられる人、いじめる人、はやしたてる観衆、無関心な傍観者であるが、この4層構造は欧米ではあまり一般的ではない。 アメリカやドイツでの
いじめ、不登校、学力低下など、日本が抱えている学校教育の問題は深刻である。日本の子どもの学習到達度は世界的に見ても高いが、反面、「受験勉強や部活動が大変そうだ」という外国人の意見も多い。 そこで今回は、日本人ではない外国人が、日本の学校のシステムや子どもたちを取り巻く環境をどう思っているのか探ってみようと思う。日本の教育システムは外国のものと比べて、どのような点が違い、どのように思われているのだろうか。 kaynide JUL. 10, 2015 – 08:28AMJST 「生涯働きすぎ」の人になるための洗脳教育と捉えれば、こんなに完璧なシステムはないと思う。 Tessa JUL. 10, 2015 – 08:30AM JST 小学校は素晴らしいと思う。 Sensato JUL. 10, 2015 – 08:33AM JST 日本の学校に通う私の子どもが、テスト前に猛勉強している姿を見た時
2015年4月、フランスのホテルで人種差別を受けたというニュースが報じられた。 フランスの空港近くのホテルに宿泊し、朝食を摂ろうと立ち寄ったビュッフェで、店員から露骨な人種差別的あつかいを受けたという。そのビュッフェにはほかに客はなく、外の景色を眺めたかったGACKTは入り口付近の席へ。しかし店員が慌てて駆け寄り、奥の席へ移動するよう指示されたという。気に留めず指示に従ったが、その後に入店した白人客が入り口付 近のその席についたのを見つけ、疑問をいだいたGACKT。観察してみると、白人客は入り口付 近へ、そしてアジア人はやはり奥の席へ座るよう指示されていたという。 奥の席が満席になっても、アジア人はほかの席に座ることが許されないという状況にGACKTは「わかるか、これ?ものすごく分かりやすい差別だ よ」。一度店を出て、再度入店してみたが、やはり同じように奥の席へとの指示。そこで「なんでだ?
日本人は「他人の目が気になる」とよく言われますが、日本に来た外国人も日本で生活していくうちに他人の目が気になるようになるそうです。日本人男性と結婚した日本在住のアメリカ人女性、グレイスさんも最近少し自意識過剰になったと語っています。 日本で生活していると、毎日自分が外国人であることを思い出します。お店の店員さんは値段を英語で教えようとしますし、一人で電車に乗っていると、見ず知らずの人に”どこの国の方ですか?”と聞かれることもあります。レストランやショッピングの時も、日本語で話しかけているのに英語で返される始末。やはり私はどこにいっても外国人ということで、目立ってしまうようです。目立つから余計に自意識過剰になり、他人の目を気にするようになるんです。 日本人とは違った意味で「他人の目が気になる」というグレイスさんですが、それには理由があると言います。そこで今回は、外国人ブロガーグレイスさんが語
グローバル化が進む現代、わが子を英語も話せるバイリンガルに育てたいと思っている親御さんもいるでしょう。しかし、日本の普通の学校に通いながら、年一回の海外旅行をする程度ではなかなか子どもをバイリンガルに育てるのは難しいです。 広島県のインターナショナルスクールで英語講師をしていたアダム ベックさんも、日本で英語力を育てるのは難しいと語っています。日本人妻との間に息子と娘がいる彼もまた、日本でバイリンガル子育てに奮闘するパパの一人です。 彼は自身のブログで、日々のバイリンガル教育に関する学びや発見などをもとに、「日本にいながら子どもをバイリンガルに育てる方法」を16紹介しています。そこで今回は、元英会話講師で日本在住外国人パパであるアダムさん流バイリンガル教育のコツをご紹介します。 1. 早くから始める子どもが生まれたときから熱心に言葉を教えれば、子どもが日本語と英語をバランスよく理解する可能
