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すべての人が暮らしやすい社会を目指すために、注目されている「ユニバーサルデザイン」。公衆トイレや図書館など、公共施設で耳にすることが多いのではないでしょうか。 「ユニバーサルデザイン」と「Webデザイン」にはあまり関連がないように思われますが、世界中の誰もが自分の好きな時にアクセスできるWebは、もともとユニバーサルな性質を持っています。本記事では、ユニバーサルデザインの定義やルール、そしてWebデザインに活かせるユニバーサルデザインの視点を紹介します。 また、ユニバーサルデザインの活きる場として、Webデザインの他にもUIデザインの分野も含まれます。UIデザインについて知りたい方はぜひ以下の記事もご覧ください。 ユニバーサルデザインとは? ユニバーサルデザインの意義・定義 ユニバーサル(Universal)には、「全員の」「普遍的な」という意味があります。ユニバーサルデザインとは年齢、性
Figmaとは? Figmaとは、アプリデザインやWebデザインに多く使用されるデザインツールです。UIUXデザイン、ワイヤーフレーム、プロトタイプ制作など、デジタルデザインのあらゆるタスクを行うことができます。ウェブブラウザから直接アクセスできるため、ソフトのダウンロードが必要なく、どこからでもアクセスしてデザイン作業を行うことが可能です。 Figmaは無料プランから始めることができ、多機能なプロフェッショナルプランまで様々なニーズに合わせて選択できます。バージョン管理やファイルの共有も簡単にできるため、多くのデザイナーや開発者にとって欠かせないツールとなっています。 Figmaについて基礎から知りたい方は以下の記事も併せてお読みください。 ワイヤーフレームとは ワイヤーフレームとは、WEBサイトなどを制作する上で各ページごとに必要な要素を整理したものです。基本はグレースケールで作られ、
デザインシステム、というものをご存知でしょうか?デザインに通じていないと、中々耳慣れない言葉ではありますが、ブランディングなどデザインを扱うプロジェクトではデザインシステムの構築が重要となります。 本記事では、デザインシステムの意味だけでなく、その構築の仕方を解説し、有名なデザインシステムの事例を紹介します! 記事を読めばこれがわかる! ・デザインシステムの定義 ・デザインシステムの作り方 ・デザインシステムの事例 デザインシステムとは? デザインシステムとは、デザインに関するあらゆる情報を構造化したものです。 デザインの目的・原則やデザインの基準を記したガイドライン、実装に落とし込むためのUIパターンやデザイントークンなど様々なものが含まれます。スタイルガイドやコンポーネントライブラリも、デザインシステムを形成するレイヤーの一部です。 ※スタイルガイド:デザインのルール ※コンポーネント
WBSは、システム開発のプロジェクトマネジメントに使用されがちですが、システム開発以外にも、どのようなプロジェクトでも使用する事ができます。漏れのないWBSを作成するには、WBSの作成方法や作成後の運用方法を正しく理解する必要があります。本稿では、WBSの意義と作り方、導入、作成に使えるツールまで紹介しています。 WBSとは? WBSとは、Work Breakdown Structureの略で、作業を分解して構造化するプロジェクト管理手法です。スコープ、コスト、スケジュールを一元管理し、プロジェクト計画の整合性を確保します。プロジェクト全体の作業を大きな粒度のタスクから細かいタスクにまで分解し、タスクの漏れを無くします。WBSによって各々の担当者のやるべきことを明確化した上で、スケジュール設定を行うことで、遅延の少ない精度の高い工数見積もりが可能となります。 WBSを作成するメリット プロ
私たちセブンデックスが謳っている「Marketing Innovation」。そこには、デザインを基点にして、戦略とデザインとデータを統合し、価値を創造することのできるマーケティングを提供したいという想いが込められています。 ではなぜ今、私たちがマーケティングの変革に踏み出したのか。そこに至るまでの軌跡、想いとは。全てを探るべく、代表の中村にインタビューを行いました。 ▼プロフィール|中村 伸啓 ベンチャーで業務経験を積み、大学卒業後に広告営業としてマイナビに入社。24歳で同社事業部最年少でマネージャーを務める。その後メディア開発、アプリの企画開発を経験し2018年にセブンデックスを設立。 デザインに感じた違和感。「価値」を問い直した瞬間。 ーまず簡単に事業内容について教えてください 企業や事業のライフサイクル全てに対応するマーケティング、デザインソリューションを提供しています。サービスを
