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ノーベル賞
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リニア新幹線の問題点 Ichizo Aoki 総合知学会会員 http://www.asahi-net.or.jp/~pu4i-aok/core/memodata/1500/m1528.htm 有人走行鉄道で世界最高速度である603km/hを記録したリニア新幹線。2027年の東京~名古屋間の開業に向け建設中。南アルプス貫通のCルートの工事費を5兆1000億円。このうち3兆円は「据置期間30年」「返済10年」「年利0.6%」「無担保」という通常ならあり得ない好条件で借りている。これすべて安倍政権の特別取り計らいとのこと。 車両メーカーとしては日本車両製造とMHIが試験車の開発をしたが、MHIは価格が折り合わず降りた。日立も降りる可能性あり。超電磁石と地上に設置する電磁石コイルは東芝。 トンネルは土建会社。ただし談合事件発生。 経済的な危惧 電力消費量が新幹線の3倍もある。 各駅停車のリニアは
月刊「エネルギーフォーラム」:2015年9月号 多事争論:「メタンハイドレートは物になるか」8月8日稿に、National Geographic図を付記 ------------------------------------------------------------------------- メタンハイドレートは「資源」ではない メタンガスと水が低温、高圧の状態で結びついた一種の水和物、シャーベット状に地層に分散する固体、点火すると遊離メタンが燃えるので「燃える氷」の名がある。地球に広く分布、極域の永久凍土層、深海の堆積層など、日本近海では1000m程の海底下の地層に存在する。 メタンハイドレートは以前から海洋地質学の研究課題、だがエネルギー資源と思う人は少ない、資源としては「質」が低すぎるからである。 下図はNational Geographic・2005年掲載の「Resourc
「メタンハイドレートにダマされるな」 週刊文春2013年4月4日号 「メタンハイドレートは資源ではありません」 こう断言するのは、資源開発工学が専門の石井吉徳東京大学名誉教授だ。 安倍晋三首相は成長戦略の一つにメタンハイドレートを位置づけ、二月の施政方針演説でも触れているが、かつて開発の基礎研究に中心的に携わっていた石井氏は、この安倍政権の方針に真っ向から異を唱える。 'The Shale Gale Is a Retirement Party' "So concludes an expert analyst of the natural gas boom. Brace for bust." Suncor’s Voyageur plant expected to join scrap heap "If Suncor Energy Inc. mothballs its partly-built
「メタンハイドレートにダマされるな」 初代調査委員長:緊急警告 石井吉徳東大名誉教授、週刊文春2013年4月4日号 「メタンハイドレートは資源ではありません」 こう断言するのは、資源開発工学が専門の石井吉徳東京大学名誉教授だ。 安倍晋三首相は成長戦略の一つにメタンハイドレートを位置づけ、二月の施政方針演説でも触れているが、かつて開発の基礎研究に中心的に携わっていた石井氏は、この安倍政権の方針に真っ向から異を唱える。 三月十二日、経産省は愛知県沖の深海で実施していた次世代エネルギー資源「メタ ンハイドレート」の産出試験で、約十二万立方メートルのメタン産出に成功したと発表しました。茂木敏光経産大臣が「思ったより出るね」と会見で発言し、新聞やテレビも「世界初の成功」と大きく報じていますが、ダマされてはいけません。 アベノミクスの成長戦略を実現するためには大量のエネルギーが必要になります。二年前の
地球温暖化の脅威、対策などは、内外メディアで頻繁に報道されますが。その原点、自然観測データそのものについては、あまり語られません。 むしろかなり偏っているようです。「脱原発か温暖化か」といった恣意的な報道すらあります。それは原発推進と地球温暖化危機論がセットだったと、3・11原発事故で思う人が増えたからでしょうか。 そこで改めて地球の科学、観測データなどを、そのまま整理してみました、先ずはご覧下さい。 何故自然に聞くことが、スーパーコンピュータ・モデルに優先するのか、それはモデルとは人間が自然を理解するレベル以下でも以上でもないからです。 つまり自然に教わることが最も大事、その聞き方を補助するのがモデルと言うべき、だが実態はそうなっておらず温暖化モデル研究者に電気、機械工学系が多く、スーパーコンピューター、情報技術関係者の花形分野となっている。専門分化の弊害がここにも顕れており、さらに欧米
