サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
買ってよかったもの
manaasami.hatenablog.com
やっと週末になりました。脳みそ内の余力が足りなくなっているのか、今月は6年前に亡くなった義母の誕生日を忘れていました。 ◆気持ちだけお祝い たまに忘れるなら仕方ありませんが、昨年の11月もトラブルが続いて、義母の命日を忘れたのです。夫の方は私が言わなければ思い出しもしなかったので、誰にも文句は言われません。でもたて続けでごめんなさい! お花も買っていませんが、空に向かって「おめでとうございます」と声をかけました。亡くなった義父の誕生日は12月なので、そのころには余裕と笑顔で過ごしたいです。 (白いポピーの花言葉は「忘却」「眠り」「疑惑」「推測」など) ◆父の居場所移動 来週、私の父が入院中の病院から、実家の近所の施設へ移れることになりました。ここまで長かったです。1年以上も自宅のある地に戻っていません。今の病院に入る際も「せめて家によって仏壇に線香の1本でもあげたい」と言われましたが、ケア
またしても泣きっ面に飛んでくるハチ🐝に遭遇しました。でも今回の件は自分のせいなので、文句は言わず頑張ります。まだ喘息の咳は出るのですが、お布団で仰向けになっても睡眠はとれるようになりました。 ◆急な依頼 先週の土曜日に内職の差替え依頼がきて、咳に耐えながら録りなおした話を書きました。ところが、なんと昨日の朝にはど~んと大量の差替え依頼あり!(大量でもお給料は出ません。もともとこちらの不手際ですので) まだ声が完全には治っていないよ?咳も出るよ? しかもこれまでこんな依頼はまったく無かったのになぜ!?と嘆く暇もありません。大急ぎでチャット連絡し「今夜中に納品します!」 ◆薄給に甘んじる 2か月前にクラウドワークスで見つけた内職は、非常に単価が安いです。私は内職初心者ですので、勉強させてもらうつもりで甘んじます。品質の高い納品を続けてクライアントとの信頼関係ができたら、単価アップを交渉しよう
このところ私が問題のただ中にある愚痴を書いておりますが。この度はおまけがいっぱいつきました。 ◆私の喘息悪化 ストレスのせいもありますが、問題に気を取られすぎて薬の吸入を忘れることが増えました。さらに、火曜日の大雨に少々ぬれて寒い思いをしました。すると、久しぶりに出たのです、ゲホッ💨・・・ゲッホゲホ・・・ゼイゼイと喘息の症状が。木曜日まで「のどぬーるスプレー」を持参して会社に行き、なんとか仕事をしました。症状は咳だけで熱もありませんし、風邪やインフルではありません。 ◆肺年齢90代に 金曜日は休みをとってかかりつけの呼吸器内科へ行きました。検査をしましょうと言われましたが、検査中にも咳き込んでしまう状態。すると普段は実年齢プラス10~15歳くらいだった私の肺年齢が、90歳代にあがっていました! 私の知る限り、血縁には90歳以上まで長生きした人はありません。もう私、寿命ではないですか? 医
このところずっと「絶対に諦めるものか」と思っています。もしかしてこの思いは、私が昔よりは強くなれたと考えていいのかな。 ◆不安の回避 過去、不安の中でなすすべもなく手をこまねいていることが、一番つらかったと思います。だから自分に出来ることを探してひたすら実行します。出来ることが祈ることのみしか無ければ懸命に祈ります。必死に動いている間は不安を追い払えるので、自分の精神を守ることになります。その方が、建設的なことを思いつきやすい気がします。 ◆ことばの力 言霊ということばを思い出します。言葉には魂が宿るという意味でしょうか。聖書には「ことばは神である」と書かれています。いずれにしろ言葉には大きな力があるという意味です。だから否定的なことばをうっかり口にしないよう注意しています。「そんな恰好してると風邪ひくよ」とは言いません。「風邪ひかないように上着着て」と言うようにしています。ですので肯定的
