4月から後期高齢者医療制度というとんでもない制度が動き始めました。政府は周知徹底に不備があったと陳謝していますが、あらかじめ制度の内容について明確にしてしまっては、それこそ大変なことになると承知していたので、確信犯的にアナウンスメントを控えていたのが本当のところでしょう。大手メディアもこの制度のトンでもぶりを認識していたにも関わらずずっと沈黙してきて、制度が出来上がってから取上げる。猿芝居もいい加減にして欲しいものです。 リハビリに関する診療報酬140日上限打ち切り制度や、障害者自立支援法なる悪法の場合もそうでしたが、一度制度として成立してしまうと、窓口でどんなにその制度の矛盾や非現実性を指摘しようとも、実際のサービスを継続して受けようと思ったら、制度に従わざるを得ないのが現実です。「弱者は現実問題結局従わざるを得ない」と、居直っている政府のやり方に猛烈な野蛮さと下劣さを感じます。 で、後