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今まで何人かの方々からコメントをいただきました。 それで分かったのが、博士には、意外とコンサルを視野に入れている人が多いのかも？ということ。 コンサルの面接は独特です。したがって、コンサルの面接について、もう少し書いてみたいと思います。 コンサルのケーススタディは、大きく２つのパターンに分類できる。 Ａ：　数字を見積もる問題。 Ｂ：　戦略を組み立てる問題。 Ａについて。 たとえば、 「日本にあるテレビの台数は？」 「ウイスキーは１年間で何本売れるか？」 「電柱は何本あるか？」 たとえばウイスキーの問題なら、複数のアプローチが思いつく。 １：ウイスキー販売会社の売り上げ　Ｘ　ウイスキーの割合　÷　ウイスキー単価 ２：小売店の店数　Ｘ　１店当たり平均売上げ本数 ３：消費者人口　Ｘ　１人当たり消費本数 さて、数字を眺めると、簡単に見積も

今日は、博士院生の就職先（研究職以外）の候補である、ベンチャーキャピタル（以下ＶＣ）について書きたい。 昨日もざっくりと書いたが、今日はＶＣひとつにスポットを当てて書く。 ＶＣは、博士院生が就職しうる業種として、ポピュラーになってきている。しかし、就職を考える博士院生のうち、活動の最初の時点でこの選択肢を持っている人は少数派だろう。。いむぱくとふぁくたーは、これから、博士院生→ＶＣの動きが加速するのではないか、と思っている。したがって、先取りしてみるのも良いのでは？ そもそもＶＣとはなにか？ググれば山ほど説明が見つかるので、ザックリと書くにとどめる。 ＶＣは金融会社の一種で、未上場ベンチャー企業への投資を行っている。未上場というのがミソで、まずはファンドを立ち上げ、ベンチャー企業の未公開株式の取得、という形で投資を行う。ハンズオン投資ならば、取締役の派遣や提携先企業の紹介な