「愛って何だろう?」と題して10年以上前に書いた文章です。昨日の記事に事情を書いたのでよろしければそちらからお読みください。これは学校の記録のため書き直した短縮版で、本番用の原稿はこの2倍ありました。(一般的なDVの解説をほぼカットしました) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆愛を追い求めなさい。(Ⅰコリントの信徒への手紙14章1節) 何年か前に聖書のこの箇所が目に飛び込んできて、思わず「はい!」と返事をしました。愛を追い求めるとは愛されようとすることでなく、愛がどんなものかを知ろうとすることだと思っています。 私と夫は結婚して10年近くの間、ドメスティック・バイオレンス=DVと呼ばれる状態にありました。けれど奇跡的に今はDVとは無縁です。この10年くらいは傷を癒したり関係を作り直したりして結婚20周年になりました。DVのことを話すのに愛をテ
10年以上前のことです。一度だけ、私にとってはすごい経験をさせていただきました。某短大で約500名の全校生徒と教員の方々を前に、DVについて自身の経験や考えをお話したのです。奇跡としか言いようがありません。 ◆奇跡のきっかけ 教育者ではなく何の専門家でもない無名の一般人に、そんな依頼をいただいたことでまずびっくりです。ミッション系の学校だからかも知れません。当時はそこに在籍している友人があり、私の著書を先生に紹介してくれたのがきっかけです。実は友人には「可能なら女性学の先生に渡してほしい」と文庫版を1冊預けていましたが、まさかそう来るとは。ありがたいことです。 ◆テーマを決める 早めに慎重に準備しました。生徒さんは全員若い女性なので、まず「デートDV」を考えました。結婚前のカップル間の暴力のことです。(結婚してないならドメスティックじゃないでしょ、というツッコミは置いておきます) 参考のた
昨日の記事を読んでくださった方に、続報をお届けします。3/31から4/1までに届く予定のマリトッツォが発送されたようです・・・・・すでに昨日、夫と私が食べましたよ。美味しかったですよ。 もしかしてこの部分の更新は、販売店が直接行っているのでしょうか? だとすればアマゾンのせいでなく、販売店の処理が錯綜しているのかな。 見ると「出品者メッセージアシスト」という機能がありました。注文した品をクリックしワンタッチで問い合わせられます。販売店に面倒をかけたくありませんし「すでに届いています」と正直に入力してみた結果が以下です。 は???「大丈夫です、準備は整いました」とは、何が大丈夫なのでしょう。理解できる方がいらしたら教えてくださいませ。これ以上の追求は面倒なのでやめます。 もし、来週再び届いてしまったらどうましょう。夫が食べてしまうかも知れませんけどいいですか?
週が開ければ3月11日、あれから13年ですね。ご家族を亡くした方々の記事を読むたびに切ないです。今年は別途、これまで知らなかったことを知りました。なぜ今まで報道されなかったのか不思議です。 巨大ポンプ車「大キリン」を無償提供 原発事故の危機的状況を救った中国企業 https://news.yahoo.co.jp/articles/e42d9e97f4ec8891828b50d3263903004e96b546?page=1 ◆ニュースの要旨 福島第一原発で最大の危機は核燃料プール。温度が上昇したプールに注水できなければ膨大な量の放射性物質が放出され、東日本が壊滅すると予測。自衛隊がヘリにより上空から注水するがプールにピンポイントに届かず。 その様子をテレビで見ていた中国出身の龍さんは、世界一長いアームを持つコンクリートポンプ車を知っていた。龍さん他、多くの人の善意と機転でそれはすぐ日本に寄
