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坂倉準三建築・旧上野市庁舎がホテル〈泊船〉として2025年夏開業予定 MARU。architectureが図書館一体型スモールブティックホテルへの改修設計を担当 日本の近代・モダニズム建築を代表する建築家の1人、坂倉準三(1901-1969)が設計した三重県伊賀市旧庁舎(1964年竣工時名称は上野市庁舎)の旧南庁舎が、ホテルなどの新たな機能を付加して再生されます。 建物の改修設計を、建築家の高野洋平と森田祥子の両氏が率いる設計事務所、MARU。architecture(マル・アーキテクチャ)が担当しています(改修後の内外観イメージ画像 ©︎ MARU。architecture)。 「旧上野市庁舎」再生計画 概要 坂倉が設計した旧上野市庁舎は、1964年(昭和39)12月、当時の上野市(2004年より伊賀市)の庁舎としてオープン。敷地は、天正年間は戦国大名の筒井氏が拠点とし、その後の慶長年間
(以下、隈研吾建築都市設計事務所から提供されたプレスキットのテキストの抄訳) 紅海に浮かぶウンマハト・アルシャイフ島に、土地のユニークな特徴に深く根ざしつつ砂と海に融け合うようなヴィラ群をデザインした。 ビーチヴィラは自然の砂丘を反映した緩やかなカーブを描く屋根をもつ、低く水平に配置されている。このデザインは、ゲストのプライバシーを確保するだけでなく、島の地形と調和し、砂の侵入を最小限に抑え、自然な形を保つ。地面の上に建つ建物の配置は、海岸線の自然の輪郭と幾何学的な形状に沿っており、砂丘の風景と調和するように有機的な曲線を取り入れている。
「みんなの建築大賞2024」結果発表 大賞はVUILDの〈学ぶ、学び舎〉、推薦委員会ベスト1は伊藤博之氏の〈天神町place〉に (Please see below for the English version) みんなの建築大賞推薦委員会(委員⻑:五十嵐太郎)は2月15日、文化庁協力のもとで実施した「みんなの建築大賞2024」の大賞を〈学ぶ、学び舎〉(設計:VUILD)に、推薦委員会ベスト1を〈天神町place〉(設計:伊藤博之建築設計事務所)にそれぞれ授与することを発表しました。 大賞はX(旧Twitter)上での一般投票で最も多く「♡(いいね)」を獲得したもの、推薦委員会ベスト1は、「この建築がすごいベスト10」を選定する推薦委員会の場で最も評価の高かったものに与えられます。 なお、X上での一般投票の獲得票数トップ3は、上位から順に〈学ぶ、学び舎〉、〈天神町place〉、〈花重リノ
Street view from Fuzhou Road and Fujian Road © CreatAR Images 〈上海ブックシティ(Shanghai Book City)〉のリノベーションは、インターネットの影響により衰退していた中国初の総合複合書店を、文化活動も行えるプラットフォームを有した複合文化施設へと改装したプロジェクトです。 1階に計画された外部とつながる文化活動のためのプラットフォーム「本の山」や、上階に挿入された都市的な機能を有した3つのアトリウムなど、書店全体を本の街として、上海の ウートピア・ラボ(Wutopia Lab)が設計しました。 インパクトだけじゃない!さまざまな意味を持つ中国のアイコニックな5つの建築 OFFICE COASTLINE 松下晃士氏に聞く「建築を通して見る中国・上海」 (以下、Wutopia Labから提供されたプレスキットのテキスト
石上純也建築設計事務所が設計した〈水の美術館〉がオープンしました。中国山東省日照市に位置する人工湖を横断する、湖と同じ1kmほどの長さをほこります。湖の水面に触れるように静かに伸びつつ緩やかにうねる屋根による、長大でありながらも優しい自然のような建築となっています。 同時に建築の内側に湖の水を引き込むことで、建築の内側に湖から連続する水面という新たな自然と、まるで湖面を滑るかのように延びる新たな陸地を生み出します。 石上純也氏が設計する洞窟のようなレストラン・House & Restaurant〈maison owl〉が今夏開業を発表 石上純也氏設計による〈KAIT広場〉が神奈川工科大学に竣工
あるある提供者:FD illustration:古渡 大 【設計事務所あるあるシリーズ】とは? 設計事務所で働く方々、もしくは働いた経験のある方々より寄せられた「設計事務所のあるある」を、建築系イラスト作家の古渡大さんがイラスト化した4コマ漫画シリーズです。TECTUREの公式Twitterアカウントにて、毎週金曜日11:30に最新の設計事務所あるあるを投稿しています。 作家 プロフィール 古渡 大(ふるわたり・だい) 1994年生まれ。2019-2021年tecture勤務。2022年に鉄工ブランド「十てつ」設立。鉄工家具・照明・雑貨などの製造・販売や、特注で金物や家具も制作。tecture在籍時より建築業界向けのイラスト作家としても活動。 Twitterアカウント @totetsu_iron あなたの「あるある」が4コマに? ハッシュタグ「#設計事務所あるある」をつけてTwitter投
