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猫
norevocationnoyo.hatenablog.com
2020年夏まで夫と一緒にイギリスに住んでいました。 2019年から2020年は、まさに伝統的な大学の寮に住んでいたため、コロナ下は 大学の寮に守られて生活をしていました。 今でこそワクチンが普及し、ロックダウン全面解除に向けて動き出したイギリスですが 2020年の3月は突然のロックダウンにより大学も大きな影響を受けました。 まず、学部生用の寮は真っ先に閉鎖することが決まり、学生たちは次々と実家にかえっていきました。 そしてその後、家族寮や院生が多く在籍する寮も共用設備(スポーツジムやランドリー)が使用不可となり、 寮自体が閉鎖され、留学生たちも行き場を失い、困惑した様子がニュースで報道されていました。 そんな中、私たちの大学の寮はとても頑張ってくれました。 なにより助かったのは、学食を止めないでくれたことでした。 世界各国からきている生徒のために、1日4通りのランチメニューを用意し、 さ
イギリスから帰ってきて8か月。 日本での生活が落ち着き、やっとイギリスの思い出に浸れる時間が作れるかというと そうはいかず。 あわただしい日々に追われ、イギリスでの思い出は夢のよう。 それでも最近、懐かしく思うことがありました。 それは、大切な人たちにイギリスのカードを送ったから。 昨年の夏、帰国前にスーパーマーケット マークスアンドスペンサーで いくつかメッセージカードを購入しました。 ロックダウン明けのスーパーは、メッセージカードの種類も豊富になっていました。 1年中いつもで、「ママへ」「パパへ」「おばあちゃんへ」「いとこへ」といったカードが売っていることが素敵だなと改めて思いました。 「父の日・母の日だから」ではなく、大切な人には送りたいときにメッセージカードを送ればいいんだなと改めて気づかされました。 以下、お気に入りのカードを写真とともに紹介します。 左上:母の日用に購入しました
※お肉屋さんの生々しいお肉の写真を使っています。 刺激が強いものが苦手な方はご注意ください。 元気に外出自粛期間をいかがお過ごしでいらっしゃいますか。 イギリスで生理不順になったときに、よくレバーを食べていたのを思い出して この記事を書くことにしました。 イギリス生活中に貧血っぽい方、たんぱく質が足りてないなと感じる方、ぜひともレバーを食べて乗り切ってください。 慣れない海外生活で体調を崩したり、ストレスためないように…! あ、日本のみなさんも、ときどきレバー食べましょう! なんでレバー? 当時私は体調の問題で脂質制限をしていたので、食べられる肉、魚類が限定されていました。 お金を出せば選択肢は広がるのですが、限られたお金の中でなんとか栄養満点で低価格なものはないかなと探した結果、私の体に合っていたのがレバーでした。 レバーは、脂溶性のビタミンAやD、そして野菜では摂りにくいビタミンも豊富
ロックダウンが明け、イギリスではみなさんクリスマスの準備を進めているころでしょうか。 大人数で集まることはかなわないものの、少しでもみなさんが健康に、楽しい時間を過ごせるクリスマスでありますように… イギリスのクリスマス...で連想するもの。 クリスマスプディング、ミンスパイ、アドヴェントカレンダー、クリスマス礼拝… いろいろありますが、今日は「クリスマスクラッカー」について書きます。 日本と同様、クラッカーには火薬が入っているのですが、キャンディのような包みになっています。 そして、割り方が面白い。 手をクロスして、クラッカーの端を持ち、一斉に引っ張ります。クラッカーがはじけて、中から素敵なおもちゃが出てきます 中から出てくるおもちゃは、こんな感じ。 大抵のクラッカーには、紙でできたクラウンと、ジョークの書かれた紙、 そして小さなおもちゃが1つ入っています。 写真のクラッカーの中身… わ
ヤマザキマリさんと小島慶子さんの対談、すごい面白そう! と、読み始めたこの本。 その「グローバル教育」で大丈夫? 作者:ヤマザキマリ,小島慶子発売日: 2015/12/07メディア: 単行本 本当に興味深い内容でした。 ヤマザキさんは「テルマエロマエ」の原作者として有名になり、 そこからメディアに多数出演し、歴史についての知識が豊富で お人柄と発信する言葉がとてもエネルギッシュなので大好き。 小島さんは、夫が50歳で突然退職、オーストラリアに家族で移住。 小島さんが一人で日本とオーストラリアを行き来しながら仕事をし、 家族の大黒柱になったという経歴がとても興味深く。 はたから見たらとても柔軟に、順風満帆にお子さんをグローバル教育の中に おいているように見られるお二方ですが、実はそうではなく。 いろんな都合やなりゆきの中でグローバル教育の中に自分の子が育つこととなった。 二人の等身大の言葉で
