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ノーベル賞
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『お笑い・漫才芸人列伝』 古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。 明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。 Produced By 聴き比べ落語名作選 『レトロアニメジャパン』 NEW!! あの頃。夢中になって観たアニメやドラマ 昭和のアニメやドラマを映像で追体験! Produced By 聴き比べ落語名作選 茶会に来なけりゃ店立てだ 茶の湯~三遊亭圓生 蔵前のある大店の旦那。息子に店を譲り、静かな根岸によい物件を見つけて小僧の定吉を連れて隠居をします。周りには琴や生花などを嗜む風流人が揃っており、自分も何か風流なことを始めたい。前に住んでいた人が茶人で茶室や道具も揃っているのでお茶を始めようと思うが小さい時分に習ったので何もわからない。 「茶碗の中に入れる青い粉はなんだったか」と言いますと定吉が「わかります」と言って青ぎなこを買ってきます。炉に炭
じっくり聴きたい人情噺(世話噺)【上級者向け】 人情噺は、夫婦や親子などの人情を感じさせ、気持ちがやすらぐ噺だと思っておられる方も多いと思います。芝浜、唐茄子屋政談、藪入りなどが代表格ですね。広義にはそれも人情噺と言って間違いないなく、むしろこちらが人情噺として定着しつつありますが、狭義では、特に江戸落語界では、落語と人情噺は別物とされていました。 人情噺は、江戸時代に起こった事件や怪談、町人の生活を描いた演目で、歌舞伎で「世話物」と呼ぶことから、落語でも「世話噺」という言い方が定着しています。一席は40分から1時間程度、ストーリーによっては数回、数十回に分けて口演する「続き噺」の形態をとり、人情噺ができないと真打ちとは認められませんでした。 また、落語はオチのある噺であるのに対して、人情噺にはオチはなく、ドラマの登場人物になりきってストーリーを演じていきます。
江戸茅場町で魚屋を営む和泉屋次郎吉という男。普段は何の変哲もない魚屋ですが、裏の顔は”鼠小僧次郎吉”。庶民を苦しめる金持ち、大名から金を盗んで貧しい人、困っている人たちの家に金を投げ込む義賊として知られています。 師走の雪の朝、次郎吉が昨晩の博打で大負けをしてゲンなおしだと新橋汐留までやってきますと、料理屋の店先で店主が十歳ほどの子供の蜆売りに「シジミなどいらん」と怒鳴っています。次郎長が見とがめ「全部買ってやるから川に放してやれ。この店で一杯やっているのでお代を取りに来い」と言います。 戻ってきた子供を火に当たらせ、料理を食べろと言いますが、子供は「家に持って帰って母親と姉に食べさせたい」と言います。母親は目が見えず、姉は病で寝たきりになっているという。かわいそうに思った次郎長が蜆の代金と、別に五両を渡そうとすると、「蜆の代金はいただきますが五両はもらえません。知らない人から金をもらって
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