「言語が変われば周りの世界も違って見える」という面白い記事を見つけた。記事によれば、まったく同じ出来事を目撃しても、その捉え方は各々が使う言語によって異なるらしい。 フランス語と日本語のバイリンガルである滝川クリステルさんも、話す言語によって性格も変わるようだと言っていたように、使う言語によって自分の人格が変わっているように感じる人は多い。そして実験の結果は、この感覚が正しいということを裏付けているようだ。 筆者は第2言語の英語と第3言語のフランス語を話すが、どちらも母国語レベルではないのでトリリンガルではない。しかし、何となくこの感覚がわかる気がする。使う言語によって話しているときの気分は確実に変わるし、それがまるで自分の性格まで変わってしまったかのように錯覚することもある。 そこで筆者が感じる、それぞれの言語を話している時の”気分”やイメージを書き出してみた。 【英語】 自信家、自慢げ
海外で生活していても、人と目が合ったら思わずお辞儀したり、うんうんとうなずきながら話を聞くなどの習慣から身についた日本人っぽい行動というのは、なかなか抜けないものです。しかし、逆に「海外生活を始めたらピタッとやらなくなったこと」というのもあります。 そこで今回は海外生活7年目の筆者が今振り返ってみて思う「海外生活を始めて、気がついたらしなくなった日本人っぽい行動」を10ご紹介します。海外在住者の方、あてはまるものはありますか? カメラの前でピースサイン日本人はカメラを向けられたら自然とピースサインをしますが、海外ではあまりしません。筆者も海外生活を始めたばかりの頃は当たり前のようにピースをしていましたが、ポーズを決めているのは自分だけだということに気がついて、気がついたらピースはしなくなりました。 「どなたですか?」と聞かないで、玄関のドアを開ける日本ではドラマなどでもピンポーンとベルを鳴
世界で最も観光客の多い国フランスは、美食の国としても有名。本場のおいしいフランス料理を味わうために、世界中からグルメな観光客がやってきます。世界の美食家たちの舌を唸らせるフランス料理のシェフとは、どんな人たちなのでしょうか。 そこで今回は、「フランスで最も有名なシェフ・料理人ランキング」をご紹介します。このランキングは、レストランの売り上げ額を基準にし、売上額は1ユーロ130円で計算しました。死ぬ前に一度は、この10人のシェフの料理を食べてみたいものですね。 アラン・デュカス 売上総額 1億2000万ユーロ (約156億円)レストラン店舗数 27店舗星の数(総数) 19星フランス料理界の最大の巨匠といえば、やはりアラン・デュカス。売り上げ、店舗数が他のシェフとは桁違いです。史上最年少で3つ星を獲得したモナコ国籍のシェフで、東京にも青山に「BENOIT(ブノワ)」、銀座に「ベージュ ア
日本人は礼儀正しく真面目だと海外でもよく言われますが、これは日本人特有の”責任感”からくるものではないかという意見があります。外国人向け日本情報サイトTofuguのライターである、オースティンさんもその一人。彼が思うに、日本人はルールをきちんと守り、責任感の強い国民だと言います。彼がそう思う根拠は… 日本の道路はとても綺麗。ポイ捨てをする日本人も少ないようである。日本は基本的に治安が良い。夜中の2時を過ぎて夜道を歩いていても、ほとんど問題はない。日本は規律正しい国。2011年の東日本大震災の直後の日本人の秩序の良さは海外でも話題になった。確かにこれらの事実は、日本人は責任感が強いという良い例です。 海外に比べて道端に設置してあるゴミ箱の数は少ないのに、ごみが落ちていないのは、私たち日本人がゴミを家まで(もしくはコンビニのゴミ箱まで)持ち帰っているという証拠です。公共の場を汚さないようにする