UXデザインにおいて、ペルソナシート作成はコミュニケーションロスを減らして検証スピードを上げる有益な手段です。ただ、本来の目的を知らずに作ってしまうと、意図が汲み取れない、意味のないペルソナシートが出来上がってしまいます。 この記事では初めてペルソナシートを作成する方向けに、ペルソナシートを作る意義とその作り方について紹介します。 ペルソナシートを作る目的 大前提として、ペルソナシートは作ることが目的ではありません。何を得るべきか要点を整理しました。 ターゲットの共通認識を持つため ペルソナシートを作る一番の目的はターゲットに対する共通認識を持つことです。 例えばターゲットが『30代の富裕層向け』だと仮定します。このターゲットに対する各メンバーの解釈を見てみましょう。 Aさん:「年収が国民平均450万円以上あれば、世間から見ると裕福だよね。」 Bさん:「感覚的に年収800万円くらいからが自
KPIツリーを作成、定義した上でどうすれればKPIを伸ばせるのか、仮説検証が必要になりますね。そこで役立つのが『ロジックツリー』。 今回はロジックツリーについてや、ロジックツリーを活用したKPIの仮説検証方法についてご紹介します。 ロジックツリーとは ロジックツリーとは、ある物事を属性で構造的に分解した樹形図のことです。課題に対する原因分析や、ある事象に対する仮説検証で用いることで、原因の特定や根拠付けを行うことができます。 また、ロジックツリーを作ることで、物事に対してどの論点について話しているのか、チームコミュニケーションにも役立ちます。 ロジックツリーは階層が深いほど深く考察できていることになります。経験上3階層考えられると精度の高い分解ができてると言えるでしょう。 ロジックツリーを作成する上で大切な『漏れダブりのないMECEな状態』 ロジックツリーは上位の要素を分解したものです。こ
プロジェクトマネージャー、ディレクターの方などが仕事をする上で必要なのがタスク管理。自分やチームのタスクを共有・把握することでプロジェクトが円滑に進みます。 タスク管理する上でツールを使うと便利ですよね。しかし、タスク管理ツールは数が多すぎてどれを使えばよいか迷ってしまいます。(これは永遠の悩みです…) そこでこの記事では、実際にプロジェクト・仕事で使い、本当に良いと思ったタスク管理ツールを厳選してご紹介します! 正しいタスク管理ツールの選び方とは 私自身良いと思ったタスク管理ツールはいくつかあるのですが、プロジェクトの特性に合わせて使い分ける必要があるため「これ!」と決めてはいません。まずはどの様な特性に合わせてツール選定しているかをご紹介します。 管理したいタスクの最大粒度で決める ツールで管理したいタスクの最大粒度を把握しましょう。以下4つにわけることができます。 プロジェクト単位:
「仮説検証」など、ビジネスにおいて「仮説」という言葉をよく耳にします。仮説を立てることで課題解決のための改善が早く効率的に行えるなど、強い武器になります。 一方で「仮説」がパワーワードになりすぎて、仮説を立てることが目的になり、質の低い仮説を立ててしまうケースもよく見受けられます。 この記事では、改めて仮説とは何か、なぜビジネスにおいて仮説が重要なのか、また、ビジネスを加速させる仮説思考や、事例、学ぶためのおすすめの本と、仮説に関する一通りの内容をご紹介します! 仮説とは? そもそもビジネスにおける仮説とは何か深堀りしていきましょう。 仮説を一言でいうと「確からしい仮の結論」です。情報が不完全な中で、「多分この選択肢が答えになるであろう」と決めたものを指します。 ビジネスにおいては、「会員登録数が減ったのは○○が原因だろう」「売上が伸びたのは○○だからではないか」と、プラス/マイナスどちら
