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【はじめに】 本コラムは代表概念がファンタジーの篤学者に三顧の礼で執筆していただいたものです。 皆様のこれからの創作に役立てていただければ幸いです。 序 このコラムを書くにあたって、まずはこの名文を掲載、引用したい。 ──第二次世界大戦の敗北は、軍事力の敗北であった以上に、私たちの若い文化力の敗退であった。私たちの文化が戦争に対して如何に無力であり、単なるあだ花に過ぎなかったかを、私たちは身を以て体験し痛感した。(以下続) 某出版社から刊行された書籍をある程度読んだことのある方なら、一度は目にした事がある名文かもしれない。これは1949年5月3日に角川創設者である角川源義氏によって書かれた文章であり、角川文庫の多くの書籍の巻末に掲載されている名文でもある。 かつて少年だった自分は心躍らせる書籍の本文のみならず、巻末にしばしば見られたこの名文に大いに思うところあり、その後の生き方や仕事への姿
本コラム「『ライトノベル』の未来とは」は記事を三分割しています。 『ライトノベル』の未来とは(2)はこちら 『ライトノベル』の未来とは(3)はこちら 1 コラムの反響を受けて 2 読解力の低下を感じる 3『ライトノベル』が失った市場 4 社会現象化できていない『ライトノベル』 5 残された市場は海外にあるが 6『ライトノベル』が生き残るために 7 児童文学と『ライトノベル』で思うこと 8『ライトノベル』が好きです 9 名興文庫のスタンス 1 コラムの反響を受けて 皆様、初めまして。そうでない方はこんにちは。天宮さくらです。2月4日にコラム「『ライトノベル』とは何か?」という挑戦的な内容を無記名で公開したところ、予想以上に多くの反響をいただきました。お読みくださった方、誠にありがとうございます。 「『ライトノベル』とは何か?」を執筆したのは天宮さくらです。あれを読んで感情を揺さぶられ、ある人
【募集】 募集内容:『ライトノベル』について 『ライトノベル』に対するあなたの意見を綴ったコラムを募集します。 『ライトノベル』の定義だけでなく、あなたが考える『ライトノベル』の未来や、コラム「『ライトノベル』とは何か?」「『ライトノベル』の未来とは」を読んだ感想。 どのようなものでも結構です。皆様の意見をお聞かせください。 募集のあった作品は「寄稿文、紹介!」ページで紹介します。 あなたが抱く『ライトノベル』への熱い思いを語ったコラムをお待ちしています。 【条件】 ・コピー&ペーストでないコラム ・コラムの最後に執筆者様の意見が明示されていること ・無料公開されている記事であること ・文字数制限はなし ・コラムとして成立している作品は、名興文庫の公式ブログで執筆者名・URLを紹介します ・応募は執筆者様本人のみ受付します 第三者の応募は不可です ・寄稿文に対する報酬の支払いは発生しません
本コラム「『ライトノベル』とは何か?」は記事を三分割しています。 『ライトノベル』とは何か?(1)はこちら 『ライトノベル』とは何か?(2)はこちら 9 現在の『ライトノベル』の問題点(1) 『ライトノベル』レーベルのいくつかは、文庫本だけではなくB6判サイズなど大きめの本で出版し、一冊の単価を上げています。そのことにより、購買者層が本来『ライトノベル』の対象者であった少年・少女ではなく、大人にシフトしました。また、Web小説投稿サイトの作品を『ライトノベル』として売り出す際、少年・少女をターゲットにしていない作品もまた『ライトノベル』に分類されるようになりました。 1990年代頃にあったファンタジーブーム、2000年代の『ライトノベル』の大流行。この頃は『ライトノベル』は少年・少女向けのエンターテイメント性の高い作品を総称していたと思われます。ですが、いつしか大人向けのエンターテイメント
本コラム「『ライトノベル』とは何か?」は記事を三分割しています。 『ライトノベル』とは何か?(1)はこちら 『ライトノベル』とは何か?(3)はこちら 5『ライトノベル』の大流行 2000年代に入ると『ライトノベル』が大流行します。2000~2004年の代表作を『ライトノベル☆ぶった斬り!』を参考に振り返りましょう(代表作の一部を表記・順不同)。 ・時雨沢恵一『キノの旅』 2000~ ・喬林知『まるマ』シリーズ 2000~ ・秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏』 2001~2003年 ・吉田直『トリニティ・ブラッド』 2001~2004年 ・冲方丁『マルドゥック・スクランブル』 2003年 ・おかゆまさき『撲殺天使ドクロちゃん』 2003~2007年 ・谷川流『涼宮ハルヒ』シリーズ 2003~ ・滝本竜彦『NHKにようこそ』 2004~2007年 ・成田良悟『デュラララ!!』 2004~201
本コラム「『ライトノベル』とは何か?」は記事を三分割しています。 『ライトノベル』とは何か?(2)はこちら 『ライトノベル』とは何か?(3)はこちら 1 初めに 2『ライトノベル』の源流 3 ヤングアダルト・ジュブナイルの立ち位置 4 そして『ライトノベル』が生まれた 5『ライトノベル』の大流行 6 出版作品は応募だけでなくWebからも 7 膨張する『ライトノベル』 8 児童文学に進出する『ライトノベル』 9 現在の『ライトノベル』の問題点(1) 10 現在の『ライトノベル』の問題点(2) 11 現在の『ライトノベル』の問題点(3) 12 名興文庫が求める作品 1 初めに 『ライトノベル』とは何か? 辞書で意味を確認すれば「会話文が多く、イラストがあり、文体が軽めで読みやすい、若者向けの娯楽小説」と説明があります。確かにその通りだと思います。 しかし、これですべての『ライトノベル』が網羅さ
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