買い物に行く通り道、大きな家が取り壊されて更地になりました。広いなあ。2018年に夫の実家を売却のため更地にした時は「建物が無いとこんなに狭く見えるのか」と驚いたものですが。その4倍くらいありそうな広い土地がぽっかりと空いています。 以前は近所で建物の取り壊しがあっても、それは私にとって単なる街の新陳代謝でした。でも義実家の取り壊しを経験してからは、そこに住んでいた人に想いを馳せます。 ◆近所の広い土地 その土地に家があったころ、庭で猫の親子を見ました。ペルシャの血が入っているかと思われる長毛の子猫が5~6匹。母猫と遊んでいる庭はまるでメルヘンの世界でした。前を通る度に見るのが楽しみでしたが、1ヶ月もしないうちに1匹も見なくなりました。どこかに貰われて行ったのかな。その後あの庭で猫を見ることはないので、預かっていただけかも知れません。 メルヘンに似合うあの洋風な庭もなくなったけれど、家を建
書けません。久しく何も思い浮かばず、ネタを探す気にもなれず。ニュースを見てもまったくピンと来ず。 ブログを始めて1年半近くになりますが、何日も書けないのは初めてです。 毎日目と頭の疲れを感じて早目に休んでいますが、お腹はすくので体調は悪くないでしょう。食事が妙においしいです。市販のルーで作った普通のクリームシチューでもめちゃ美味です。玉ねぎが無くて白菜で代用したら、それもまた美味しくて😋 なぜか甘いものは欲しくありません。ちゃんとした食事を体が欲しています。 せっかく来てくださった皆さま、申し訳ございません。そろそろスランプが終わりますように・・・
昨日は私の実家へ行ってきた。会社で集めた来年のカレンダーを、自転車の荷台からはみ出すほど積んで届ける。風邪が治りかけの母は、手も足も痛くて立ち上がる度に「どっこいしょ」とゆっくりゆっくり。常に元気だった母も、弱ってきたなあ。 ◆石油ストーブとヤカン 「躓くので危ないから」と使うのをやめていた石油ストーブが、父の入院で危険が無くなり復活していた。ふたをあけたヤカンが乗せられ、部屋の加湿をしている。「このヤカンは⚪︎⚪︎家(←夫の実家)のものだよ」「へえ、そう。使ってもらえて良かった」 義実家を取り壊す直前の片付けを、母とその友人に手伝ってもらった。「使えそうなものは全部持っていって」と頼んで、布団や大量のコート類などは工場勤務の人に託した。捨てずに済んだ義実家の物が生きているのはちょっとうれしい。かつて義実家の玄関に飾ってあった鉢植えも、私の母が大きく育ててくれた。 ◆カレンダー 隣に住む外
年末も近いことだし、物を減らしたくて片付け物に着手した。で・・・見つけた。B6サイズの小さなノート。開くと私の文字がびっしり。何だこれ、あれだ。DVの渦中にいるときに書いた「人生の棚卸し」↓ に使ったノート。 あら。仕事の帰りに駅のベンチで書いた割には文字が丁寧。しかも幼児期から時系列に書かれている。(最近になって書いている日記もどきのメモはすっごく雑なのに) これを書いたのは25年くらい前かなあ。文字が小さいし筆圧が弱くて薄いから、老眼の今では読み辛い。なのに全部読んでしまい😓ず~~~~~~ん、と気が重くなった。結婚後のことまで読んだらそうなるのが当たり前、アホ。 でもまだまだ全く途中の状態で終わっていた。あの後はメンタル系の本を読んだり、別の回復方法に着手していたのかな。 このところサバイバーの方が書いた物にいくつか触れて、自分の体験を書くことがおこがましいような気分になったりした。
参考になる言葉をいただけたことだし、自分が出したい本の下書きになる予定の記事を書く。矢川冬さんがおっしゃったのは「正しい許し=自分を許す」ということ。私はまだ「赦す」と「許す」の使い分けの整理がついていないので、あえて平仮名で「ゆるす」と書く。 そうかあ。矢川さん他、多くの被害当事者は自分をゆるせていないと知った。なのに「相手をゆるせ」と言われるのは、論外で滅茶苦茶な話。 何も知らない一般人ならまだしも、支援職の人がそれを言ったら私は怒る💢 自分をゆるせていないと知ってか、それとも関心すら無いのか。いずれにしろプロ失格。 でも実は、某セラピストさんが「ゆるさせるのが目的」発言をしたという気持ちも、少しだけわかる。かつて私は「ゆるすこと」が不変的な正解だと思っていた。だからもしあのころの私が、自分の経験だけを携えて他の人を見ずに資格をとったら、当事者を傷つける支援者になった可能性がある。何