今回は、Webサイトやアプリの配色がどのように決められていくのか弊社のUIデザイナーの方に聞きました。 Web・アプリデザイン製作の現場を実際に覗くのは、なかなか難しいことですが、今回は特別にデザイン会社のインターン生として取材した内容をまとめていきたいと思います! Webサイト・アプリデザインにおける配色の考え方 まずは、サービス配色の考え方についてお聞きしました。 ユーザーに与えたい印象で色を決める 配色の考え方で最も重要なのは、「そのサービスがユーザーにどのような印象を与えたいか」ということだそうです。 例えば、食品関係のサービスは、全体的に暖色系の色が多いですよね。 (左)Delish Kitchen (中)HOT PEPPER (右)ぐるなび それってなぜだかわかりますか? 以下の画像を見ていただくとわかるように、赤、黄、オレンジなどの暖色系の色や茶系の色は、食欲を増進させる効果
ユーザーシナリオはUXデザインをする上で欠かせないものです。 しかし、ユーザーシナリオという言葉にピンとこない方も多いのではないでしょうか? 今回はユーザーシナリオについての定義や役割、具体的な活用方法についてご紹介します。 ユーザーシナリオとは? ユーザーシナリオとは、ユーザーとサービスの理想的な台本のようなものです。 主人公(ペルソナ)がどんな風にサービスと出会い、サービスに関わってどのように変化していくのか... その理想的なストーリーを描いたものがユーザーシナリオです。 実際にはユーザーとサービスのタッチポイントにおいて、ペルソナが「どんなことを感じ、どんな行動に移してほしいのか」を詳細に整理することで、サービスを利用する一連の流れを可視化することができます。 なぜユーザーシナリオが必要なのか? UXデザインの目的はユーザーにとって良い体験を作ることですが、良い体験を作るのにユーザ
ユーザビリティが「使いやすさ」を指す言葉だとすると、アクセシビリティとは「使えるかどうか」を指す言葉で、コンテンツにおいてユーザビリティのひとつ手前にあるものです。例えば、障害を持つ方や高齢の方を含む、できるだけ多くの人にとって「そもそも使える」ものにするために、アクセシビリティへの配慮が必要になります。 Web上で公開されているコンテンツはあらゆる人に見られる可能性があります。私たち制作者は、常にアクセシビリティに配慮したデザインを心がけなければなりません。今回は色のアクセシビリティガイドラインの概要と、基準を満たしているかどうかを簡単にチェックできるツールをご紹介します。 記事を読めばこれがわかる! ・なぜ色のアクセシビリティが重要なのか? ・どのようにアクセシビリティを測るのか? ・計測のためのお役立ちツールは? 色のアクセシビリティはなぜ重要なのか まず初めに、日本人の何%の人が色
プロダクトを制作するにあたり、UI上のユーザー体験もプロジェクトメンバー全員で考えるシーンがよく見られます。よりよいユーザー体験を作り出すために「視線誘導」を考慮することは欠かせません。 この記事では、ユーザーが自然と目を向ける「視線誘導の基礎知識」をご紹介します。 グーテンベルク・ダイヤグラム グーテンベルク・ダイヤグラム 同じ種類の情報が均等に配置されている場合、視線は左上から右下に移っていくので、重要な情報は左上→中央→右下の順で配置するのが無難かと思います。 また、右上、左下に重要な情報を配置すると、読み飛ばされてしまう可能性があるので注意しましょう。 Z型 Z型 Z型とは、ユーザーの視線が左上→右上→左下→右下の順に移動するパターンのことです。つまり、アルファベットの「Z」に沿って視線が移動します。 グーテンベルグ・ダイアグラムと似ていますが、Z型は視線が止まるポイントがあるため
私がはじめてユーザーインタビューを設計した際「この質問リストなら仮説の検証も取れるし、完璧な質問リストだ!」と思って上司に確認したところ、「これはミスリードする危険のある設計だよ」と指摘を受けました。 一見ロジックも通っているし、仮説の検証もできそうなそれらしい質問設計。しかしいくつか落とし穴がありました。 今回はそんな落とし穴を、 “「カレーの作り方」をインタビューする”ことを例にご紹介したいと思います。 局所的な質問になっていないか? インタビューを設計する際に、初めにやるのが”目的の明確化”と”仮説の洗い出し”かと思います。 しかし仮説の検証に思考が寄りすぎると質問が局所的になり、本来取得しなければならない回答を取りこぼしてしまう可能性があります。 例えば、「カレー作りで玉ねぎを切るタイミングは1番最後だろう」という仮説を検証したい時、「カレー作りで野菜を切る時、どの順番で切りますか
色相環とは 色相を環状に配置したもので、色相とは色の三属性の一つです。 色の三属性 色相 色相は赤・黄・紫・青のような私たちが想像する色そのもののことです。
