議論はもう終わりつつあるとは思うのですが、本田さんのエントリに関連して、少し書いてみようと思います。というのも昨年まで私、新卒採用を担当していたのです。ですから論考ではなく経験談みたいなものですね。 私の勤務先は、従業員数200名弱の中小企業。所在地は関西。ここ数年は毎年十数人の新卒を採用しています。業務の詳細は控えますが、就職サイトで言うとクリエイティブ系に分類される業界で、比較的学歴偏重主義は少ない(なくはないけど)職場だと認識しています。実際、旧帝大出身者だろうと専門学校卒だろうと一緒くたに採用され配属されてます。仕事が始まってからのキャリアも、能力、実績次第となる傾向が強いです。 と、ここまでが前置き。あとはgachapinfanさんの論点整理に沿って書いてみます。 1. 企業がスクリーニングの手段として学歴を用いることは妥当か 1.1. 必要な人材をとるために有効か否か 1.2.