日本人の結婚の30組に1組が国際結婚 NHKの朝ドラ「マッサン」は国際結婚した日本人男性の物語を題材としたドラマでした。放送開始以来、高視聴率を維持し、日本人男性と外国人女性との結婚にますます注目が集まっています。 2013年の日本人の国際結婚では、「夫日本・妻外国」が1万5442人で、日本人男性がアジア人の女性と結婚するケースが圧倒的に多いです。外国人妻で最も多かったのが中国人の6253人(全体の40.4%)。2位がフィリピン人の3118人(同20.1%)、3位が韓国・朝鮮人(在日韓国人・朝鮮人を含む)の2734人(同17.7%)、4位がタイ人の981人(同6.3%)、5位がブラジル人の212人(同1.3%)の順。日本人男性が米国人と英国人の女性と結婚した件数は184組と38組しかいませんでした。(参照:nippon.com) 日本人男性×欧米人女性という組み合わせは比較的少ないですが、
日本で一番多い苗字は、1位が「佐藤」さんで、2位が「鈴木」さん、3位が「高橋」さんです。それでは、ヨーロッパの国ではどのような苗字(名字)が多いのでしょうか。そこで今回は、ヨーロッパの国ごとに多い名前とその意味をアルファベット順にご紹介します。 オーストリア…「グルーバー」さん ドイツの南方、中部ヨーロッパの内陸に位置するオーストリアは音楽を中心に文化大国としての歴史も有する国です。オーストリア人のなかで最も多い苗字は、Gruber(グルーバー)。炭坑夫という意味で、全人口の0.3991%です。2位はHuber、3位はBauer。 ベルギー…「ペータース」さんEUの首都であるブリュッセルがあるベルギーは日本の九州とほぼ同等の経済規模の国であり、チョコレート、ベルギーワッフル、ビールなどで有名です。ベルギー人のなかで最も多い苗字は、Peeters(ペータース)。元はオランダの名字 Peter
世界には様々な鉄道がありますが、「こんなところも通っているの?」と驚いてしまうようなびっくり電車もあります。そこで今回は、海外のサイトを参考に、世界の珍しいところを走る電車を5つご紹介します。あなたはどの電車に乗ってみたいですか? メークロン線の線路上市場(タイ) バンコクからミニバスで1時間弱、サットンソクラーム県の観光名物といえば、線路上市場でしょう。テレビやネットでも度々取り上げられているため、最近ではすっかり有名になったこの市場。実際に見てみると、画面や写真上で見るよりもはるかに迫力があるといわれています。 電車が来るたびに、日よけテントを折りたたむユニークな市場です。人も多く、混雑していますが、現地の人たちは手馴れた様子で次々とテントを畳んでいきます。目の前ギリギリで、割と速いスピードで通過していく電車には圧巻です。 飛行機の滑走路と交差する電車(ニュージーランド) ニュージーラ
「外国人の少ない日本は、人種差別が存在する」 ウィキペディアの「外国人嫌悪」ページには、このような記述がある。 日本は、人口の98.5%を日本人が占めるため、しばしば「国民の大部分が日本民族により構成される単一民族国家である」と主張される。また、外国人居住者の多くは地理的距離が日本に近く、肌の色がほぼ同じで同系のモンゴロイドたる朝鮮人、中国人などである。このような社会的均一性が、日本における外国人恐怖症の背景となる。 実際に日本に住んでいる外国人は、差別を受けたことがあると感じているのだろうか。また、どのような時にそう思うのだろか。そこで今回は、日本好き外国人が集まるサイトJapanTodayより、「日本に住む外国人が人種差別を受けたと感じたエピソード」を紹介する。あなたは、これらの外国人の意見をどう思いますか。 sensei258 MAR. 01, 2015 – 07:42AM JST
日本の常識は世界の非常識。日本では当たり前になっていることでも、外国人からしたら奇妙なことはたくさんあるようです。例えば、日本人の麺類の食べ方。ラーメンやうどん、蕎麦を食べる時にズルズルと音を立てて食べる人が多いですが、海外ではマナー違反です。しかし面白いことに、麺類をすすって食べる習慣がなかった外国人は、いざ啜ってみようとしても実際には“できない”ことも多いとか。そこで今回は日本で「麺すすり体験」をしてみた外国人たちのコメントをご紹介します。 ● うどんとか、そうめんを頑張ってすすろうとするんだけど、全然うまくできません。日本人の旦那にどうやったらうまく麺がすすれるのか教えてもらったけど、それでもやっぱりできないので、もうあきらめました。 (ニュージーランド人女性、関西在住) ● 麺啜るのっておもしろい! (青森在住アメリカ人男性) ● 麺すすりはナイスよ!最初は簡単ではないけど、今では