WEBサイトやアプリを開発する上で必要なワイヤーフレーム。開発途中で必要なものなので、普段目にすることはあまりなく、その役割をしっかりと理解している人は少ないのではないでしょうか?今回は、ワイヤーフレームとは何か、作成手順から気をつけるポイントまでを解説していきます。 ワイヤーフレームとは? ワイヤーフレームとは、Webサイトやサービスなどを制作する上で、ページの構成を示す基本的なレイアウト図のことです。基本はグレースケールで作られ、細かなデザイン作業に入る前の設計図としての役割を持ちます。 例えば、このSEVENDEX POSTのワイヤーフレームを作ると、上記の画像のようになります。実際にデザインを進める前に、完成イメージを「見える化」することで、情報の抜け漏れがないか、機能の整合性がとれているかを確認します。 混同しやすいキーワードの違いを知ろう ワイヤーフレーム 何に似てる?:建築で
はじめに こんにちは、デザイナーのばっしーです。 セブンデックスにジョインして2ヶ月ほど、クライアントワークの雰囲気にも徐々に慣れてきました。 さて、セブンデックスのようなデザインファームや制作会社などに所属している方の中には、新規にUIデザインを作成することが頻繁にある方も多いのではないでしょうか? 今回の記事でご紹介するのは、そんな方へ向けたワイヤーフレーム~デザインの作成のプロセスを大きく短縮させるための、一言で言えば「ワイヤーフレームをデザインに昇華させるUIビジュアルデザイン方法」です。事業会社でデザイナーとして務めている場合、展開しているサービスのデザインシステムなどは既に存在しているかと思います。そういった方は、今後新規のプロダクトなどを担当することになった場合を想定してご覧いただければと思います。 コンポーネントを用いたワイヤーフレーム作成 HCDプロセスやUXデザインの5
ユーザー視点のプロダクト開発を行うにあたり、ユーザーインタビューを通じてユーザー視点を理解することは欠かせないプロセスであり、昨今では様々なインタビュー方法が活用されるようになりました。 そして、ユーザーインタビューで得た情報を正しくプロダクトに反映させるためには、「ユーザーの声」を整理・分析し、ユーザーが持つ本質的なインサイトを理解することが非常に重要です。 本質的なインサイトと言うのは、ユーザー自身が自覚しているという事はほとんど無く、「ユーザーインタビューで得られる発言=インサイト」にはならないため、 「ユーザーの声」を整理・分析することで、インタビューの情報を正しくプロダクトに反映することができます。 本記事では、ユーザーインタビューを通じて取得した情報からユーザーインサイトを抽出する方法の一つである、「上位・下位分析」についてご紹介します。 上位・下位分析とは? 一つ目の上位
朝起きて、ご飯を食べて、歯磨きをして… 外出する時は鍵を閉めて、外で雨が降ってきたら傘をさして… 夜になったら帰宅して、お風呂に入って寝る。 私たちは、1日の中で数えきれないほどの「行動」をとっていますが、そのほどんどは、意識的ではなく無意識的に行っているものです。 頭を使って考えた上で意思決定をしなくても、おそらく歯磨きはしますし、雨が降ってきたら傘を差すでしょう。 なぜ、意識もせずに行動することができるのか。それは、意識しなくても勝手に脳が状況判断をし、あなたの行動に導いているからですが、その裏には土台となる判断材料が存在します。 面白いことに、どのような「土台」を築いていて、どのような「判断材料」を持っているかは人によって異なり、世の中には、歯を磨かない人や、傘を差さない人がいることも事実です。今回は、UXデザインにおいて、その「土台」を形成するのに重要な要素となる「メンタルモデル」
では、UXデザインの5段階モデルにおける要件の意義や役割を紐解いて行きましょう。 UXデザインにおける要件の意義 前回の戦略のフェーズでは、最終的なアウトプットが事業成長と紐づくように市場選定とターゲティング/ポジショニングによる勝ち筋の定義が重要であると説明しました。 要件は戦略で定義した市場の勝ち筋を元にユーザー目線で売れる機能を定義することが目的です。 ここで重要なのが使われる/売れる機能を見つけること。ユーザー目線の検討は、事業を成功させる近道の一つでしかありません。よく聞く「売れるものよりも、まずはユーザーに愛されるプロダクトを作ろう!」は、ただ良いものを作ることではなく、一旦ユーザー目線を取り入れ検討した上で事業判断をする、という意味です。この前提は忘れないようにしましょう。 この前提がある上で、要件フェーズでは『体験とお金の等価交換』を突き詰めます。では体験とお金の等価交換に
