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アメリカ大統領選
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<1. 兆し> 彼女が結婚を意識したのは、26歳くらいの頃だった。 つきあって5年ほどの彼は同じ職場の同僚で、頼りがいのあるやつに見えた。二人の関係も良好だったし、結婚するのは自然な流れだと思っていた。ただ、プロポーズの言葉や、それを自分がどう受け止めたのかについて、彼女には記憶がない。 結婚が決まり、どんな式にするかの話し合いが始まってから、雲行きは怪しくなった。 ちょうど人前式というスタイルが導入され始めた頃で、信じてもいない神に結婚を誓うというのもおかしい、と考えた彼女は「人前式でやろうよ」と彼に提案してみた。着るものもお仕着せの文金高島田やウェディングドレスではない、ちょっと自分らしいオリジナリティのあるものにしてみたかった。 彼の反応は、微妙なものだった。だが、特別な反対というものもなかった。どうしても女性の方が結婚式の準備には夢中になるもの。そのときの彼女には、彼の無反応はそれ
大阪の2幼児遺棄死亡事件に関連した自エントリ 1.自分に出来ることは何だろう?〜大阪2幼児遺棄死亡事件について〜 2.自分に出来ることは何だろう?(その2)〜臆せず通報!〜 児童相談所(以下児相)での勤務経験のある人に会った。 現在も行政の立場で、児童虐待防止への取り組みをしている人だ。 いきなり児童虐待について、大した知識も持たない素人が「話を聞きたい」というのも唐突だよなあと思ったのだけど。彼女は自分が啓蒙活動をしている立場上、一人でも多くの人が虐待に関して知識を持つことはありがたい、と歓迎してくれた。 私は今回、とにかく虐待によって死亡する子どもが一人でも少なくなってほしい、と思って彼女に連絡を取った。児相のような専門機関、専門家でもない一市民が、この問題に関して何か役に立てることがあるのだろうか。それを知りたかった。 でもそれにはまず、児相のやっていることを知ることが必要だ。 見当
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