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JSTQB FLに合格された方が、次のステップとしてTM(テストマネージャ)やTA(テストアナリスト)を目指す場合、どのように学習すればよいか悩まれることが多いようだ。TMやTAに関する市販本は国内にはないし、講習やセミナーといったものもまだ無い。シラバスを読む以外にどんな学習方法があるのか、よく問い合わせがある。その回答をまとめておきたい。 【1】FLの次は、TMとTAのどちらを目指すべきか TMとTAの受験資格は経験が3年以上だ。それをクリアできているという前提とする。TM試験は、トライアルが2010/08から始まり第5回が2015/08に行われた。次回は第6回が2016/08に行われるだろう。TA試験は、2016/02に第1回が始まったばかりだ。JSTQBは、当面、TMとTAを半期ごとに繰り返すのではないかと推測する。次回TAは、早くて2017/02だ。ただ、試験問題を評価し、次回の
MySQLは、連続8時間接続し放しにしていると勝手にConnectionが切れるようだ。com.mysql.jdbc.exceptions.jdbc4.CommunicationsExceptionのようなエラーが出ていた。サーバ側でConnectionを延々と保持し続けることはできないと知った。connectしてから8時間なのか、最後にアクセスしてから8時間なのか、正確なところは調べていない。8時間という設定は延長できるのかもしれないが、少々延長できたとしても本質的な解決にはならない。接続が切れても再度connectすれば問題ないことは分かった。しかし、どのタイミングで再接続すればいいのか判断できない。一般にはどのように実装するものなのか、詳しい方がおられたらアドバイスいただきたい。 とりあえずは、エラーが発生したら、一旦disconnectして、再度connectし、SQLを再実行する
[2011/08/09追記]現在設問数は234問に増強しています。JSTQB Advanced試験(テストマネージャ試験)に対応した模擬問題を179問を作成して「テスティング中級コース(管理編)」として提供しています。8/27に実施される第1回JSTQB Advanced Level試験の対策に、ぜひお使いください。申し訳ないですが有料2,000円です。無料では40問のみをサンプル公開しています。まずは無料コース(テイスタ)を試してみて、よさそうだと判断されたら、有料コース(イータ)を申し込みください。詳細は、以下からどうぞ。有料コースの優位性のために、無料での公開を40問と少なく設定しました。あしからず。 ■テスティング中級コース(管理編)の紹介: http://squaring.jp/EC13-JSTQB-TM/ ■マイページからゲストとして試してみる: http://squaring
MySQLは幾度もインストールしているが、毎回文字コードの設定では悩まされる。忘れてしまっていることもあるが、本質的に理解できていないので、毎回文字化けなどを起こしてしまうのだ。昨日も作成したデータベースに日本語をINSERTしようとすると以下のようなエラーが出た。対応のメモを残しておく。 Incorrect string value: '\xE3\x81\x95\xE3\x81\x82...' for column 'NAME' at row 1 at com.mysql.jdbc単に以下のようなINSERT文をJavaからexecuteUpdate()で実行しただけだ。同じことをMySQLコンソールからやった場合にはうまくいった。 $ mysql -uroot -p*** > use msql > create database test; > flush privileges; >
OMGが公開している要求交換フォーマット(ReqIF:Requirements Interchange Format)について調べてみた。以下のURLからダウンロードしたReqIFの仕様書を読んでいるところだ。2011-04-02にリリースされている。 http://www.omg.org/spec/ReqIF/1.0.1/ 以下の記事も参照のこと。 (1) ReqIFの3つのユースケース (※この記事) (2) ReqIFの8つの機能 (3) ReqIFの再利用性、RIFとの差異 (4) ReqIF/RIFの動向 (5) ReqIFフォーマットの構造 (6) ReqIFでの代替IDとアクセス制限 ReqIFは、要求を記述したファイルをXMLの統一規格で定義して、企業間やツール間で扱いやすくしようというものだ。これまで「要求仕様」は、WORDやEXCELで記述したり、リーズナブルなツールな
相変わらずではあるが、いくつか試験問題に不備があったような報告が見られる。2chやtwitterでは「仮にもテストのための資格だ。レビューはしっかりとして欲しい」との意見がみられた。FLでは、問22と問30に、問題文中に正解を記述したままであったり、なくてもいいような間接的な選択肢の記述があったりしたようだ。 ALでは「テスト」が「テかスト」になっていたり、正解が他の設問の問題文に含まれているものが2題もあったようだ。ちなみに品質コストの4つのカテゴリと、プロセス改善の7つのステップの順序の問題だ。その他にも問題や選択肢として適切なのか疑わしいものもいくつかあったが、それを主張する術はない。 最近、私はもう、これらはJSTQBの個性である、風物詩であると思うようにしている。完全でなければいけないのか。「人間はエラーを起こす」とシラバスの冒頭にも掲げているはずだ。完全でないから面白いんだ。た
[2012/05/28追記] 最新版ではFoundationが430問、Advancedが234問です。 もうすぐ、JSTQB Foundationの第10回試験(2011/02/19)ですが、模擬問題を360問ほど作成してみました。本試験前の最終チェックにでも利用してもらえたらと思います。無料コースと徹底コースに分けて提供しています。コンセプトは、dentakurou氏の無料de試験のパクリですが、効率的・効果的な演習スタイルと、合格するためのコンテンツの整備にかなり時間をかけました。まだ不十分な点もありますが、とりあえず、試験を間近に控えた方を支援できたらと思い、公開に踏み切りました。 無料コースでは130問を提供し、そのうち50問をカテゴリ学習用、80問を本試験形式での模擬問題としています。130問のうち50問は、過去4回の試験(第6回から前回の第9回試験)で実際に出題された問題をベ