滋賀県、新江州(株)取締役会長、滋賀経済同友会特別幹事、森健司さん、MOH通信37号・巻頭言 「私はグローバル化に反対論である。 常に世界中でもっとも廉価な商品を求めて、それを国内産と競争させ輸入することが、わが国にとって(国民にとって)よいことだろうか。商品が生産されるためには、原料段階から、商品の製造、完成品化、流通と幾つかの工程があるが、不可避の事情はあるとにしても、少なくとも食品、衣類、住居等、生活必需品は昔から言われているように、最寄品である。決して買回り品ではない。 最寄品ということは今の言葉でいえば「地産地消」ということだ。生活をする以上無くてはならない、無くては生きていけないモノが生活必需品なのだから、それを輸入に頼ってはいけない。国際紛争や、自然災害の様なことで輸入が滞ったとき、どうすれば良いのか。少なくとも行政も生産者も消費者も、挙げて「地産地消」を守り育てていく努力が
立体農業 庭しんぶん・庭プレス社2009年10月号社説 “人間の後には沙漠あり” 『Tree Crops: A Permanent Agriculture』という本がある。 アメリカ合衆国の農学者ジョン・ラッセル・スミス(John Russell Smith)が1929年に書い たものだ。この中で彼は、山間部や丘陵地帯などの傾斜地での鋤耕(じょこう)農業を鋭く批判する。 森林を伐採し農地を拓く。鋤で耕し、穀物を作る。しかし こうして裸にされ、耕された土は徐々に雨に流され、風で吹き飛ばされる。“土壌流失”と呼ばれる現象である。その結果やがてそこは表土を失い不毛の地と化 す。中国で、シリアやギリシャで、そしてグアテマラで、人類の農耕による土壌破壊は世界中で引き起こされてきた、と著者は述べる。 この本が出版された当時、合衆国でも土壌流失は深刻だっ た。ヨーロッパで栽培される穀物(コムギ、オオ
アメリカのシェール革命 1)「シェール革命断章取義」-開発サイドから見たその実相、実態 椙岡雅俊、国際石油開発帝石株式会社代表取締役副会長:石油開発時報 No. 178(2013, 08)の論説、 本人のご了解を得てBlogに掲載したもの、現時点で、もっとも優れたシェールオイル・ガスについての解説。 http://www1.kamakuranet.ne.jp/oilpeak/pdf_files/sugioka.pdf 2)シェール開発、革命の実態とは 環境にやさしいとされる天然ガスだが、激甚な環境汚染も この非在来型のガスは昔から存在は知られていたが、質が悪くコスト高、いままで手を付けなかっただけ。<通常の多孔質の石油・天然ガス層からのほうが、採掘も容易で儲かった。 それが新エネルギーといして脚光を浴びてきたもの。生産は地下に大量の水、砂、化学物質を圧入する。 この時、汚水とともにメタンも
メキシコ湾の石油事故は、史上最悪の海洋環境破壊です。これについて、オバマ大統領は、戦争や大災害など国家的な危機の時に慣例となっている執務室からTV演説しました。(日本時間2010年6月16日) 事故そのものについては、日本でも報道されていますが、実は、これは「Easy oil」の終わり、「安く豊かな石油時代の終焉」を象徴する、文明の変換期を意味するのです。 かっての海底油田とは、大陸棚200m程度の水深で、2000mほどの掘削深度でした。それでも陸上油田よりコスト高、本質的にはエネルギーコスト高、つまりEPRは低下していました。今回のBPの場合は、水深1.6Km,海底面下3,8kmと、全く意味が違うのです。 日本では未だに、非在来型の石油がまだまだある、カナダのタールサンド、アメリカのシェールガス、石油などなど、と石油代替があると思われていますが、そうではないのです、それは以前は手も付けな
entropy「エントロピー」の語源、en(中)とtrope(変化)です🍀 難しく言うなれば、英: entropyは、熱力学および統計力学において定義される示量性の状態量。 熱力学において断熱条件下での不可逆性を表す指標として導入され、統計力学において系の「乱雑さ」を表す、となる。 そして簡単な自然のお話、コップに一滴の赤インクを落とす、広がり薄なる、その逆は起こらない❗ 宇宙も一点から拡がったそうである。 いずれも経験がそう教える。これをエントロピーが増大すると言い、その逆をエントロピーの減少と称する。 減少にはエネルギーが、質の良い集中したエネルギーが必要である。質が大事なのだ。 これがエントロピー論の第一章、もうお分かりでしょう経験則なのである。 --------------------------------------------------------------------
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