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手紙 破れているんです。 いつもこんな僕のために洗濯をしてくれてありがとう。 美味しいごはんを作ってくれてありがとう。 お風呂を掃除してくれてありがとう。 朝早く起きて家族のためにいろいろな準備をしてくれてありがとう。 なるべくお金をかけずに観光ができるように下調べをしてくれてありがとう。 エアコンの掃除をしてくれてありがとう。 季節ごとに洋服を出したり、しまったりしてくれてありがとう。 健康でいてくれてありがとう。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 破れているんです。 繰り返しのような毎日だけれどいつもいつも感謝しています。 だから貴女が幸せになってくれるように僕ができることをしたいと思っています。 そしてこの前、ボーナスというものが出たと思います。 確かにご近所さんと較べたら少ないかもしれないです。 けれどもたしか「予想していたより1万円くらい多いかもしれない」と
わる猫の今夜も眠れない 皆様、こんにちは、まる猫です。 本当に残暑が続きますね。 ここまで暑いと冷静な判断力を失い、駄記事が増えていきますなぁ。 まぁ僕くらいになると小林駄記事と呼ばれることも多いです。 は! いけない、あいつが出てこようとしている! みんな逃げて! このままだと、あのつまらない記事だけを書くことで知られるわる猫が出てきてしまう。 101人の勇者と僕がやっとのことで力を奪い、僕の中に封じ込めたわる猫が封印を解こうとしている。 みんな...ごめ...ん。 もう...抑えきれない...。 早く僕から...離...れ...て...。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) フワッハッハ、この世界に戻ってきたぞ、吾輩こそはわる猫だ。 やっとあの光の戦士どもの封印を解いてみせたぞ。 これから未曾有のつまらない記事を書いて、この世の中を混沌の渦の中に陥れてやる。 吾輩は
詩 花すなわち河 河流るるも橋 橋揺らめいて凪 凪いずくんぞ波 波すべからく時 時語らんとするは星 星煌めいて夜 夜つぶやかず黒 黒さんざめく闇 闇包み込むように傷 傷かき消すは服 服破れるは鍛錬 鍛錬突き詰めて上腕二頭筋 上腕二頭筋夜もすがら餅 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 餅焦がされて冬 冬黄昏れて味噌 味噌言うならば未曾有 未曾有時としてマッスル マッスル還元すれば上腕二頭筋 上腕二頭筋さすれば門 門開かれし早春 早春それなのに灼熱 灼熱炸裂し炒飯 炒飯炒められし鍋 鍋振りかざし胡麻油 胡麻油熱せられ芳香 芳香漂いし部屋 部屋佇みし桜 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 桜咲き乱れ情景 情景セピアに染まりし校庭 校庭木陰から見つめる少女 少女視線の先に男子 男子夢中になるは蹴球 蹴球未来にあるは夢 夢言わんとするはユベントス ユベントス憧
犯人の自白 すいません。 犯人は僕です。 けれども信じてください。 あんな悲惨な状況になるなんて思っても見なかったんです。 そんなつもりはなかったんです。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 順を追って説明させてもらいます。 僕は毎週土曜日に子供をスポーツ・ジムに送り迎えしています。 子供はそこで1時間ほど汗を流します。 帰りにスーパーによってお菓子を買ってあげることが僕のささやかな楽しみでした。 150円くらいのアイスでとても喜んでくれるのが嬉しくて僕も笑顔になっていました。 その日も朝早く子供をジムに送っていきました。 子供が習い事をしている間は待合室で仕事をするか、パソコンを持っていきブログを書いています。 事件が起きた日はブログを書いていました。 本当にブログです。 調べていただければ解ると思います。 待合室には20人ほど保護者がいて、タブレットで仕事をしたり、
残されたメモ 年中ブログのネタに尽きていることで知られる僕であるが、その状況を好転させるために何も努力をしていないわけではない。 「これは面白い」と感じたことは携帯電話のメモに残すことにしている。 しかし詰めが甘く脇が甘い「全身糖分人間」である僕はメモに詳しい情報を残してこなかった。 すなわち後で読んで意味がわからない怪文書のようなメモが携帯に残されるわけだ。 そのくせ、リマインダーにメモを残したりすることもあり、過去の自分から未来の自分へ脅迫状のようなメモが届くこともある。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 現在僕を悩ませるメモは5つある。 1つ目から見ていきたい。 謎のメモ その1 アメリカ米 ジェロニモ どういう意味なんだ、過去の僕。 思わず「ウララ〜!」と叫びたくなるではないか。 この内容からいったいどのような記事を書こうとしていたのか教えてくれ。 本当にどう
