Raspberry Pi PicoのSocである RP2040 は、専用のプログラムによってさまざまなI/Oインターフェースをソフトウェアで実現できる PIO (Programmable I/O)という機能ブロックを2つ搭載しています。 NuttX for Raspberry Pi PicoでPico Audio Packを使う で実装したI2Sインターフェースも、このPIOを使用して実現しています。ここでは、このPIOでのI2Sインターフェースの実装について説明します。 RP2040 PIO (Programmable I/O) について PIOの機能詳細は、RP2040 Datasheet の「Chapter 3. PIO」や Raspberry Pi Pico C/C++ SDK の 「Chapter 3. Using Programmable I/O (PIO)」などで説明されてい