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世界初、国立の研究機関が開発したTRPG 国立天文台は科学広報担当者のニーズの変化に応えるため、サンドキャッスルTRPGというゲームを開発しました。しかしサンドキャッスルTRPGは教育用のゲームではありません。普通のTRPGとして楽しめるように、ゲーマーの視点を用いて作られました。また、このゲームは非常に柔軟性があり、さまざまなコンテンツに対応できることを特徴としています。国立天文台は今後の広報活動にサンドキャッスルを活用していくつもりですし、他の研究教育機にも自らの広報活動のために利用してもらいたいと考えています。そして何より、このゲームをプレイする人たちがたちが楽しんでくれることを願っています。 一緒に盛り上げよう サンドキャッスルの公式ハッシュタグは#NAOJ_TRPGです。ぜひSNS上で使ってみてください。
The First TRPG Created by a National Research Institute The Sandcastle TRPG was created by the National Astronomical Observatory of Japan (NAOJ) in response to the changing needs of the science outreach community. But Sandcastle is not an educational game. It is designed by gamers for gamers to enjoy playing as a normal TRPG; it is also extremely flexible and capable of accommodating a wide variet
主星「カムイ」と惑星「ちゅら」に決定! �[2019年12月17日追加] クレジット:国際天文学連合 高解像度画像(455KB)open_in_new(この画像は自由にご利用いただけます。ご利用の際はクレジット(国際天文学連合、IAU等)の明記をお願いします) �2019年12月17日、国際天文学連合が名称を発表しました。 主星のHD 145457が「カムイ(Kamuy)」、 惑星のHD 145457 bが「ちゅら(Chura)」 と命名されました。詳細は、以下の国立天文台のニュース記事をご覧ください。 太陽系外惑星系の名称決定、日本からの命名は「カムイ」、「ちゅら」open_in_new 更新履歴 [2020年5月28日追記]インフォグラフィックの差し替えとKamuiの表記をKamuyに修正しました。 [2019年12月17日追記]結果発表。 [2019年12月11日追記]本キャンペーン
模型は、望遠鏡可動部(図1 or 図3)と望遠鏡ベース部(図2 or 図4)からなり、それぞれのパーツを造形して組み立てた後に、ネジ(M4のボルトとナット)を使って可動部とベース部を接合します。 各パーツは、サポート材なしで造形できるように設計されています。サポート材なしで造形して下さい。また、造形用のソフトに読み込んだそのままのサイズで造形できるようにしてあります。もしあまりにも小さいもしくは大きい場合は、造形用のソフトで10倍や0.1倍など、スケールを変えてみて下さい。 精密バージョン 説明書つき造形ファイル (STLファイル) 一式をダウンロードする(zipファイル、2.6 MB) 図1:望遠鏡可動部 左の図にあるように、"teleMove_A" から "teleMove_G" の7種類を造形します。"teleMove_F" と "teleMove_G" は2つずつ造形します。 左の
街明かりの少ない場所では、日没後の西の空、あるいは夜明け前の東の空に、地平線からふわっと伸びる光芒が見えることがある。黄道光――太陽系の彗星や小惑星から放たれたダストが太陽光を散乱して光っている姿だ。太陽以外の恒星にも「黄道光」を持つものがあり、デブリ(残骸)円盤と呼ばれている。デブリ円盤のダストは、惑星が作られる過程で微惑星同士が衝突する際にまき散らされた破片であると考えられており、恒星の周囲で温められたダストは熱放射により中間~遠赤外線で明るく光る。1980年代にIRAS衛星の観測でベガが最初のサンプルとして見つかって以降、最近も日本の赤外線天文衛星「あかり」などによる赤外線広域探査によって、いくつものデブリ円盤候補が見つかっている。 さらに、デブリ円盤ダストから来る熱放射の赤外線スペクトルには、鉱物ダスト特有の凹凸パターンが焼き込まれており、惑星の材料物質が何で出来ているのかを診断す
重力波 ―科学によって天文学を理解し、天文学によって科学を理解する Gravitational waves: use science to understand the Universe and listen to the Universe to understand science. 2015年11月、岐阜県神岡の地下に建設が進められてきた大型低温重力波望遠鏡KAGRAの第1期実験施設が完成、年度内の試験観測開始を目指しています。電波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線、人類はこれまで多波長にわたる電磁波観測を通して世界の理解を深めてきました。そこに、“光”とは異なる新しいチャンネルが加わり、“重力波天文学”の本格的な開始がいよいよ迫ってきました。国立天文台も、TAMA300で開発してきた最新技術を注いで、新しい天文学の道を拓くこの大プロジェクトに取り組んでいます。100年前にアイ
4D2Uドームシアターとは? 4D2U(フォー・ディー・トゥー・ユー Four-Dimensional Digital Universe 4次元デジタル宇宙)とは、空間3次元と時間1次元を合わせた(4次元)宇宙を、デジタルデータで可視化したものです。 4D2Uドームシアターは4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2Uプロジェクト)が開発しました。莫大なスケールの空間と時間の中で、天体や宇宙の構造とそれらが進化してきた様子を直観的でわかりやすく表現したい。この思いから最先端のコンピュータによる3次元シミュレーションデータや観測データを可視化し、手に取るように目の前に立体映像で再現する映像空間、4D2Uドームシアターが誕生しました。 4D2Uドームシアターの公開は天文情報センターが担当しています。天文学の最新の成果を、わかりやすく、楽しく、そして科学的に正しい映像表現でみなさまにご覧いただける