新しくプロダクトやWebサイトを製作する際、または、ゼロからプロダクトやWebサイトをリニューアルする際などに「デザインコンセプト」を策定することがあります。 この記事では、デザインコンセプトの意義を解説するとともに、実際に弊社で行われているデザインコンセプトの作成プロセスを例とともに紹介していきたいと思います。 コーポレートサイトのリニューアルを考えている方、デザインコンセプトの作成方法を知りたい方に是非読んでいただきたいです。 デザインコンセプトとは デザインコンセプトとは、一言でいうとデザインの指針のことです。 これから制作するプロダクトやWebサイトについて、どのような方針のデザインするのか、を明確にしたものがデザインコンセプトです。 デザインコンセプトの必要性 デザインコンセプトを作成する理由は複数あります。 プロダクトやWebサイトを制作する場合には、デザイナーだけでなく、エン
サービスや会社を立ち上げるときに、ほとんどの場合に必要になるのがロゴマークです。 ロゴマークはその中でも、イラストなどでイメージを表すシンボルマークと、サービス名や会社名を文字で表すロゴタイプの二種類に分けることができます。 今回はロゴタイプの方に注目し、フォントが与える印象の違いや、それによりどんなフォントを有名企業は選んでいるのかを見ていきたいと思います。 フォントは人格を作る ゴシック体や明朝体という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。小説の本文でよく見るのが明朝体、はっきりしていてwebやアプリでよく見るのがゴシック体、のようななんとなくのイメージはみなさんお持ちだと思います。 しかし、実はその中にもさらに多くの種類があり、日本語で使う和文フォントと英数字で使う欧文フォントを合わせるとその数はとても膨大です。 それらのフォントの名前を普段意識することはないですが、実
一つ目は、圧倒的にフォントが選びやすくなる「better font picker」です。 illustratorなどを使用している人は、テキストのフォントを変更する際に、サンプルで書体のデザインを確認しながら選びますよね。しかしFigmaではフォントを変更する際そのフォントがどういったデザインなのか確認できずフォント名でしか選ぶことができません。有名なフォントやよく使うフォントなどはサンプルが見えなくても問題はありませんが、あまり使わないフォントなどを使用する際にはサンプルが欲しくなりますよね。それを解決してくれるのがbetter font pickerです。 使い方は簡単で、プラグインを起動したあとにテキストレイヤーを選択し、プラグインパネル上のフォントを選ぶだけです。 Insert Big Image 二つ目は、Figmaに画像を貼る際に便利な「Insert big image」です。
みなさんはアフォーダンスやシグニファイアという言葉をご存知でしょうか? この2つ、デザイン分野に取り入れられた経緯から少し解釈しづらいことになっています。今回は、アフォーダンスとシグニファイアの違いを整理しつつ、具体例をあげながなら説明していきたいと思います。 また、デザイン分野で活躍する心理学的法則はアフォーダンスとシグニファイア以外にも多く存在します。他の法則にも興味のある方には以下の記事もおすすめです。 心理学におけるアフォーダンスの意味 アフォーダンスはもともと認知心理学者であるジェームズ・J・ギブソンによって考えられた概念です。 「与える・提供する」という意味の「アフォード(afford)」という言葉の造語であり、環境は動物(人)に対して特定の知覚を引き起こさせていると提唱しました。 例えば椅子(環境)は人(動物)に「座る」という行為を知覚させています。 「物や環境が人に行為を知