デーツ(ナツメヤシ)は、鉄分やカルシウム、ミネラルが豊富ということですが、 さらになんと、葉酸も多く含まれるということで、私はイギリスで妊活中に よく食べていました。 (子どもはまだおりません。でも、イギリスで葉酸を多く含む食べ物については 詳しくなりました!) スーパーマーケットに行くと、どっさり入って500円程度で購入できます。 ヨーグルトに入れても、そのまま食べてもOK. ねっとりとした甘さは、干し柿みたいな感じです。 私は好き。 イラクやアラブ諸えも重要な食物とされてきたそうで。 アメリカの駐在妻さんのエッセイ『ウィスコンシン渾身日記』では、 妊娠中の筆者青子さんに、語学学校のお友達が何個も食べるように薦めるシーンが出てきます。 また、ラマダーン明けにデーツを食べるという風習があることも、このエッセイから学びました。 ウィスコンシン渾身日記 作者:白井 青子発売日: 2018/06
本当に本当にお久しぶりです。気づけば更新が全くできないまま1か月… 新しい土地へ異動の準備・荷ほどき・いろんな手続きに追われていました。 というのは言い訳かもしれません。 心がちぢこまっていただけかも… ちぢこまりすぎて、会いたかった方たちにも全然会えないままになってしまいましたが それでもいいこともたくさんありました。 帰国するときに私が楽しみにしていたことは、 「両親・祖母のために英国王室レシピのスコーンを焼く」ということでした。 「上達したね!」と、友人(パティシエ)に褒めてもらったスコーン。 イギリスで書いたお手製レシピブックをもとに作ってみたものの、手際が悪く 材料を入れる順番を間違え、こね方もおぼつかず、オーブンはイギリスと全然違って なかなか綺麗な黄金色の焼き色がつきません… それでも、「スコーンを焼くのは大雑把な人が向いている」というのは正解。 私の大雑把スコーンは、最終的
渡英前、私は準備のための「お役立ち情報」を集めるためにイギリス駐在妻のブログを読み漁っていた。 彼女たちはとても大事な情報を残してくれたので助かったが、かなり経済水準が高いことが読み取れた。 高級な化粧品やブランド名、ポッシュなお菓子や紅茶、有名レストラン、飛行機のビジネスクラス、世界各国の旅行の様子... 一方の私は、同じ駐在とはいえ、もっと泥臭い境遇だった。 住む場所はケンブリッジ(ロンドンではない)、通常の駐在員のように会社から特別な手当が出るわけではない(自力でやることが多い、経済的に贅沢はできない)、会社のお膳立てがないので、健康管理やトラブル解決、日本人との友達作りも自分でやらねばならない…。 このことを自分に言い聞かせ、渡英準備にあたっていた。 そのとき、「これから過ごすイギリス生活をどんなものにしたいか」を考えた。 イギリス生活をどうしたいか1:「お客様」ではない立場であり
プラスチックごみに対するイギリスの取り組みを最近よく目にする。 すごいなと思う反面、疑問に思うこともある。 イギリスのプラスチック製品事情 お店編 イギリスのスーパーで驚いたのは、エコバッグの浸透率。老若男女、大半の人がエコバッグを持っている。過去に購入したと思われるボロボロのレジ袋を何度も使ってエコを実践している(?)おじさんもよく見かける。 また、イギリスで広く展開しているドラッグストア「ブーツ」では、処方箋薬をビニール袋に入れて渡していたのだが、世論にひどくバッシングされているという記事を読んだ。 「薬を持ち運ぶだけなのだから、紙袋でいいではないか」という客からのクレームに対し、店側は「日光を避けなければいけない薬などもあり、ビニール製にした」と弁解していたが、世論の勢いがあまりにもすごかった様子。これは、日本にはない現象だなと驚いた。 乾物の食品梱包も、プラスチック製のものを控える
日本にいるときは、遠く海外で起きた事件として認識していたblack lives matter. Black peopleの友人がいたわけでもなく、差別を意識するわけでもなく、ああ、デモが起きたなとか、歴史の中の話としてとらえてきたblack lives matter。 でも今回の事件を受けて、非常に重大な問題として意識し始めている。 ジョージフロイドさんが亡くなったニュースを読んで、ああまた、と悲しく思っていたときは、まだ他人事だった。 BBCでデモの様子が報じられたときも、ああ大変だ、と、まだ他人事。 でも、私の住む施設のblackのお兄さんが、5月30日を境に いなくなってしまったことをきっかけに、私の中で勝手に不安がふくらむ。 彼は3月以来、ずっと休まずに働いていた。 私は3月から毎日彼の顔を見ている。 ロックダウンが始まり、人との距離が取りにくいときも、彼は私の不安を察知して 無言
久しぶりにリンゴを買ったら、あんまりおいしくなかったので煮リンゴにした。 旬じゃないせいだろうか。 アップルパイを作りながら、不意に書きたくなったリンゴの話。 An apple a day keeps the doctor away 高校の英語の授業で、先生がスヌーピーの漫画を紹介してくれた。 An apple a day keeps the doctor awayは、そのときに先生に教えてもらった印象的なことわざ。 「1日1個のリンゴで医者いらず」。 当時の私にはピンとこなかったけれど、今ならわかる気がする。 日本のリンゴは甘くて1日一個食べるには大きすぎる。 でも、イギリスのリンゴはこぶし1個サイズで酸味が強く、食べきりやすいサイズ。 日本のりんごとイギリスのリンゴ 日本は、蜜がたっぷり入ったシャキシャキの甘いリンゴが好まれているけれど、イギリスは酸味の強いリンゴが好まれているような印
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