謝罪文 先日の記事において私はブロガーとして最もしてはいけないことをしてしまいました。 私の行いは読者様全てを裏切る行為に等しく、いくら謝罪してもしきれないということは理解しております。 結論からすると私がしてしまったのは脱字です。 それは本当に取り返しがつかない脱字でした。 優しい読者様は「たった1文字の脱字ではないか」とおっしゃってくださるかもしれませんが、その1文字が抜けてしまったことでたくさんの人を失望させ、たくさんの人の名誉を傷付けてしまいました。 謝罪をして済む問題ではありませんが、この場を借りて謝罪をさせていただきたいと思っております。 申し訳ありませんでした。 そして自分がどんな脱字をしたのかを公開し恥をかくことが本当の謝罪であると考え、今回はその取り返しのつかない脱字をした記事を振り返らせていただきたいと思います。 PAKUTASO (www.pakutaso.com)
嗚呼、まる猫よ、何処へ行く? 生きることは素晴らしい。 生きているだけで人は美しい。 けれども時として人は「なぜ自分がそんなことをしたのか解らない」ような行いをすることがある。 人は何処へ行くのか? この記事ではそんな気持ちを心の中で叫んでいく。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 5月14日 ストックが30記事もあるのに、配信するのを忘れる。 嗚呼、まる猫よ、何処へ行く? 5月15日 孫の手を使って背中を掻いているときに、肩が外れそうになる。 嗚呼、まる猫よ、何処へ行く? 5月16日 眼鏡をきちんと装着しながら眼鏡を探している。 嗚呼、まる猫よ、何処へ行く? 5月17日 雨の中、一部が破れている合羽を着て自転車で通勤し、仕事場で股間だけが濡れている。 嗚呼、まる猫よ、何処へ行く? 5月18日 会議中に寝ていることではなく、白目になっていることを叱られる。 嗚呼、まる猫
【やってみようのコーナー】情緒が乱高下することでお茶の間で人気を博している気象予報士、富丘アテルが前日、前々日と雨が続いたある朝に言ってしまった「かろうじて炎上するまでに至らなかったとんでもない失言」は何かを考える。 大喜利を成立させるためにはプロファイルは重要だ。 アテルさんは女性ファンが多いお茶目なハンサム気象予報士とし、38歳独身とする。 甘いものには目がなく、本当はチョコレートたっぷりのケーキが食べたいところであるが、体重の増加を心配してゼリーで我慢している。 しかし我慢しているというストレスに行動が完全に支配され、常時ゼリーを頬張っているため、同僚からは「富とゼリー」というあだ名を付けられている。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 最後のあだ名のくだりは余計だった。 いくら聡明な読者様が多くご覧になられているとは言え、案1を見るまでは皆様も記事の方向性がわか
大人の嗜み 毎度毎度のことであるが、僕にはビュッフェにおいて料理を美しく盛り付ける才能が著しく欠如している。 元来意地汚く、何度も料理を取りに行くのが面倒な僕のような人間はビュッフェ・プレートに高々と料理を盛り付けて、ほかのお客さんから「バベル」とあだ名をつけられているだろう。 「バベル」ならまだしも「バブルス」と言われている気配すらある。 キング・オブ・ポップが飼っておられたお猿さんの名前ではないか。 このビュッフェで高々と料理を積み上げる盛り方は「全力滅茶苦茶盛り」と命名されていることは先刻承知であろう。 そしてこの「全力滅茶苦茶盛り」を回避するために「スプリング・ハズ・カム」「SHUNRAI」「おもひで」という盛り付け方法を発案させていただいた。 今回は大人な装いの中にキラリと子供心が光る「雪のソナタ」という盛り付け方法を発案させていただきたい。 いらすとや (www.irasuto
