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猫
siosio-pakira.hatenablog.com
子どもを持たない、持てないご夫婦というのは世の中にたくさんおられます。 私たち夫婦もそんな一組。 先天性心疾患であっても妊娠出産・育児をされている方は多く、そういう方の日々の積み重ねを見て、 「いずれ私も!」と思う女性や 「うちの娘も!」と思って、勇気づけられる人は多いでしょう。 それは本当にそうだと思うんです。 でも一方で、やはり妊娠出産を諦めざるを得ない人も多い。 その一人ひとりの事情は簡単に話せることではないし、誰一人同じというものはありません。 それでも、「産めない側の話」をしてみたいと思いました。 今日はそんな話です。 ちなみに、私は自ら「産まない」選択をしたご夫婦に関して嫌な気持ちになったり、反感を覚えることはありません。 そのご夫妻が考え抜いて出した結論を誰かが批判するなんてできないし、その答えを導くまでやはり何らかの葛藤があったと思うのです。 ただ私は子どもを「産めない」視
数年前から「生産性がない」という言葉をよく聞くようになりました。 働くことのできない人(納税できない人)、子どもを持たない・持てない人(未来を担う者をつくらない・つくれない人)や、人の手を借りなければ生きていけない病者・障害者に生活保護受給者(ざっくり言ってしまえば税金で生きていく人)かな。 今のところ、私が見てきた中で「生産性がない」に分類されるのはこういう人たちではないかと思っています。 いつの世も厄介者らしい さて、ふと思い返してみると、以前は前述の人たちのことは「社会のお荷物」と表現されていました。 「社会のお荷物はいなくなればいい」とか、そういえば言われていましたよね。 なるほど、私は社会のお荷物とやらに属するのかと特に何の感慨もなく思ったことがあります。 でも今はそういう言葉はとんと聞かなくなりました。 「生産性がない」という言葉に取って代わられた感が、個人的にはあります。 ☆
私が低学年の頃の担任の先生は、 「障害児教育に熱心なベテラン先生」という触れ込みだったそうです。 また、子どもたちに日記を書かせてその文章力を伸ばす先生でもありました。 私もその先生のおかげで文章を書くことが好きになりました。 だがしかし。 その先生の指導方針だったのか、学校の指導方針だったのかはわかりませんが、私はこの頃怪しい文章を書くようになっていたそうです。 私は全く覚えていませんが、母がいうのをかなり極端にまとめると 「私は病気で生まれてきて、とても大変な思いをして生活しています。でも毎日くじけずに頑張って生きています」 というような、なかなかに怖い文章です。 いえ、もちろんそう思ってる人を否定はしません。 私だって「なんだよ、こちとら毎日必死のパッチだけど頑張ってるんだからな!」 とか思うことはあります。 ただ、この文章にはそういう意味合いとは違う…なんというか、悲劇のヒロイン気
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