流星は、地球大気に高速で飛び込んできた小さな塵粒が、衝撃加熱によって高温となり、塵粒から溶解した成分と、もともとの大気成分とが混じり合い、数千度という高温プラズマとなって発光する現象である。隕石落下を伴うような火球と呼ばれる大流星や、人工衛星の大気圏再突入の場合は、加熱された本体の連続光が検出されることもあるが、通常の流星でのスペクトルは基本的には輝線の集合である。流星本体起源であるカルシウムやマグネシウム、ナトリウム、鉄などの輝線と、主に大気起源である窒素や酸素などの輝線が目立つ。流星を観察すると、しばしば色が付いて見えるが、肉眼で感じる色は、こういった何種類かの輝線の組み合わせによるものである。 ただ、対地速度・突入角度の違いや、発光高度の差による物理・化学的環境の差、そしてもともとの流星体の個体差などによって、輝線の種類や強度比は大きく異なっている。最近では同じ流星群に属する流星でも
固体表面が露出している水星や月などの天体には大気がない、と長い間思われていました。スペクトルをとっても、なにしろ固体ですから太陽の反射光に、ほんの少し、鉱物特有の幅広い吸収が載るだけで、あまり面白みもなく、分光観測の対象にはなっていませんでした。ところが、1985年に水星にナトリウムの希薄な大気が、輝線として地上観測で発見されました。このナトリウムは、おそらく水星表面からなんらかの原因で放出されていると考えられました。なにしろ重力的に束縛されてはいますが、太陽の強い紫外線により、一定時間の後にイオン化し、太陽風に捕捉され、飛んでいってしまうので、常に供給されている必要があるからです。 水星にあるのなら月にも、と思うのは当然です。そして、1988年、月にもナトリウム大気が発見されたのです。 続いてカリウムも発見されました。水星同様、月からも何らかのメカニズムで供給され続けていると思われていま
太陽の周囲に広がるコロナを地上から見るには、太陽の円盤が完全に隠される皆既日食の時を待たないといけない。可視光線では太陽の表面があまりにも明るく、希薄なコロナから来る弱い光を観測することが難しいためである。太陽コロナを詳しく調べるには、可視光線よりもっと波長の短い紫外線やエックス線で観測するのがよい。高温のコロナは波長が短い光をたくさん放射するためである。しかし、波長が短い紫外線やエックス線は地球大気を通ってくることができない。人工衛星によって宇宙から観測する必要がある。 「ひので」に搭載された極端紫外線撮像分光装置(EUV Imaging Spectrometer, EIS)は、太陽コロナが出すスペクトルを分光観測する装置である。極端紫外線とは、紫外線の中でも波長の短い波長域のことで、その波長域には100万度を超える高温プラズマが放射するスペクトル線が多数存在している。一番多いのが鉄イオ
太陽の光をプリズムを通してみると、虹色に光が分解されて見える。詳しくみると、連続的な放射のなかに、暗い筋が無数に存在していることがわかる。太陽大気の主成分である水素や微量に含まれるカルシウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄などの不純物が、内部から来る光を特定の波長だけで吸収するので、暗線が現れるのである。 代表的な暗線は、その発見者の名前をとってフラウンホーファー線と呼ばれる。フラウンホーファーは、強く見える暗線に、波長の長い方、すなわち、赤い方から順番に、A、B、C、、、というようにアルファベットで名前をつけていった。例えば、D線はナトリウムが、H線・K線はカルシウムが作る暗線としてよく知られている。そのなかには、太陽起源のものではなく、地球大気の吸収でできる暗線もまざっていた。 フラウンホーファー線は、実は、太陽研究者の生命線である。暗線の深さを調べると温度が分かるし、暗線の波長の移動を
アーカイブ新聞とは 2008年4月のアーカイブ室発足時より、活動記録として不定期発行されていました。 もともと台内資料としてアーカイブされていましたが、2008年11月末より一般の方々にも公開されています。 (※当初は「アーカイブ室新聞」と称していましたが、その後の組織改編により、名称を「アーカイブ新聞」と改めました) 2018年1月25日更新 番外編 最新号|900-|800-|700-|600-|500-|400-|300-|200-|100-|1号 リンク先はPDFファイルです。 第1000号 再びレプソルド子午儀室床下を探検 その深井戸(2017年3月21日) 第999号 1930年(昭和5年)の地震研三鷹分室地下30㎝の自記温度計記録などを発見外気から地下時計室まで6か所の温度比較(レプソルド子午儀室床下探検)(2017年3月21日) 第998号 1930年(昭和5年)のゴーチェ
最新情報 2012年6月8日 「修了生実績」に平成23年度科学映像クリエータ養成コース修了生の修了作品を掲載しました。 2012年3月18日 2012年5月21日金環日食観察用の「日食を楽しもう」を修了生協力の下、制作しました。是非、様々なところでご活用下さい。 ・YouTube ・ニコニコ動画 ※修正版をアップロードしました。 国立天文台2012年5月21日金環日食の情報 2012年3月2日 修了生を紹介するポータルサイト「Science Communication 科学文化を創造する仕事」を公開しました。(2016年3月31日終了) 2012年3月23日(金)に「宇宙映像利用による科学文化形成ユニット」成果発表会を開催します。 トピックス メンテナンス情報 サーバーメンテナンスの為、2012年6月11日(月) 18:00~18:30の間、本サイトにはアクセスできません。ご迷惑をおかけし
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