【やってみようのコーナー】毎週夜7時半の放送時には少年たちがテレビの前に座って胸をときめかせて放映を待っていた昭和の名作アニメ「フェニックス・ボーイ」。7月1日の放送では地球の命運をかけて主人公の黒雨が宿敵緑王を倒すために必殺技を出そうとして終わる。続く7月8日の放送では30分間黒雨が「はぁぁぁぁぁぁぁ」と言って必殺技を繰り出さずに終わる。そして迎えた7月15日の放送では黒雨が「はぁぁぁぁぁぁぁ」と言って放った必殺技が緑王とは違う方向に飛んでいった。そしてその後で黒雨はカメラ目線で何と言ったのかを考える。 何と魂がこもったタイトルだろうか。 やはりこのコーナーはこうでなければならない。 もう充分にやりきった感じがしているので今回は中身に入らずに終わりたいほどである。 なお裏設定であるが、黒雨の下の名前はショーンである。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) そんなことはど
恥の多いブログを書いてきました これまでに【お蔵入り記事を考える】と銘打って、配信しようかどうか迷うクオリティーの記事を公開してきたことがある。 【お蔵入り記事を考える】という小狡い副題が「面白くなくても仕方ありませんよ」という自己保身的な言い訳となっているわけだが、それでも心の何処かで「とは言え勝算がないわけではない」という考えも持っていたわけだ。 全くもって見苦しい。 読者様に本当の自分を曝け出せないなんて許されないことだ。 だから今回は僕のすべてを曝け出し「完成すらしなかった記事」を紹介したいと思っている。 おそらく読者様は「そんなに曝け出すな」とお思いだろうが、もう僕の思いは止まらない。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 出張をしてホテルに泊まったときのことである。 そのホテルは初めから何だか少しだけ嫌な感じがしていた。 そしてそれは誰もが寝静まった夜更けの出
まる猫の今夜も眠れない (みんなの感想) PAKUTASO (www.pakutaso.com) 😀 餅野郎 5/25 (土) 15:22 🔲共有 🚫通報 今回の記事の中で筆者(まる猫)が目玉焼きには「醤油」と言っていましたが、私はその感覚がわかりません。 ふつう「ソース」じゃないでしょうか? ▼返信 😲賛同90 😧納得11 🤔不満191 --------------------------------------------------------------- 😀 野菊 5/25 (土) 15:25 🔲共有 🚫通報 私は「醤油」としか考えたことがないですが、確かに「ソース」も捨てがたいですね。 ▼返信 😲賛同111 😧納得3 🤔不満52 ---------------------------------------------------------
【やってみようのコーナー】長期連載を続けているベテラン作家の西杜静雄が「最近、私の小説ってどうだね?」と担当編集者にたずねた。その際に西杜に連載中止を決意させた担当編集者の言葉とは何か? 一時は200文字以上あったタイトルが半分ほどの文字数になった。 しかしこれは果たして進化なのか? PAKUTASO (www.pakutaso.com) それはさておき、憐れみを感じるほどの程度の低さを誇るにも関わらず、聡明な読者様しかおられないことで有名なこのブログであるが、それでも案1を出さないことにはイメージがわかないと思うので早速本題に移る。 案1 つーか、これ書いているの誰でしたっけ。 そりゃ辞めるわ。 というよりも担当編集者の君は眼の前にいる僕を古株の編集者とでも思っているのだろうか? その古株の編集者と西杜静雄なる人物の批評をしているつもりなのだろうか? 兎にも角にも案2にうつる。 案2 い
ごきげんよう! それでは皆様、また来週まで。 というわけで今回は唐揚げにレモンをかけるとカリッとした感じがなくなって嫌な気分になる人もいる件について語ってみました。 いらすとや (www.irasutoya.com) ありがとう、ベアークロー(勝手に命名)。 もう愛用しまくりです。 いや本当、その商品は本当に僕のお気に入りです。 その状況はある種快楽ですね。 けれどもそれは僕のお気に入りの孫の手の力を使えば一瞬で消えてしまうんですよ。 皆様お解りいただけると思うのですが、痒みって本当に辛いんですよね。 僕はそれを戦士の勲章と呼んでいます。 気持ちがいいからついつい必要以上に掻いてしまって、背中にあとが残ったりします。 そして兎に角気持ちがいい。 こんなとき僕のお気に入りの孫の手があれば1ストロークで痒みは消し飛びます。 お気に入りの孫の手がないときは、壁に身体を擦り付けてかゆさを紛らわせて