今借りている本を次の土曜日には返却しなければならないので、もう一度読んだ。今度はやや感情をオープンにするかわりに、どっぷり読まないよう斜め読み。(すみません、そんな読み方ばかりで・・・) もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて 作者:矢川 冬 NextPublishing Authors Press Amazon 著者の矢川さんの苦しみを理解できるとは言えないけれど、やはり似た経験をたくさん思い出した。矢川さんは10歳で実父から性虐待をうけ、私は電車通学を始めた12歳から、毎日痴漢にあった。 初めは意味がわからず、戸惑い、羞恥し、自分が汚される感覚になった。誰にも言えず、犯罪者が野放しにされる世の中に怒った・・・ほとんど中年男性だったので「おじさん嫌悪症」になり、高校は女子校で微妙にその感覚を引きずった。 電車以外でも痴漢にあう機会は多かった。なぜだろう。矢川さんは乖離が起きてしまっ
Amazonに本のレビューを載せようとした時のこと。自分が下書きした感想を読み直して、なぜか「違う!」と感じた。そもそも何だか書きにくかった。 なぜだろ。多分、理由はふたつ。ひとつは、あのレビューは購入を考える人に情報を与える目的だということ。つまり感想ではなく書評。 特にサバイバーが書いた本については、私は自分語りの感想しか書けない。11月21日の記事に書いたのは、絶対に書評にはならない私の拙い感想。 ここは私のブログだから、それでも構わない。私の自分語りが入っても誰も文句は言わない。でもAmazonに同じことを載せたら、邪魔だと思う。 もうひとつは説明が難しい。恐らく、私はサバイバーが書いた本は当事者目線で読むのだと思う。それでいてあの本は、自分の感情を守るために心を半分閉じたような状態で読んだ。だから淡々とした感想しか出てこない。 その淡々とした自分に、当事者目線の自分が「違う。著者
先週から続いていたトラブルが一段落はして、少しホッとしています。でも問題が無くなったわけではなく、自分を奮い立たせている最中です。 久しぶりに「生きていくのって大変だなあ」という感覚を思い出しました。そんなこと当たり前だし、よそのブログを少し読むだけでも、大変な中にある人はいくらでもおられますよね。 私はまだまだ死ぬつもりはないし本の続きを出す野望もあるから、生き直すくらいの気持ちでいきます。絶望したり落ち込んでいる場合じゃない。 ところで先週図書館で本を借りたのに、読む余裕がまったくありませんでした。なのにリクエストを出していた本のうちの1冊が届いたと連絡がありました。取り置いてくれるのは一週間だけとのこと。では図書館に行かねば。読んでいない本はもったいないけど一度返却しました。 リクエストした本の1冊はこちら。↓ もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて 作者:矢川 冬 NextP
お盆の時期のせいか、スーパーや繁華街の人通りがやや少なかった。今の私はいつもこんな風に外の様子でお盆を感じる。自分の年中行事としては認識がないし、職場も交代で夏休みをとる仕組みなのでお盆休みはない。 でも子どものころは意識していたなあ。両親に連れられてお墓参りもした気がする。お線香は蚊取り線香の記憶もあって、夏の香りだなと思う。親戚の家に行けば、仏壇にナスとキュウリの馬が飾られていた。 東北出身の母にとって、お盆は大切な時期だったと思う。その時期に帰省すると友人たちも帰省していて、懐かしい人たちに会えるから。「お盆に帰らないとつまらない」とも言っていた。 だから私も母の田舎に行くのは、いつもお盆をはさんだ時期だった。母の出身地のおかげで田舎を満喫できた。何もない山の中だけれど、川でメダカやタニシをとったりトンボを追いかけたりした。 一度だけ、何かのイベントで本物の蒸気機関車に乗ったことがあ