「本のある風景 —公共図書館のこれから—」9/22よりギャラリー エー クワッドにて開催 その時代性から今後の図書館のあり方を読み解く展覧会、トークショーも併催 東京・竹中工務店東京本店1Fのギャラリー エー クワッドにて、企画展「本のある風景 —公共図書館のこれから—」が9月22日(金)より開催されます。 インターネットが普及し、情報化が加速度的に進む社会の中で、本をめぐる環境も次第に変容してきたと言えます。例えば、前川國男建築設計事務所在籍時に鬼頭 梓(1926-2008年)が担当し、終戦から10年と経っていない1954年に、音楽堂を併設して設計された〈神奈川県立図書館〉の開館当時と、情報とモノにあふれた現代社会とでは、図書館に対する人々の要求はさまざまな場面で異なります。近年において、全国の自治体が公募している図書館あるいは図書館併設施設のプロポーザル(設計競技)の与件をみてもそれは
中国の北京林業大学の敷地内に建つ、デジタルアプローチと職人技を融合させた〈Swirling Cloud〉
2023年3月19日初掲、5月14日会場写真追加、5月23日トークイベント情報追記 京都工芸繊維大学美術工芸資料館にて、日本近代建築と思想を読み解く2つの企画展が開催されます。会期はともに2023年3月22日から6月10日まで。 建築家・鬼頭 梓(1926-2008年)は東京・吉祥寺に生まれ、青年期を戦時下に送る。敗戦後の1946年に東京帝国大学(のちの東京大学)第一工学部建築学科に入学。1950年の卒業後は、前川國男(1905-1986年)が率いる前川國男建築設計事務所に入所。前川のもとでは、〈神奈川県立図書館・音楽堂〉(1954年)、〈世田谷区民会館・区庁舎〉(1959・1960年)などを担当した。 前川國男建築設計事務所設計〈神奈川県立図書館・音楽堂〉1954年竣工(2022年9月『TECTURE MAG』編集部撮影)※隣接地に〈神奈川県立図書館〉が2022年9月に新築・オープン。図
以下、NEOMのリリース(英文)です。 HRH Crown Prince Mohammed bin Salman announces designs for THE LINE, the city of the future in NEOM Jeddah, Kingdom of Saudi Arabia, July 25, 2022 – His Royal Highness Mohammed bin Salman, Crown Prince and Chairman of the NEOM Board of Directors, today announced the designs of THE LINE, a civilizational revolution that puts humans first, providing an unprecedented urban living
坂茂建築設計が設計したカフェとレストランが、芝浦工業大学の豊洲キャンパス内にオープンした。同大学の新たな本部棟の1階に配置され、「キャンパスとまちをつなぐ」というコンセプトのもと、両店ともに誰でも自由に利用できる、まちに対して開かれたデザインとなっている。 芝浦工業大学の豊洲キャンパスに、建築家の坂 茂氏(坂茂建築設計)が設計したカフェ〈SIT Global Caffe empowered by Segafredo〉とレストラン〈銀座シシリア豊洲店〉が9月21日にオープンしました。 立地は、芝浦工業大学創立100周年記念事業の一環として、設計監修を堀越英嗣氏(同大学名誉教授)、日建設計が設計して建設され、今年4月に竣工している、新たな本部棟(Centennial Main Building)の1階。 「キャンパスとまちをつなぐ」という本部棟の設計コンセプトのもと、坂氏が設計したカフェとレス
