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ゲルギエフのマネージャーを勤めていたフェルスナー・アーティスツ(ミュンヘン)が一昨日、ゲルギエフはもはや自分たちの顧客ではない、と声明を発表。 https://operawire.com/felsner-artists-drops-valery-gergiev-from-roster/ https://www.classical-music.uk/news/article/valery-gergiev-dropped-by-felsner-artist-management 以下その全文和訳。 ディレクターからの個人的な声明文 本日、マエストロ・ヴァレリー・ゲルギエフに、フェルスナー・アーティストの顧客ではなくなったことを伝えた。 ロシア政権が民主的で独立した国家であるウクライナに対して、またヨーロッパの開かれた社会全体に対して行っている犯罪的戦争に照らして、マエストロ・ゲルギエフの利益を
ウクライナ情勢が予断を許さない状況が続いているなか、ミュンヘン・フィルはゲルギエフとの首席指揮者契約の終了を予告。2月28日月曜までにプーチンの軍事行動を非難しないのであれば、首席指揮者の契約を解除するとゲルギエフに通告したという。 ヴァイオリン・チャンネルに掲載された英訳によれば、ミュンヘン市長のディーター・ライターがその最後通牒を突きつけたとあり、その文章は以下の通り。ヴァイオリン・チャンネルに掲載されていた文章を英語から日本語に翻訳。その引用元であるドイツのウェブページはここ。重訳ということもあり、原文読める方、間違っていたらご指摘ください: 「私はヴァレリー・ゲルギエフに対する姿勢を明確にしたい。プーチンがウクライナに対して、そして今は特に我々の姉妹都市キエフに対して送った残虐な攻撃から、明確かつ議論の余地なく距離を置くことを強く求める。もし、ヴァレリー・ゲルギエフが月曜日にここで
ウィーン国立歌劇場は3日から、つまり昨日から閉鎖していますが、その前日、つまり最後の日の演目はマルコ・アルミリアート指揮の《道化師》でした。主演はアラーニャ。 https://www.wiener-staatsoper.at/en/season-tickets/detail/event/973708914-cavalleria-rusticana-pagliacci/ ジョーカーよろしく顔を白く塗りたくって大きな口になったロベルト・アラーニャがゴッサムシティを統べる!!のではなく「笑え道化師よ」と絶望して殺人事件を起こす。その同じ日に現実世界でも大事件が起こってしまった。テレビのニュースでもやっていましたから皆様もこの襲撃事件についてはご存知かと思いますが、本当に恐ろしいことだ。 https://www.bbc.com/japanese/54789566 事件が鎮圧されたのは20時09分だ
今朝のニュース。オーストリアそして英国が再びロックダウンします。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65726500R01C20A1I00000/ いまヨーロッパの国が次々とロックダウンをしているのは、経済活動が活発になるクリスマス前後のロックダウンを避けるためという意味もあるのだとか。なるほど、と思いましたが、本当にクリスマスの頃には大丈夫な状態に回復するのでしょうか。そのあたりについては不明ですね。状況次第ということになるのでしょうが、あまり見込めないのではと思うのは悲観的過ぎますでしょうか。 そんな状況のなか、ウィーン・フィルは来日するという発表がありました。つまり「ロックダウン中の国からやってくる」ということとなります。欧米各国のあらゆるオーケストラや歌劇場など多数の団体が、国際的な演奏旅行はおろか自国でのコンサートそのものを断念せざるを得な
6月9日付けのニューヨーク・タイムズ紙を読む 合唱がふたたび安全になるのはいつか? [NYタイムズ紙] When Will It Be Safe to Sing Together Again? – New York Times https://www.nytimes.com/2020/06/09/arts/music/choirs-singing-coronavirus-safe.html 当ブログでは合唱とコロナに関していろいろ投稿しておりますが(投稿の全部はここにまとめてあります)、上記のNYタイムズ記事中に、これまで知らなかった情報や個人的に覚えておきたいことが含まれていましたので、箇条書きのようにして書き出してみます。(なお上の画像はそのニュースの中にあるもので、ドイツのバイエルン放送が撮影したものだそうです) ●カリフォルニア大学デービス校の化学エンジニア、ウィリアム ・ リステ
いろいろと異なる意見が飛び交うこのご時世ですが、安心して合唱を楽しむまでにはまだまだ時間がかかりそうだ、という話です。 今月5日にアメリカの合唱指導団体などが集まってオンラインディスカッションが開かれたそうです。全米歌唱指導者協会(NATS)、アメリカ合唱監督協会(ACDA)、舞台芸術医学協会(PAMA)ほかが参加し、専門家としてサウスカロライナ大学耳鼻咽喉科医学部長ルシンダ・ハルステッド博士、メリーランド大学の感染症(バイオエアロゾル)専門家ドナルド・ミルトン博士らが参加。 アメリカ各地の合唱関係者に大きなショックを与えたという専門家の見解は以下の通り: there is no safe way for singers to rehearse together until there is a COVID-19 vaccine and a 95% effective treatment
合唱はコロナ感染のリスクが高い! 合唱団の皆様。すでにご承知の方も多いとは思いますが、合唱はリスクが高い事を知っておいてください。一気に感染が拡大する可能性があります。 オランダのアムステルダムで起こったケースをこのブログでもお知らせします。いや日本は大丈夫でしょ、そもそも感染が大爆発した3月と今とでは状況が違う、と言って無視するのではなく、とりあえず読むだけでも読んでください。 早く活動を開始したい、そういう意見があると私にも聞こえて来るのですが、今はまだおすすめできません。じゃあいつならいいのよって言われそうですが、はい、すいません。わかりません。多分「ワクチンが出回るまで無理」と思ったほうがいい。 日本は大丈夫、なのか 日本は欧米とは違う、と、これまでの状況から皆さんなんとなくふわっと感じておられるのではないでしょうか。政府の対応には不満があるが、日本はうまくやっているようだ。実際そ
ソーシャルディスタンスの距離は国によって異なる ソーシャルディスタンス。人と人との接触を避けるために距離や間隔を置こうというもので、国によって定めている間隔は異なります。WHOは1m以上を推奨、オーストラリアは1.5m、アメリカは6フィート(約1.8m)、英国は2m以上と規定されているそうです。 日本でも2mっていう指針がありますか(間違っていたらすいません、ご指摘ください)。ただ、2mっていう数字が強く押し出されているわけではなくて、皆が「なんとなくちょっと離れようぜ」と思っている、ぐらいが現状でしょうか。 私の地元のスーパーでも、レジでは間隔を空けて並んでとテープが貼ってありますし、大きなビニールのカーテンがレジの前にぶら下がっていますが、特売品のところには人が群がっています。我先にもみ合って、じゃがいもを袋詰めしている。芋洗いである(いやほんとうに)。 さて本題。 Q:ソーシャルディ
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