このころのことを思い出したら、介護に疲れ果てて無理心中を図る人の状況が想像できた。ひとりで思い詰めて死を選んでしまったんだなあと。 これは義父が退院して施設に入所した翌週の話。前の話は↓こちら。 入所手続きが片付いたと思ったのに、しばらくは何度も呼ばれてしまう。例えば、夫は「父に異変があっても余計な延命措置をしない」と決めたため、いざという時は施設で看取りをお願いすることになる(結果として病院で亡くなったけれど)。そうすると、事前に施設が提携している医師と面談して一筆書く必要があると言われた。でも夫はずっと体調不良で動けないし、私には「わざわざ行かなくていい」と言い切る。 確かに、施設や病院から言われることを完璧に遂行していたら、私と夫はとっくに自滅していたと思う。いつ動けなくなるかわからない夫が、無理やり動いてどこかでぶっ倒れるか。あるいは私が仕事をやめて介護に専念し、完全に無収入の世帯
1週間くらい前からだろうか。私のブログ表示に不思議なことが起きている。 ログインして自分のブログトップを開いている時、通常は上部のブログのタイトルの左隣に本人が登録したブログアイコンが表示されるはず。 多分これ ↓ が正しい。 今もログインした直後はこの状態になるのだけど。 時間が経って更新したいなあと思って「ブログトップ」をクリックすると・・・・・ ・・・・・こう ↓ なる・・・・・ 何度試しても同じ。 「ダッシュボード」や「記事を書く」をクリックしたときの表示は私のアイコン。 でもトップページに戻ると、よそ様のアイコンになる。なぜ????(@_@) この男性の上半身らしきアイコンに何となく見覚えがあると思ったら、読者登録してくださっている方のもの。ですよね? 一体どういうことだろう。すみません、お借りしているような状態で。 別に不具合はないです。見える度にちょっと「ん?」と思うだけ。
音楽を聴く際、私はボーカルを優先して聴くタイプ。歌詞の意味と、その言葉をメロディのどの音に割り振って歌うかを覚える。相対音感はあると思うけど絶対音感はないので、伴奏がないとどのキーで歌えばいいかわからなくなる。 一方、エレキギターをやっていた夫は歌より楽器の音を聞き分けるタイプ。歌詞はいい加減にしか覚えないのに、楽器の音はそれぞれ拾って口ずさめる。耳コピー出来るらしい。 例えば5人グループの演奏なら、5種類の音を同時に聞き分けることになる。モーツアルトか? 聖徳太子か? オーケストラの指揮者までは行かなくても、楽器のできる人ってある意味で天才だ。 音楽の素養のない私が、洋楽やGSの曲でベースの音を聴くよう勧められた。ベースギターの音は、大抵は低めで地味だ。和食の出汁のように目立たないところで味の基盤を作っているイメージ。 でも低音って聞こえにくい。加齢のせいか? 低音難聴か? 初めはまった
入院から1ヶ月を過ぎて義母の具合が少し好転し、1日に1時間程度のリハビリが始まった。脱げにくいサンダルがいるので、オフィス用サンダルを買う。ただこのサンダルはほとんど履いてもらえなかった。指が当たって痛いという。 退院後も含めて義母にはいくつかのサンダルを買ったが、やわらかい素材を選んでもほとんどが「合わない」とのこと。当時は「そんなにこだわるの?」と思ったが、自分もだんだん歳をとってわかった。肉体の柔軟性が失われるから、合わないものが増えるのだと。私も今では楽に歩ける靴を探すのに苦労している。 このころ義母に「ハサミを借りてきてほしい」と言われ、看護師さんに工作用のハサミを借りて渡した。すると義母は邪魔にならないよう束ねていた自分の髪を、そのままジャキジャキっと切ってしまった。ほとんど洗髪できないので切りたかったらしい。義母の闘病生活への覚悟のようなものを感じた。 病院はずっと居られるわ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『manaasami.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く