イトーキが考える“みんなの家具” 成瀬・猪熊建築設計事務所がデザイン監修、シンプルでタフな「common furniture(コモンファニチャー)」発売 イトーキから、新しい家具シリーズ「common furniture(コモンファニチャー)」が7月1日に発売されました。 工場用什器をオフィス空間に調和するよう再編集した家具シリーズで、プロダクトのデザイン監修を、建築家の成瀬友梨氏と猪熊 純氏が務めています。 成瀬・猪熊建築設計事務所プロフィール 建築家の成瀬友梨と猪熊 純により、2007年に設立。「シェアする場を作ること」をコンセプトに、建築の企画・設計を通して「そこにどんな営みを作り出すか」を追求している。 代表作に〈LT城西〉、〈FabCafe Tokyo〉、〈31VENTURES KOIL〉、〈豊島八百万ラボ〉、〈9hnine hoursなんば駅〉などがある。2019年には韓国ソウ
個人向け3DP住宅の共同開発計画をセレンディクスが発表 監修は田中浩也教授率いる慶應大 環デザイン&デジタルマニュファクチャリング創造センター 3Dプリンタ住宅メーカーのセレンディクス(兵庫県西宮市)は、慶應義塾大学KGRI環デザイン&デジタルマニュファクチャリング創造センター[*1,2](代表:慶應義塾大学環境情報学部教授 田中浩也)が研究・設計、監修に参画する、一般向けの3Dプリンタ住宅「フジツボ モデル」の開発プロジェクトを発表しました。 「3Dプリンターに最も最適な住宅開発」を共同で行い、2022年秋にプロトタイプの完成を目指しています。 *1.KGRI: Keio University Global Research Institute) *2.慶應義塾大学環デザイン&デジタルマニュファクチャリング創造センター:2022年4月に同大学SFC研究所ソーシャル・ファブリケーション・ラ
佐藤:その風潮は、日本だけでなく海外でもそうなの? 谷尻:海外の建築家は、設計事務所と一緒に不動産会社を運営していたりします。ビジネスとのバランスをとっている事務所も、けっこうあるんですよ。そこは、もう少し変えないとなと思って。そうしないと、若い人たちが設計事務所に入って来ませんよ。 佐藤:そうかもしれないね。ちゃんと儲かるというと直接的だけれど、売上や利益が生まれていかないほうが不自然な状況といえるかもしれないね。 谷尻:ホント、そう思います。 佐藤:逆に、赤字で経営が困難になってしまうような状態ということは、どこかに改善の余地があるということ。社会のニーズに適していないとか、非効率であるとか。適正な利益が生まれる状態であるほうが、事業として正しいということでしょうね。 谷尻:依頼されるプロジェクトでも、事業については意識します。「空間をつくってください」と誰かにお願いされても、「その他
プレゼンテーションはプロジェクトの起点となり、実現の可否を左右する。 プレゼンで相手の心を動かし、プロジェクトをドライブさせるには。 アイデアを効果的に伝えるために、実践できることは何か。 『TECTURE MAG』では、建築家が準備したプレゼンの資料を公開する特集を「著名建築家のプレゼン手法公開」としてシリーズ化。 資料作成のポイントやツールから、プレゼン時の心構えに至るまで解説していただく。 特集の初回は、住宅から商業空間、ランドスケープ、プロダクトなど、国内外で幅広い分野のプロジェクトを多数手がけるSUPPOSE DESIGN OFFICE。 共同代表の谷尻 誠氏に、プレゼンのテクニックをあますところなく語っていただいた。 Photographs: toha SUPPOSE DESIGN OFFICE流プレゼン7カ条 ・考え方から提案する ・“絶対にいい”という1案をぶつける ・プレ
The 100-year history of Japanese tiles, traced through time. 時代で追う、日本のタイル100年の歴史。 100年の間に、 建築とタイルは どう変遷してきたのか。 How have architecture and tiles changed over the past 100 years?
2020年12月22日初掲 *2021年1月6日画像差替+外観を追加(Photographs : JUNYA.ISHIGAMI+ASSOCIATE) 1963年(昭和38)に今に続く神奈川県厚木市の地で、幾徳工業高等専門学校としてスタートした神奈川工科大学(Kanagawa Institute of Technology: KAIT)。1988(昭和63)4月より現在の名称に改称、現在に至ります。 2013年より継続している創立50周年事業の一環として、学内に建設された多目的広場〈KAIT広場〉がこのほど竣工を迎え、2020年12月15日に関係者が出席して竣工式も開催されました(同大学2020年12月15日ニュース)。
CULTURE スノヘッタによる 機能と伝統が融合する木造建築 ノルウェーの高原に設計された、学校と劇場が一体となった文化・教育拠点〈Čoarvemátta〉
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