【やってみようのコーナー】どんな事件も解決する高校生探偵の佐藤鳳夢。そんな鳳夢は今回も難事件の捜査をしていた。鳳夢はさまざまな手がかりを見つけ、やっと事件の謎が解き、容疑者を広間に集める。そして事件の真相を語りだす鳳夢であったが、抑えられない憤怒のために絶叫することとなる。果たして鳳夢に何が起こったのか? 人が僕に「ちょうどいいタイトルがつけられなくて困っているんです」と相談をしてきたら、僕は優しく「タイトルで笑いに走らないことだよ」と言ってあげられるくらいになった。 僕にとってタイトルは落語に出てくる酔っ払いに等しい。 どちらもツケるのが上手というわけだ。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 何を言ってるんだ、僕は。 毎回お伝えしているが、このブログは記事の程度の低さに反比例するように読者様の知性が高いことで知られている。 哀しみが雪のようだ。 しかしそんな知性溢れる
まる猫が深夜2時にも関わらず大量の唐揚げを食べているのは、前の夜に仕事で遅くなり家族が先にお風呂に入っているところに帰ってきて、洗面所で家族の会話を何気なく聞いているとその議題が「まる猫の口が臭いのはなぜか」というものであり自棄になっているからというわけではありません。 ええ、違いますとも。 いちばん幼い子供が議長を立派に努めていたからではありません。 あんなにも難しい日本語を話せるなんて感動いたしました。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) まず僕の口は臭くありません。 僕の趣味は歯磨きです。 いいですか、臭さとは個人の感想なんですよ? ある人にとっていい香りが、また別の人にとっては嫌なにおいになるわけです。 だから僕の口のにおいが家族には受け入れられていないというだけです。 そもそもそれは僕の口のにおいなのですか? え、「ほかに何の可能性があるのか」ですって? いや
回答 その日は僕が子供をジムに送る日だった。 子供はそこで習い事をしている。 僕は子供を更衣室まで連れていき着替えさせ、レッスンを受ける場所まで見送ってから、保護者休憩所で少し仕事をするつもりでいた。 子供が受けるレッスンは1時間程度あり、ちょっとした仕事をするのには充分な時間なのである。 子供がレッスンを受けているところから保護者休憩所までは直線にして50メートルくらいの廊下があるので、結構広い施設だと言える。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 僕がレッスン会場を後にして歩いていると、スタッフルームから女性のインストラクターさんと一緒に小さな男の子とお母さんらしき親子が出てきた。 どうやら男の子はこのジムに体験に来ていて、入会をする方向のようだ。 インストラクターさんは親子の前を歩きながら、入会に関して説明をしていた。 そして以下の位置関係になった。 ←(進行方向)
何も浮かびませんでした 僕は先程から小1時間ほどパソコンの前に座っている。 「これを書きたい!」というものが見つからないのだ。 けれどもただヌーボーと佇んでいたわけではない。 「何かを残さなければ」という感情に突き動かされて、記事を書いては消し書いては消しを繰り返しているのだ。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 最初に書こうと思ったのは数日前に見たオジサマのことである。 その日は風の強い1日だった。 さらに悪いことに雨も降っていた。 僕は雨合羽を着て自転車に乗り帰宅途中だった。 交差点に差し掛かるとロマンス・グレーのオジサマが傘をさして信号待ちをしていた。 そのとき突風が吹いたのだ。 周りの人たちは突風で飛ばされないように傘を抑えていたのだが、そのロマンス・グレーのオジサマだけは髪の毛を抑えていたのだった。 ここまで書いて僕は「この記事を書くのはやめよう」と思った。
けんかをやめて 仕事がない日は家事を手伝わせていただいている。 僕がするのは食器洗いや風呂掃除、掃除機、ゴミ捨て、洗濯といった家事のほんの一部であり、そんな人間が家事を語るのは片腹痛いのだが、本当に大変な仕事だ。 文句を言いながらも家事を続けてくれている奥様には心底感服している。 いらすとや (www.irasutoya.com) 先日、僕は仕事が休みの日に洗濯物をベランダに干していた。 久しぶりの晴天であり、たまった洗濯物が片付くのがとても嬉しかった。 僕は上機嫌で作業を進めていた。 耳にはワイヤレス・イヤホンが装着されていた。 いつもならば芸人さんの漫才を聞きながら家事を手伝うのだが、聞きたいと思う漫才はほとんど聞き尽くしていたため、その日は音楽を聴いていた。 曲は竹内まりやさんのマンハッタン・キスだ。 何度聴いても刹那くなる名曲である。 いらすとや (www.irasutoya.co
