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ドイツを代表する自動車メーカーのフォルクスワーゲン(VW)ブランドで売上ナンバーワン(個数ベース)が何かご存知だろうか。車ではない。VW自家製カレーソーセージである。従業員約5万人を誇るドイツ北部の本社ヴォルフスブルクの社員食堂で、カレーソーセージの提供を数ヶ月前に取りやめたことが最近明らかになり、議論を呼んでいる。 絶品カレーソーセージは豚の飼育から カレーソーセージとは、ソーセージにケチャップとカレー粉をふりかけたもので、ドイツで最も人気のある大衆料理である。VWはもともと社員によいものを食べさせたいと、福利厚生の一環として自家製ソーセージの製造を始めた。専用農場で飼育した豚を原料に、1973年から本社敷地内の専用工場で製造しており、車の部品と同じく製品番号がつけられている。そのおいしさが評判となり、今では社員食堂だけでなく、VWショップや一般スーパーでも販売している。2019年の売り
2021年7月10日、梅雨の晴れ間のこの日、東京の都心は最高気温が33度を超え、朝までの雨もあって蒸し風呂のような暑さ。間近に迫った東京オリンピックの開会式場となる国立競技場のすぐ前、JR千駄ヶ谷駅の広場で、抗議のハンガーストライキを始めたフランス人がいた。39歳のヴィンセント・フィショ氏である。 日本人女性と結婚し、2人の子どもと家庭を育んでいたが、3年前に突然、妻に子どもを連れ去られたという。八方手をつくしたが、未だに居場所もわからず、子どもに会えていない。 ハンガーストライキの目的は、オリンピックで来日するフランスのマクロン大統領に「子どもに会いたい」との訴えを届け、日本政府に善処を申し入れてくれることだという。というのは、フィショ氏は2019年にマクロン大統領が来日した際に、事態を重く見たフランス大使のはからいで、大統領に直接会って窮状を訴え、当時の安倍首相に進言してもらった経緯が
日本人妻に子どもを連れ去られ、面会すらできないまま何年も放置されている欧州人男性二人が、10月20日、改めて欧州連合(EU)に働きかけた。今年前半には欧州議会の請願委員会に訴え出て、同議会は7月、日本を強く非難する決議を採択している。今回は、同議会の法務委員会に訴え出て、EUとの間で締結された戦略的パートナーシップ協定(SPA)の一時執行停止を求めた。家族の問題が、どうして国際協定に関係するのかと思うかもしれない。それは、EUが、協定相手国に対して「価値の共有」を前提として定めているからだ。欧州にとって日本は価値を共有できる国たりえないと彼らは訴える。 仕方がないですまされない 今年7月、欧州議会は日本に対する強い抗議の決議を採択した。日本人妻にEU籍を持つ子どもを連れ去られた欧州人男性の訴えを聞き入れたものだった。日本は、国連の子どもの権利条約も、ハーグ条約も批准しているにも関わらず、そ
IPPNWドイツ支部副議長で小児科医のアレックス・ローゼン氏 ©IPPNW (2016年2月27日「IPPNWの国際会議 チェルノブイリから30年フクシマから5年」ベルリン) 東京電力福島原発事故後の小児甲状腺がん多発は、国際的にも大きな論議を呼んでいる。早くから「放射線被曝による異常多発」を警告してきた日本の医師たちは、放射能の危険性を訴えてきたIPPNW(核戦争防止国際医師会議・1985年ノーベル平和賞受賞)ドイツ支部が開いた国際会議に招かれた。国連人権理事会や国際環境疫学学会は、日本政府に対して検査対象者の拡大や検査方法の改善を求めた。しかし、事故から6年経っても政府は動かない。その問題点に迫る。 緊急報告:フクシマから6年、「小児甲状腺がん異常多発―検査見直しが急がれるこれだけの理由」前編:チェルノブイリと比べて 多発は「スクリーニング効果」のせいなのか 小児甲状腺がんの多発は「放
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