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大谷翔平
nagaken.hatenablog.jp
アドラー心理学の考え方では,子どもたちを叱ることを否定すると同時に,褒めることもしないようです。 私もこの点で初めは違和感を感じたのですが,今は少し飲み込めてきました。まだまだ実践は十分にできていませんが,先日の岸見一郎先生の講演会の内容も加えて,考えを整理したいと思います。 なぜ褒めないの? _______________________________________ 褒めることを大切にする教育現場では否定されがちですが,褒めない理由は大きく3つあります。 ① 褒めることが上下関係をつくることに繋がるから ② 相手をコントロールすることに目的があるから ③ 承認されないと何もできなくなってしまうから ①と②は関連しています。褒める褒められる関係には上下の関係があるため,褒めるという行為が上下関係を築いてしまうということです。(教師と子どもの上下関係は子どもたちの間にも上下関係を生むそう
教師は魅力的? _______________________________________ 最近,ニュースやSNSでは教師の仕事のブラックな部分が大きく取り上げられていて,働いている身としては辛い思いをすることがあります。 もちろん,改善すべき点は改善していき,子どもたちの最善の利益になることは必要であると考えています。 そんな教師という職業を私自身はどのように捉えているか? もともと子どもが好きだったので,こんなに楽しい職業があって良いのかと思うくらい魅力的な職業だと感じています。 他の職業は? _______________________________________ しかし,私は他の職業の経験はありません(飲食業のアルバイトはありますが)。なので比較できていない点では,説得力は少ないかもしれません。 最近は,パパ友と仕事の話をしたり,他職の本を読んだりして仕事観を磨こうとして
「元イクメン」の私 ______________________________________ 前回の記事では,「イクメン」という言葉が使われなくなってきたこと,そして「フラリーマン」という言葉が使われだしたことから,育児への見方が変わってきたことを書きました。 ↓その記事です nagaken.hatenablog.jp そんな記事を書いた私は「元イクメン」です。 「元」がつくのは,育児をすることが当たり前だと自分でも思うようになったからです。 自分のための育児 ______________________________________ 私には2人の娘たちがいます。長女が生まれた頃は「イクメン」という言葉がよく使われていました。 もちろん,全力で育児をしていた私は,周りから「イクメンだね!」とちやほやされていました。 子どもたちがかわいいというのが育児へのエネルギーになっていましたが,
可視化と焦点化 ________________________________________________________________________ 何のために板書をするのかを考えてみました。 私の中で板書が果たす大きな役割は2つで,上にも書いた可視化と焦点化になると思います。 何を可視化して何を焦点化するのか,整理してみたいと思います。 子どもたちの考えを可視化 ________________________________________________________________________ 人の考えは話したり,書いたりといった表現がないと伝わりません。 さらに言うと,形に残すためには書くことが必要になります。 45分や50分の授業の中では,様々な知識や考えが伝達されるので,それを書いて可視化しないと学びの軌跡が残りません。 何をどのように学んで,どんな考えが生
仕事・育児・家事の全てを完璧にするのはしんどい ___________________________________ 20代後半に結婚,そして子どもを授かりました。 その頃の私は教師として自信をもち始めていたので,仕事も育児も家事も完璧にこなそうと意気込んでいました。 初めは上手くいきました。周りからも「イクメンだね!」(今は死語)なんてもてはやされました。 でも,全てを完璧にこなすのはしんどいです。持続可能なスタイルではありませんでした。 しだいにほころびが出てきて,しんどくなり,仕事も雑に,そして家族にも冷たく当たるようになってしまいました。 コントロールの必要性 ___________________________________ 気持ちだけでは乗り越えることができないことを実感した私は,バランスがとれた持続可能なスタイルを模索しました。(現在も模索中) そして 仕事も育児も家事
私は小学生の頃,習字教室に通っていました。そこの先生は褒めて伸ばす方針の先生だったので,僕が何を書いても 「◯◯くん,きれいな字やね〜」 「◯◯くん,いつもがんばっているね〜」 とほめてくれました。そのことが気持ちよくて,習字教室が大好きでした。 ある日,私と同じ名前の友だちと書き比べをする場面がありました。 周りの友だちもむらがってきて,どちらの方がきれいな字かを品定めをし始めました。 ほとんどの判定は私ではなく,もう一人の方がきれいだというものでした。 何で自分じゃないの? ___________________________________ 私は相手の子を認めずに,自分の方がきれいだと主張し続けました。怒りの感情も交えて… 普段から褒められることに慣れきってしまっていたので,きっと自分がみんなから 「◯◯くん,きれいだね!」 と認められることを期待していたのだと思います。 そして,
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