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子育て環境の充実を考えて、オランダに来ているものの起業したばかりで、忙しさに忙殺されており、なかなかオランダの子育て環境を満喫できずにおります。 しかし、そんな中、子どもはさっさとオランダ語を習得しつつあります。すでに子どもにオランダ語で話しかけられても全く分からない状態になっています。(汗) そんな昨今ですが、今回はオランダはやっぱり「子どもが世界一幸せな国」だと実感した、視察のお話です。 ■「1 more Baby応援団」がオランダにやってきた! 実は、つい先日まで日本から「1 more Baby応援団」がオランダの子育て環境の視察に訪れていました。 「日本の少子化問題を解決したい」という、「1 more Baby応援団」。ご存知の方も多いのではないでしょうか。こちらの皆さんと、オランダの省庁、企業、学校、助産院、それから家庭訪問と、2週間弱で30か所!という怒涛のスケジュールでインタ
少しの間、日本に帰っていました。日本滞在中は、おかげさまで充実した時間を過ごすことができました。 そして日本にいる間に、改めて「なぜ移住したのか?」ということを多く聞かれました。 そこで今回は日本イエナプラン教育協会で福岡の久保さんにもお目にかかることができたり、オランダからの留学生とも交流できたので、今回はそれらも踏まえながら、「なぜ教育移住したのか?」といったことを書いてみたいと思います。(久保さんにお引き合わせいただいた吉塚さん、ありがとうございました!) ■子どもが世界一幸せな国オランダ、だけど、学力は特に高くない? 「子どもが世界一幸せな国」と言われているオランダ。ご存知の方も多いと思いますが、これはユニセフの指標です。実際にこの内容を見てみると、複数の指標(「物質的豊かさ」「健康と安全」「教育」「日常生活上のリスク」「住居と環境」)の総合評価で1位になっており、日本は6位です。
春分も過ぎて、受験シーズン到来。さらには卒業式、卒園式などを意識する季節でしょうか。新一年生の家にランドセルが届いた!なんてニュースも耳にするようになりました。 そんなニュースに触れながら考えるのは、ヨーロッパと日本の違い。2016年1月に2週間滞在した、オランダでの学校見学や取材の余韻がまだ残っているからです。 一言でザックリというと、「成熟社会」という印象を強く受けたのですが、オランダでは4歳になった翌月から小学校に入学します。だから入学式とかありません。もちろん、ランドセルとか指定のカバンとかないし、教科書もレンタルだそうです。 このようにちょっとしたことだけでも、合理的というか大人っぽいというか…。日本との違いを感じざる負えないのです。 ■自立の仕方が違う この違いが一体、どこから生まれてくるのか?ということを考えていた時に、面白い本の一節を思い出しました。 京都大学教授だった河合
2016年年明け早々(1月4日)に、「世界一子どもが幸せな国」と言われるオランダで学校を見学してきました。 このブログを読んでいただいている方は、おそらく「子どもの教育」や「子育て」に関心がある方が多いと思いますので、みなさん既にご存知かと思いますが、オランダは近年、「世界一子どもが幸せな国」と言われています。 2013年にユニセフが行った調査が根拠となっています。(個人的にはOECDの「幸福度指標」によるものだと思っていましたが、勘違いだったようです。ご存知の方いましたが、お知らせください) 数年前にも「日本の3週先を行くオラダンの教育」としてTV番組で特集されたりしていましたので、ご存知の方も多いと思います。 ということで、果たして本当に「オランダの子どもは世界一幸せなのか?」と思ってオランダに見にきました。 ■世界一子どもが幸せな国の理由は2つ? 今回は、ユトレヒトという、あのミッフ
我が家はお兄ちゃんが小さい時から、ほぼ毎日、本の読み聞かせをし、物語を話してから寝る、というパターンになっています。 2週間に一度、図書館で20〜30冊借りてきて毎晩読んでいます。 最近では1歳の次男も、「俺にも本を読んでくれ」と言いたげに、自分で絵本を選んで持ってくるようになりました。もちろん、まだ読めないのですが。 ■ユダヤ人の家庭は本に溢れている ユダヤ人の国際弁護士アンドリュー・J・サターさんの『ユダヤ式「天才」教育のレシピ』という本を読んで、「本を読むことの大切さ」を実感したので、かなり以前から意識的に多くやっていました。 この本は、ユダヤ人は世界で1300万人とむちゃくちゃ少ないのに、なぜ世界的に起業家、ノーベル賞受賞者が多く、世界の金融界やビジネス界を牛耳っていると言われているほどに、天才が多いのか? どういう教育をしているのか? といったことが書かれています。 ポイントとな