「UXデザインを学びたいけど、デザインに関わったこともないし、どうやって学べばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか? 最近は世間的にもUXデザインに対する関心が高くなっており、私もUXデザインに興味を持った一人です。現在はインターンとしてUXデザインについて学んでいますが、はじめはどこから手を付けたらいいかわかりませんでいた。 しかし、UXデザインを勉強していく中で、実践してみることがUXデザインを身に着ける近道だと気が付きました。 そこで、今回はUXデザイン初心者の私が、実際にアプリのコンセプト設計までをしてみました! UXデザインの基本 UXデザインとは、User Experience(ユーザー体験)をDesign(設計する)ことであり、サービスがユーザーに提供する一連の体験を設計することを指します。 「サービスが提供する体験」とは、例えば飲食店であれば、「お店に入店す
ブランド・ベネフィット ブランドが提供する利益を可視化して、整理します。 以下の4つの視点からブランドが提供する利益を整理しました。 ・社会からの視点でどんな利益をもたらすか ・市場からの視点でどんな利益をもたらすか ・顧客からの視点でどんな利益をもたらすか ・株主からの視点でどんな利益をもたらすか これまで集約してきた情報をもとに、一つ一つのクラスタを想像しながら、これからもたらしたい利益を考えます。 ブランドピラミッド 機能的価値・情緒的価値2つの属性をブランド属性の土台として、ブランド価値を見出すプロセスです。 メーカーとして担保すべき高い製品質と顧客のリソース不足が課題の市場に提供するソリューションサービスを機能的価値に。機能的価値を提供する時に併せて顧客にどんな心情、気持ちを提供していることが望ましいか、をあるべき姿として情緒的価値に。 その結果、日本のメーカーらしい側面と、もの
DX(デジタルトランスフォーメーション)によって、データの一元管理、データ活用の重要性が高まっています。DXはデータ化が目的ではなく、データを使って何を解決したいのか、目的を明確にすることが大切です。 DXを行いたいけど何から手をつければ良いかわからない。そんな方の為に、企業のDX推進をコンサルティングしている会社の選び方や、おすすめの会社についてまとめました。 特にこの記事では、大規模システムを抱える大企業と言うよりは、従業員500名以下、スピード感を持ってDXを推進したい企業向けに絞って紹介しています。ぜひ参考になれば幸いです。 DXコンサルティングとは DXコンサルティングは、簡単に言えば、企業がデジタル技術をフル活用して、ビジネスをもっと良くするためのサポートをすることです。インターネットやAI(人工知能)など、今日のテクノロジーを使って、企業がもっと効率的になったり、新しい商品や
UIデザインをする際、見やすさや美しさなど表面的な部分にばかり目がいきがちではありませんか? 実は、UIデザインではUIの構造設計が使いやすさを大きく左右します。 今回はオブジェクト指向UI(OOUI:Object-Oriented User Interfaces)とタスク指向UIについて説明し、構造設計の視点から使いやすいアプリケーションについて考えていきます。 オブジェクト指向UIの前にUIデザインについて知りたい方へは以下の記事がおすすめです。ぜひ併せてお読みください。 オブジェクト指向UIってどんなもの? ではそもそもオブジェクトとは何でしょうか? ここで言うオブジェクトは、ユーザーが使おうとしている目当てのものです。 例えば不動産アプリであれば、探したいと思っている物件がオブジェクトになります。 このオブジェクトと対になる言葉がタスクです。タスクは、ユーザーが行いたい事を表します
UXデザインを考える上で5段階モデル(ギャレットの5段階|5階層モデル)の考え方は非常に重要です。5段階モデルを元に考えることで、ユーザー目線を取り入れつつビジネスを成功に導くことができるのです。 逆に5段階モデルの考えを取り入れなければ、それはUXデザインとは呼べない、と言っても過言ではありません。 UXデザインの5段階モデルとは何なのか、どのようなことを行うのか、ご紹介したいと思います。 UXデザインの5段階モデルの考え方がビジネスにおいて必要な理由 みなさんはサービスのデザインを考える時どの様に考えていますか?もしかすると、「購入ボタンを大きくしたら購入者が増えそうだから大きくしよう」、「派手な色にしたら目に付くからそうしよう」など、見た目のデザインから考えていませんか? なにかの経験など論拠があれば良いですが、ない場合それはデザインと呼べるのでしょうか? 例えば家を作る工程で例えて
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