まる猫の今夜も眠れない (みんなの感想) PAKUTASO (www.pakutaso.com) 😀 餅野郎 5/20 (月) 10:18 🔲共有 🚫通報 今回の記事の中でしりとりをしていましたが、私は「ゴリラ」のあとに「ラッパ」を続けた筆者(まる猫)の感覚がわかりません。 ふつう「ラジオ」じゃないでしょうか? ▼返信 😲賛同100 😧納得8 🤔不満212 --------------------------------------------------------------- 😀 野菊 5/20 (月) 10:21 🔲共有 🚫通報 私は「ラッパ」としか考えたことがないですが、確かに「ラジオ」も捨てがたいですね。 ▼返信 😲賛同151 😧納得2 🤔不満112 -----------------------------------------------
早朝の決闘 僕はよく真夜中1時くらいに目を覚ましてしまう。 そして不安や後悔などのネガティブな感情に苛まれたあとようやく3時過ぎに再び眠りにつくことができる。 それからはたいてい6時くらいまで眠れるのだが、その日は朝5時に目を覚ました。 ヴ〜ンという音が聞こえたからだ。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 最初は機械音だと思い、ゆっくりと目を閉じようとした。 しかし次の瞬間、僕はカッと目を見開くのだった。 そう、僕の部屋にはそんな音のする機械はないのだ。 唯一可能性があるとすればエアコンの音であるが、そもそもそれはコンセントを抜いているので起動するはずはない。 チッ、羽音か。 僕は舌打ちをした。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 昨日は夜の10時から12時くらいまでテレビを見ながらブログを書いていた。 この音の主はなぜその時間はヴ〜ンヴ〜ンと言って
誤った日本語講座 皆様、お久しぶりです。 誤った日本語講座の講師ぐーにゃん猫です。 ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、そして絵文字など様々な文字が使われることから、日本語は習得が大変難しいと言われております。 比較的自由な語順や主語を省く現象など文法面でも初学者にはかなり難しい側面があります。 そのほかに現代日本語では単語を省略する傾向もあり、そのことも理解を阻害する要因となっています。 この講座は「正しくない日本語を学び、そのような表現をしてはいけないということを知る」ことが目的となっています。 本日は「ら」から「ろ」で始まる間違った日本語を学んでいきたいと思います。 また「わ」以降は日本語講座改訂版で扱わせていただきます。 いらすとや (www.irasutoya.com) 1. 楽あれ獏、蟻 実際に勘違いされるケースが多いらしいのですが、獏とアリクイは似て非なるものです。 し
キリギリス・ネヴァー・ダイ 歯医者の待合室で子供を膝に乗せて絵本を読んでいた。 その絵本には色々な話があり、それらの中から僕は「アリとキリギリス」を選んだ。 特に教育的な狙いがあるわけではなく、それ以外の話を僕が知らなかっただけである。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 読み始めてすぐに、僕は緑色の人面キリギリスに嫌悪感を持った。 そのグリーン・モンスターがチェックのチョッキや小粋な帽子などを着こなしている点も僕の中の検閲に引っかかったところだった。 それでも「悪役に見せるための工夫かもしれない」と思い、読み進めることにした。 まず序盤は例のごとくこの緑の化け物は放蕩三昧をする。 1日中楽器を弾いて歌って過ごされるのだ。 せめてメジャー・デビューを目指して欲しい。 夢を追っているキャラクターは誰しもが応援できるからだ。 ところがこのグリーン・デビルはよくわからないがフ
【やってみようのコーナー】あなたの名刺を見た人が困惑して「これはどういうことですか?」と必ず聞いてしまうような文言を考える 久しぶりに「やってみようのコーナー」の記事を書きたいと思ったが、タイトルが短くて不安を覚えている。 これでも常識的にかなり長いはずなのに、どうしても何か足りないと思ってしまう。 苦肉の策で今タイトルに〜タイトルをとりもどせ!!〜と足してみたが、僕との愛を守るためタイトルは旅立ったかのようだ。 実に小賢しい。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) そんなことは本当にどうでもいい。 便宜上、この名刺の持ち主の名前は杉山秋雄さんとしたい。 杉山秋雄さんという名前の方はふつうにおられると思うが、その方が不快に感じるような発案は慎みたい。 また同姓同名の方に言いたいが、この記事の杉山秋雄さんはあなたのことではないので、くれぐれも文句などを言わないようにお願いし