先週滞在していたフィリピンマニラから帰国後、お腹を壊しました。後から考えると、おそらく、ホテルのレストランで出された水が水道水だったような気がします。 たった、これだけで体調が悪くなるなんて、自分は世界では生きていけないなあ、と実感しています。 そういう意味では、昨年(2014年)、ハイハイしたり、なんでも口にいれる赤ちゃん時期を、セブ島で過ごしていた、うちの次男の将来の免疫力が楽しみです。笑。そういえば、今のところほとんど風邪などはひいていないかな。 ■道に寝ている子どもたち マニラは、2015年秋に控えるAPECに向けて、いたるところで大工事中です。また、全体としてみると経済発展が著しく、いたるところで華々しい世界の高級ブランドショップが軒を連ねています。 しかし、マニラには強烈な光と影が、となり合わせになっています。 渋滞の激しい街をタクシーで通ると、きらびやかな真新しい高層コンドミ
2014年の2月から育休をとって、もうすぐで丸1年です。本当にあっと言う間でした。でも、1年前に生まれた次男が歩けるようにまでなっているので、それなりに時間が経ったことは実感できます。 この間、海外に長期で滞在したりと、それまでの生活環境、仕事環境、とは全く違うところにいたことで、感じることがありました。 ■世界との差が広がる教育 子どもをシンガポールの幼稚園に入れてみたことをきっかけに、教育に関して見えることが変わってきました。 日本では2014年の夏にインターナショナル・スクール・オブ・アジア軽井沢がオープンしました。今までの日本にはなかったスタイルでアジア中から生徒を集めることにも成功して話題の学校です。 でも、日本に出来たからすごいのであって、世界的に見ると、(たとえばシンガポールから)それほど斬新ではない気もします。 シンガポールであった、スウェーデン人親子から聞いたスウェーデン
今年も来ましたゴールデンウィーク。みなさん、楽しい計画盛りだくさんだと思います。自分も、ゴールデンウィークは、近年、わりと意識しています。 というのは、毎年、この時期になると強烈に思い出す話があるのです。 実は、このブログでも直近2年は毎年同じ話を書いています。 ちなみに、うちの場合、長男は3歳が5歳に。次男に至っては、存在すらしていなかったのに、今や1歳。自己主張も立派にするようになっています。 そこで、今年も改めてこの話に触れたいと思います。 ■子育てゴールデンタイムはあっという間! 実は、3年前に読んだある文章をきかっけに、毎年、この時期に意識することがあります。それどころか、昨年一年間の育休を取るきっかけの一つにもなった文章です。 去年(『楽しんでますか?親の人生で一瞬の「子育てゴールデンタイム」』)も、一昨年(楽しんでる?子育てゴールデンタイム)も同じ文章を、この時期に引用して、
うちの長男は、通っている幼稚園が、楽しくて楽しくて大好きなようです。理由は友達と遊べるから、とのこと。通っている幼稚園に感謝です。 これは、子どもの成長としても健全だなあ、と思うのですが、幼稚園では悪ガキなので、先生には大変迷惑をかけているようです。汗。 こうして、”楽しい”という思いを胸に、幼稚園、保育園を卒園して、小学校に入ったとたん、”学校がつまらない”という子が増えている(昔からいた?)ようです。個人的には、こういった現象を”隠れ小1プロブレム”と思っているのですが、原因の一つが、就学前の施設は”遊ぶところ”。ところが、就学したとたんに”勉強するところ”と完全に分断されていることが問題だと思っています。 これは、”遊び”=”楽しい”、に対して”勉強”=楽しくない、となってしまっている日本の教育の根本的な問題だと思うのですが、この壁を、いとも簡単に乗り越えた一人の天才19歳に会ってき
1年間育休取得した元サラリーマンクリエイターの海外子育てブログ。 あっ、18歳以上の大人に向けて発信してるってことじゃないんです。自分の子どもが大きくなったら読んで欲しいなあ、ってことを書いていこう、ということで。 吉田和充/東京都出身/オランダ在住 ブランディングデザイナー/クリエイティブディレクター/保育士 経営戦略、広報広告戦略の立案、実施、プロデュース、商品開発、新規事業立ち上げ、海外進出プロデュースなど 日本とオランダ、ヨーロッパをつなぎながら、企業や店舗、個人の事業拡大のお手伝いをしています。 得意分野は、クリエイティブやエデュケーション。 2016年 保育士 2016年、博報堂を退職しオランダへ移住、起業 2014年、次男誕生に際して1年間の育児休暇を取得し、家族でアジア放浪旅行へ。 「移住アシスト業務」など、移住関係にまつわるご相談は受付けておりません。(「起業」のご相談は
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