ついに輪廻転生とボーイミーツガールの物語も大団円。思った通りというべきか、思わせぶりというべきか、作品世界について感じたことについてつらつら書いてみたいと思います。 何というか、収まるところに収まったな、という感じで、最終的には世界の運命と主人公の問題が同一になって解決されるのが本作です。前作の惑星のさみだれもそうでした。 以前書いた記事で予想した通りのラストでしたね。 スピリットサークルの感想!あらすじとネタバレ ただ、一番気になったのが作品のネタになった魂や神についての考え。やっぱり魂がある!って前提条件を付けるとどうしても超越的な存在が必要とされてしまうのかな、と感じます。 まあ、魂の存在自体がファンタジーで、輪廻転生システムの負の側面を描いたのが懲役339年という作品ですから本作にはまった人はバランスを取る意味で読んでみるといいでしょう。 懲役339年4巻の感想について!あらすじと