フランスで地下鉄に乗車しようとした黒人の男性が、人種差別主義者を自称するサッカーファンから繰り返し乗車を妨害されるという事件があり、波紋を呼んでいる。「俺らは人種差別主義者。それの何が悪いんだ!」と繰り返し叫ぶチェルシーサポーターの動画を見て、悲しい気持ちになったのは筆者だけではないだろう。 今回の騒ぎを起こしたのはイギリス人たちであり、フランス人からすれば”いい迷惑”な事件であるが、フランス人に人種差別意識がないかといえば嘘になる。 白人、黒人、アラブ人、インド人、アジア人など、他民族が暮らすパリ。パリの地下鉄のなかは当然、毎日様々な人種や宗教の人たちが一緒に乗る”他民族コンテナ”と化する。 そんなパリで暮らす日本人在住者は、「フランス人は人種差別的な人が多い」と言う。 フランスで人種差別を一番受けるのは、アラブ人たち。先月のシャルリーエブド事件の影響もあって、特にイスラム教徒のアラブ人
国際化、グローバリゼーションの進展に伴い、国際結婚は増加している。国際結婚には、日本人女性が外国人を夫にする場合と、日本人男性が外国人を妻にする場合とがあるが、後者の急増が目立っている。現在、日本人男性と外国人女性の婚姻件数は日本人女性と外国人男性の婚姻件数よりも3倍程度も多い。日本人男性の国際結婚の内訳は… 日本人男性と外国人妻の場合(1万7198組)―― 第1位 中国人41.7% / 第2位 フィリピン人20.5% / 第3位 韓国・朝鮮人(在日韓国人・朝鮮人を含む)17.5% / 第4位 タイ人6.3%…アメリカ人1.1% 日本人の男性は、日本人の女性に比べて中国人と結婚するケースが多い。また、東南アジア出身者、特にフィリピン人、タイ人と結婚することも多い。しかしながら、アメリカ人女性と結婚する男性は全体の1.1%とかなり少ない。 「数が少ないがゆえに、”日本人男性x欧米人女性”のカ
先週は緊張に包まれた1週間だった。クリスマス気分が抜けない冬休み明けのビジネスマンや学生たちも、一気に休みボケが吹っ飛ぶ出来事だった。事件のあった先週の水曜日からパリは至る所に警察が配置され、ショッピングセンターやデパートの出入り口ではガードマンが手荷物の検査を行うなど、厳戒態勢が布かれた。 (ちなみにシャルリー・エブド新聞社が襲撃された1月7日は1月の第一週水曜日でフランスでは冬のバーゲン”ソルド”初日。例年この時期は多くの買い物客や観光客でパリ中が賑わうのだが、今年のソルドはどこのデパートも割と閑散としていた。) 人々の警戒心が最高点に達しているような物々しい雰囲気は穏やかではなく、先週一週間は常に何となく不安な気持ちで過ごした人が大半だと思う。 そのせいもあって、周りのフランス人や在仏日本人との会話もテロリストの話で持ちきりだった。反テロ運動のスローガンである「Je suis Cha
以前書いた記事「日本でモテない白人女性」では日本人男性の恋愛傾向や結婚観に関して、様々なコメントが寄せられた。確かに、欧米人女性にとって日本で日本人男性と恋愛するというのは難しいようだ。日本で”国際カップル”といえば、大抵が”日本人女×外国人男”という組み合わせで、その逆はあまりない。 その理由として、「日本と欧米では”男女の社会的な役割”が違うこと」や「欧米人女性に対する偏見」などが挙げられるが、実際に日本人男性と幸せな結婚生活を送っている欧米人女性もいる。峯田グレイスさんもそんな外国人妻の一人だ。 海外移住は甘いものではありません。日本は素晴らしい国だし、きれいで大好きな国だけど、日本のサラリーマンの外国人妻としての人生は時に寂しいものです…。 グレイスさんはご主人のリョウスケさんと米国ペンシルバニア州で出会った。共通の友人を通して知り合い、恋愛に発展した。出会った翌年に、今度はグレイ
