サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
midan.exblog.jp
老いるということは即ち若くなるということではないか。フランスの作家ジャン・ジュネ(Jean Genet 1910-1986)のパレスチナをめぐる晩年の軌跡を追っているとまさしくそう実感する。ジャン・ジュネは晩年パレスチナ解放運動に深くかかわっただけではなく、有名なサブラ・シャティーラのパレスチナ難民キャンプ虐殺事件のヨーロッパ人の最初の目撃者の一人であった。彼は遭遇したこの虐殺事件について、「シャティーラの四時間」(”Quatre heures à Chatila” dans l' Ennemi déclaré, textes et entretiens, Gallimard, 1991)という重要な文章を書いている。この文章は、この虐殺事件の貴重な歴史的証言であるばかりでなく、文学的にも極めて重要な意義をもっている。この文章の日本語訳は1988年に鵜飼哲氏によって『インパクション』51号
以下の情報、日にちは過ぎてしまいましたが、まだ賛同は受け付けます。こちらが思っていた以上に多くの方々から賛同のご連絡を頂き、手応えを感じています。どうもありがとうございます。 受け付けは終了致しました。 ご協力どうもありがとうございました。(9月22日) ※賛同の連絡先:midan.filastine@gmail.com (名前の公表の可否をお知らせ下さい) =========== 駐日イスラエル大使館経済部のウェブサイト上で告知されている情報によると、来る7月10日、「イスラエル・セキュリティ・イン・ジャパン」という名のついたイベントが、ホテルオークラ東京において開かれます。これは同経済部の主催によるもので、イスラエルの企業13社がさまざまな分野におけるセキュリティに関する自社技術のプレゼンテーションを行ない、日本側参加者との個別会議の場も設けられるとのことです。またイスラエル国防軍の元
ロイ氏の講演は、まずパレスチナ、とりわけガザという地域の歴史的コンテクストを、具体的な数値と共に検討することから始められた。そこでは特に、2000年の第二次インティファーダ以降の最近8年間にパレスチナ社会が被った被害は、実は1948年のナクバや67年の中東戦争後に始まる「占領」よりも大きな喪失・分断を伴うものだったという、一般にはほとんど伝わっていない事実の確認に重きが置かれていた。 占領によってただでさえイスラエルに依存させられていたガザ/ヨルダン川西岸の経済は、本来はそこからの脱却を見込んで合意されたはずのオスロ合意後の低開発(de-development=開発阻害)プロセスによって、より脆弱な、従属的なものに変えられていった。その一つの必然的な帰結としての2000年第二次インティファーダ、そして2001年<9.11>以降、対テロリズムの名目と共に強化されていった分断と封じ込めの数年間
峯陽一(アフリカ地域研究/大阪大学人間科学研究科准教授) 鵜飼哲(フランス文学・思想/一橋大学言語社会研究科教授) 二人の講師のうち、峯氏の講義からセミナーは始められた。 峯氏はまず南アのアパルトヘイトの歴史を概括し、その中でイスラエル/パレスチナ問題との共通点をあぶり出すとともに、背景や抑圧の手法、国際社会の反応、そしてもちろん南アについては「解放」に至る最終局面までを含めて、両者の違いについて述べた。そして、それらの違いをふまえた上で、なお両者には構造上の共通点があり、同時代の闘争として汲み取るべき教訓があることも同時に確認した。とりわけ、人種別のタウンシップによる労働力の搾取、バンツースタンという被抑圧者の領域的共同体を擬似独立国家として温存する手法などは、現在に至るイスラエルの占領政策、及び「二国家分離」の真の狙いをも浮かび上がらせる側面を大いに有している。 続いて峯氏は、南アとイ
<イスラエルは占領と封鎖をやめろ!> <安倍政権はイスラエルを支援するな!> 8月3日(日) 14時 新宿アルタ前広場(新宿駅東口)に集合 15時 デモ出発 (16時15分頃に終了予定) ※プラカード、鳴り物など持ち寄り歓迎 呼びかけ:8.3新宿デモ実行委員会 ブログ http://free-gaza.hatenablog.com/ [問い合わせ先]090-6185-4407(杉原) イスラエル軍による空爆と地上侵攻により殺されたガザの人々は、1300人を超えました(7月30日現在)。人口密集地への攻撃自体が違法であり、民間人、子ども、ジャーナリスト、学校、病院、救急車、避難所、国連施設、発電所、漁港などへの爆撃は、重大な戦争犯罪に他なりません。 占領し、封鎖し、虐殺する。国際人道法に何重にも違反するとてつもない不正義が、私たちの眼前で繰り広げられています。 ガザで続いているのは、「暴力の
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く