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suzukimiho.hatenablog.com
きょうは、大切な友達の四十九日です。 マギーズ東京発の雑誌「HUG」の表紙を手がけてくれたデザイナーの綾仁麻衣子さん。 今月発行した2号目のいくつか表紙のデザイン案を送ってくれて、そこから一緒にひとつの案に絞った矢先に、先月、雑誌の完成を見ることなく、29歳で旅立ちました。 フリーランスのデザイナーをしていた麻衣子さんと出会ったのは、1年半ほど前のこと。 マギーズ東京オープンと同時に、マギーズまでこられない人にもマギーズの温かさが届けられる雑誌を創刊したいとfacebookでプロボノ編集チームを募集してみたときに、参加したいと連絡をくれたのがきっかけでした。 会ってみると、可愛らしさもありながら、自分を持っていて、凜とした女性。 聞くと、26歳のときに転移した乳がんが見つかり、治療を続けている中でマギーズ東京を建てるためのクラウドファンディングを知り、進捗を楽しみにしてくれていたとのこと。
「がんになるということは、地図なしで敵陣にパラシュート降下するようなものだ」 今、マギーズセンターの発祥の地、スコットランドに向かう飛行機の中でこれを書いています。 夏休みをいただいての渡英。 マギーズ東京がオープンしてから初めてのマギーズ本国での研修を受けるためです。 冒頭の言葉は、マギーズセンターの発案者であるマギーさんが遺した文献で紹介している、Dr. Michail Lernerが「Choices in Healing(The MIT Press)」という本の中で書いたもの。 本当に、その通りだと思います。 道もコンパスも地図もなく、敵がどのくらい強くて、味方がどこにいるのかもわからない。 そこがどんなところかの知識も全くなく、道なき道をいくトレーニングを受けたこともない。 そこを抜け出したくても、どっちに向かえばいいのかすら、わからない。 マギーズセンターは、そんな敵陣だと思って
こちらの前回の記事の続きです。 suzukimiho.hatenablog.com 書いていたら耐えきれないほど眠くなったために《後半に続く》としたのですが、気になるところで切ってしまったために、「続きは?」とたくさん連絡をいただき、会う人会う人に「大丈夫?」とご心配いただいてしまいました。 ごめんなさい。 _____________ 24歳のときに右胸の乳がんの治療をしてから8年半。 ジョギング中に左胸に痛みを感じ、しこりのようなものを見つけた私は、意を決して病院に行きました。 「鈴木さん、どうぞー!」 涙が出そうになるのを深呼吸でかき消して、診察室へ。 ここで再発や転移がわかったら、今後の人生にとってとても重要な日になる。 でも、もしそうなったら、8年半前のように変えられない事実を前に泣き暮らすのではなく、貴重な経験としてその後の人生の糧にして、他の人のためにもなれるように、なんとかし
突然左胸に異変を感じたのは、先月29日(火)のことでした。 仕事から帰宅して、目黒川沿いをジョギングしていたときに左胸に感じた、いつもとは違う重みと痛み。 嫌な予感がして、帰宅して恐る恐る触ってみたら、しこりと思えるようなものに触れて、意識が遠のいていきそうになるのを必死でこらえました。 2008年、24歳のときに右胸の乳がんの治療をしてから8年半。 乳がんから「卒業」といえるようになるまであと1年半というところで、もしかして今度は左胸に・・・? きっとそうだ・・・ なんだか右胸にしこりを見つけたときと似ているような気がする。 あのときも、前日までは何の予兆も感じず、突然だった。 ・・・いやいや、気のせい!心配しすぎ! きっとただ生理とかホルモンバランスの関係で胸が張っているだけだ! ぐるぐると色々なことが頭を巡るけれど、どんなにしこりと思えるような部分を触って考えてみても残念ながら私がこ
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