よく日本人は何を考えているかわかりにくいと外国人に言われる。喜怒哀楽をそのままストレートに表現する欧米人に比べると、確かに日本人の感情表現というのは複雑でわかりにくい。なかでも、外国人にとって一番厄介な日本人の表情は”笑顔”ではないだろうか。外国人のなかには「日本人はあまり笑わない」という人もいるが、筆者はむしろ日本人ほど笑顔の多い国民は他にいないと思う。 反対に、豪快に笑う欧米人は案外笑顔の頻度は少ない。必要以上に笑わない欧米社会に影響されると、本来笑顔が多いはずの日本人も海外生活が長くなるにつれ、だんだん笑顔がなくなってくる。筆者も海外生活5年目だが、日本にいた頃に比べて社交辞令的な笑顔が減ったように思う。 Laugh(ラフ)が少なく、Smile(スマイル)の多い日本人そもそも、”笑顔”とは何だろうか。”笑顔”は大きく分けて2種類ある。 ・ Laugh(ラフ)…面白いジョークを聞いたと
日本人は世界の人に「とても礼儀正しい国民」だと思われている。先日、様々な国の人が集まるパリのフランス語学校で、”礼儀正しさ”が話題になった時も、トルコ人、エジプト人、ポーランド人、ウクライナ人、ロシア人から「日本人は本当に礼儀正しい」と褒められた。 確かに、日本人は礼儀正しい国民だ。東日本大震災後の日本人の秩序ある行動は世界でも話題になったし、日本人は欧米人に比べて”マナーを守る”ことに対して厳しい国民のように思う。 “礼儀”に関するルールも敬語の使い方やお辞儀の仕方など、他の国に比べて多く、複雑である。例えばフランス語で”あなた”と言うとき、相手が目上の場合は”vous(ヴ)”、対等な関係なら”tu(チュ)”というように主語を変えるというルールがあるが、それでも謙譲語、丁寧語、尊敬語をうまく使い分ける敬語と比べたら、とてもシンプルでわかりやすい。敬語と一口に言っても、語尾に「ですます」を
これからフランス旅行をするのでフランスについていろいろ知りたい!という方、どこから情報収集していますか?トリップアドバイザーや4トラベル、地球の歩き方などの旅行者向けのサイトなどは非常に役立ちますが、現地の人しか知らないようなお得な情報はあまりないのが少し残念なところです。 そこで今回は、在仏6年目の筆者がおすすめする「フランス旅行で知っておくと便利なサイト」を5つご紹介します。旅行者にはあまり知られていない、フランス人が日常的に使っている便利なサイトを集めてみました。これら便利サイトを参考に、お得で楽しいフランス旅行を楽しんで下さい。 ※ これらサイトは全てフランス語表記です。自動翻訳機能や電子辞書で調べてお得な情報をゲットしてください。 ラ フォシェット (La Fourchette) www.lafourchette.com フランス旅行の楽しみの一つといえば、グルメではないでしょう
みなさん、ヌテラ(nutella)って知っていますか?ヌテラとはヘーゼルナッツペーストをベースに砂糖、ココアなどの材料を混ぜ合わせた、チョコレート風味の甘いスプレッドです。一度食べたらくせになるヌテラは世界中にファンが多く、特にヨーロッパでは欧州文化として根強い商品として有名です。欧州の家庭ではキッチン棚のなかに1本は常備しているという大人気商品。日本ではあまり馴染みのないヌテラですが、ヨーロッパにはヌテラクレープやヌテラワッフル、ヌテラフレーバーのアイスクリームなど、ヌテラの関連商品がたくさんあります。 筆者はフランスに住み始めて6年目ですが、今ではすっかりヌテラ信者です。パンにもクレープにもパンケーキにもたっぷりとヌテラを塗って食べるのがやめられません(カロリーが気になるところですが…)。そこで今回は、日本では馴染みのないヌテラの知られざる真実を7つご紹介します。食べたことがない方も、
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