冗漫であるにも関わらず価値のない記事をあなたは見たことがあるか 記事のストックがだいぶ出来てきた。 今現在で25ほどの配信していない記事が下書き保存されている。 貯金をする才能はないのに記事を貯める才能には満ち溢れているとは皮肉なことである。 先日など財布の中に90円しかなく、子供に哀しい眼差しをされた。 いい歳をしたおっさんであるのに90円だ。 彼は日本の経済状況が芳しくないことを身をもって学んだのではないだろうか。 それ以来、彼から「あれが欲しい」「これが欲しい」という言葉を聞かなくなった。 まさに空の財布は剣より強しだ。 ケンと言えばケンタウロスであるが、やはりもれなく男性なのだろうか? 言われてみると女性のケンタウロスは見たことがない。 「おいおい、男性のケンタウロスなら見たことがあるのか?」と問われれば、僕は「もしかするとあるかもしれない」と答えるだろう。 ただしあれはかなり酔っ
髪・YOU・美男2 僕はモミアゲだけ白髪になる人間だ。 その白くなったモミアゲがヘルメットのあごひもの一部に見えるらしく、職場では陰で田舎の不良と呼ばれていたようだ。 田舎の不良はヘルメットを適当に被っているかららしいが、何と言うか壮絶ないじられ方である。 確証はないが職場で嫌われている可能性はある。 多分僕がトゥー・シューズなどを履いていたら100%画鋲を入れられるだろう。 いらすとや (www.irasutoya.com) そういう経緯があって僕は2ヶ月以上前に一念発起して白髪をなくすことにした。 しかし僕にはお金がないので床屋で髪を染めてもらうという選択肢はない。 もしも床屋で染髪なんてしてみた日には一週間はお昼ご飯は食べられない。 髪色は良くなるかもしれないが、顔色は悪くなるだろう。 そうなると必然的に自宅で白髪染めをするというチョイスしか残らなくなる。 次に僕は長時間座り続けるこ
予想できない結末があなたを待っているが、その上で大したことはない話 奥様にお許しを頂いたので今日もジョギングをした。 ただし帰りにコンビニでにんにくチューブを買ってくることが条件だった。 身体の不調もあり前のジョグから1週間以上空いたので同じように走れるか心配だったが、思いのほか身体は軽くスピードを上げても苦しくはなかった。 4キロほど走っていて快適だと思われた瞬間、急に差し込みに襲われる。 トイレの神様が僕を呼んでいるのだ。 「これは走り続けることは出来ない」と判断し、ウォーキングで家まで戻ることにした。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 定期的な腹部の鈍痛に襲われ、括約筋を活躍させるためにつま先で歩くことはあったが、何とか家に一番近いコンビニに辿り着いた。 そこで僕はにんにくチューブをかごに入れた。 流石にそれだけでは切ないと思いパンとおにぎりを2つずつ、そして水
読み始めると割とすぐにオチの想像がつくが、いい大人がそんなことをするはずがないということで一旦その想像を想定の範囲から外したものの、やっぱりそれがオチだった話 【問題】 奥様に夕飯のメニューを聞くと「パスタ」と教えてくれた。 恐る恐る「あのシラスがのっているヤツですか?」と尋ねると、「違う、明太パスタ」と教えてもらえた。 僕のテンションは上がった。 料理を作っていただけるだけでもありがたいのに、夕食が僕の好きなメニューだったからだ。 僕はシラスのパスタよりも明太パスタのほうが断然好きなのだ。 PAKUTASO (www.pakutaso.com) 僕は奥様に感謝をして、「ご飯前に郵便局に行ってくるね」と言い残して、自転車にまたがった。 郵便局で段ボールと緩衝材を購入するつもりだったのだ。 自転車をこぎだすと肌寒い風が頬に当たる。 そして眼の前には夕焼けのグラデーションが広がっていた。 PA
宝くじにおいて、はずれること以上に虚しいことがあることをあなたは知っているか? 昨日の夜、僕は虚しさに飲み込まれそうになっていた。 心理カウンセラーの先生から「あなたは人でなしのろくでなしだから鬱にはならない」と言われたことがある僕が虚無感で茫然自失となっていたのだ。 ちょっと待てよ。 「あなたは人でなしのろくでなしだから鬱にはならない」というのは鬱耐性があるという褒め言葉だと思っていたが、よく考えると違うのか? PAKUTASO (www.pakutaso.com) そんなことはどうでもいい。 僕は本当にどす黒い闇の中に落ちていってしまうそうな虚しさに苛まれていたのだった。 僕は毎週抽選する宝くじを購入している。 いくつかの数字の中から自分で番号を選ぶという宝くじだ。 その宝くじは数週間分購入できるため、いつも僕は一気に5週間分購入するのだった。 そしてあの日の夜に僕が虚しさで何もできな
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