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大谷翔平
masudanoriko.hatenadiary.com
翻刻してテキストを作るのはすべての基本。漢文は写本でも文字をあまり崩していないものが多いですが、それでも時間がかかります。ふだん翻刻するときにお世話になっているアプリやサイトの覚え書きです。「えっ、あれ使ってないの?」というのがあればぜひコメントください。 codh.rois.ac.jp 「みを」の登場で翻刻が劇的に捗るようになりました。得意不得意があるようで、近世の漢詩の詩稿の場合8割くらい読める一方、儒者の書簡はほぼ読めません。「みを」を頼らなくていいものでも、テキストに変換してもらって入力の手間を省いています。 uakms.github.io 旧字体に変換するサイトはいろいろありますが、私はこれを使っています。一人称の「余」も「餘」に変換されるなど、細かいところを確認する必要があります。 このあとは読めなかった文字一つ一つと向き合う時間です。 tosando.ptu.jp 漢詩の場合
コロナ禍での大学の授業について、1人の非常勤講師の立場から、どのようなことが起きて、どう考えたかを忘れないうちに記録として書いておく。何度も同じ内容を愚痴っているのが自分でも嫌なので、これで書き切って、区切りを付けたいと思う。 身に付けたツールやLMS 非常勤先ごとに授業形式やLMSが違っていた。私はパワーポイントが何とか使える程度の能力しかなかったが、下記の形式で授業することができた。 専門学校その1。学校からの指定で、授業内容のファイルを送信。プリントアウトして学生に送られた。学生は各回の課題を手書きで仕上げ、学校に郵送、担任の先生が取りまとめて自宅に送られてきた。添削して学校に返送という手書きの課題を郵送し合うパターン。担任の先生にはZoomなどの利用を提案した。 専門学校その2。教材を担任の先生を通してファイルで送信、Webexで授業、手書きの課題を郵送し合った。 短大。初めは専門
「漢文」なんか要らないという、こういう商売してると馴染みの話題がまたTwitterのタイムラインに流れてきた。今回は漢文クラスタの間だけではなく広い範囲でバズったようだ。たぶん、発言主が有名人であるのと、古典不要論が話題になっていることに関連させて受け取った人が多かったからだろう。 さて「漢文」なんか要らないと言うとき、その「漢文」が指すものには次の2つの場合があるようだ。 1学校で学ぶ科目としての漢文 2漢文訓読という技術 この2つが絡み合って話をややこしくしているので、今回はできるだけ1に絞って書きたい。 学校で学ぶ科目の場合、「漢文」に限らずあらゆる科目が要らないと言われる憂き目に遭っている。授業がわからなかった、退屈だった、先生が嫌いだった、卒業してから役立ったことなどない……などという批判をよく目にするが、そのような批判はすべての科目に共通するものだ。 生徒にそのような思いを抱か
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