nagoya313 さんの記事「Boostのfusionとspiritやばい」で Boost.Spirit.Qi を使ってカンマ区切りのデータを Fusion シーケンスに突っ込む例が紹介されている。これはこれで簡潔なのだがせっかく構造体を Fusion にアダプトしていてメンバの型情報がとれるはずなのに parse() に渡すルールのところでもメンバの型情報を指定しなければならないのが悲しい感じである。どうせならルールを自動生成したいところだ。 実は Boost.Spirit.Qi にはそんなニーズに応えられる機能が存在する。auto_ パーサーである。auto_ パーサーがどういうものかは本家ドキュメントか faith_and_brave さんの記事「qi::auto_で簡易パース」を参照してもらうとして、Fusion シーケンスを属性として渡した場合には、各要素に対する auto_