Windowsで作成したMySQLのスキーマとデータをごっそりLinuxへ移すことにしたのだが、例によって文字コードなどの問題があり、素直には行かなかった。メモとして残しておこう。mysqldumpを用いてWindowsのMySQLで作成したデータベースをバックアップし、それをLinuxのMySQLにmysqlを使ってリストアする手順なのだが、2点ほど注意が必要だった。 それぞれのMySQLは以下のような構成になっている。create database test; とするとtestというdatabaseが作成される。DBの実体はLinux側では/var/lib/mysql/testとなる。同じ構成でWindowsのMySQLにもtestというdatabaseがあるとする。 ■Windows側 +-- C:/Program Files/MySQL/MySQL Server 5.x/ | +-
最近、JavaとMySQLに格闘している。 AUTO_NUMBERは、MySQLではauto_incrementと呼ばれる。auto_incrementのカラムが設定されたテーブルにINSERTするとそのレコードにインクリメントされた値を勝手に設定してくれる。だが、インクリメントされた値をアプリ側でオブジェクトに反映させる方法がどうもすっきりしない。基本は、INSERTした直後になんらかの方法で追加したばかりのレコードを再検索(SELECT)すればいいのだが、そもそもauto_incrementのカラムはPrimary keyに設定していたりするので、再検索も難しい場合がある。SELECT LAST_INSERT_ID()という方法があることが分かったので、メモしておく。 以下の感じでauto_incrementカラムのあるテーブルが定義されているとする。 create table DUM
たとえば「select count(*) from A」などでテーブルAに登録された件数が計数できる。同じようにテーブルBについても、あるいはwhere句を指定して計数したいなど、いろいろな集計を1回のSQL文の発行で行う方法だ。union句を使えばいいだけのことなのだが、ちょっと工夫するとプログラム上で結構、汎用的に書けそうだ。 select count(*) from A union select count(*) from A where NAME is not null union select count(*) from A where UPDATED < '2010/02/06'通常なら3回のSQL発行が必要そうなところを1回の発行で済ませることができる。ここまでは大体の方がご存知だろう。ただ、上記のSQLだけでは正しく検索されない場合もある。これを以下のように補完してやる。
[2011/08/16追記]この記事は古いので注意ください。現在は SWEBOK Version 3として改訂作業が進行中のようです。SWEBOKの動向をご存知だろうか。今年2010年にSWEBOK 2010というバージョンがリリースされるようだ。現在一般に利用されているSWEBOKは2004版だ。当初、2008年には改訂版が出ると言われていたが、すでに2年を超過した。やっと改訂されるのだ。正確な時期ははっきりしないが2010年半ば(2010年4月〜6月あたり)にはリリースするとIEEE Computer Societyは言っているようだ。 SWEBOK 2010は、SWEBOK 2004と何が大きく変わるのか見ておく。 まず、追加される知識領域(KA)がいくつかある。Measurement(計量)とSecurity(セキュリティ)だ。計量については、ドラフト版が公開されている。既に12章
Function/Functional/Functionalityと表現される機能とFeatureと表現される機能はどうちがうのか。両方とも機能と訳されてはいるが、ニュアンスとして以下のように考える。 Function = Feature + Capability Featureはもともと「造作の一部」という意味であり、対象の一部を静的な視点でしか捉えていない。そこに働きとしての能力(Capability)を加味して動的にも評価できる概念として捉えたものがFunctionであるようだ。単に機能の存在を語るときにはFeatureで、それにふるまいや働きの能力を加味して語るときにFunctionとなる。Functionに+ility(イリティ:品質を表すsuffix)があるのに対して、Featureには+ilityの単語がないことにも頷ける。 機能構造化手法の機能はfunctionである。機能
これまでほとんどビジネス系ソフトウェアにしか関わってこなかったが、最近、組込系の1つの現場でヒアリングする機会があった。差分開発の典型的な現場であった。ビジネス系との際立った(私が感銘を受けた)差異を挙げておきたい。 (1) 機能/非機能が通じない! 現場では「機能/非機能」が通じないのだ。"機能"が伝わらないのだから"非機能"が分かる訳がない。あるいは、非機能をくっつけてセットにしたものだから、逆に機能が分からなかったのかもしれない。「機能とは制御仕様のことか」と問われ、制御仕様書を拝見して、制御仕様には機能仕様と性能や信頼性といった非機能要件が含まれていることを語った。 「永続化」も通じなかった。不揮発性メモリへのデータ保持と換言した。「UI」も通じなかった。帰宅して妻に話したら「GUIって言えば通じたのでは」という。 個人的な知見の差でもあるが、組込系とビジネス系ではそれぞれ閉じた世
UMTP UMLモデリング技能認定L3について調べてみた。120分でモデリング文章題3問、モデリングの際に必要な知識を問う小問題5問で、正解率60%程度以上が合格となる。 しかし、どの程度の難度なのかよくわからないのだ。L3については具体的なシラバスも開示されていないし、開示のサンプル問題もわずかだ。雑学王を目指す認定試験でもないのにシラバスが事前提供されていないというのは問題だとは思う。設計の原理原則、モデリング技法といってもどの範囲で網羅すればいいかが分からないので取り組みにくい。それでも、少ないUMTPの公開情報やL3サンプル問題、また既に受講された方のブログなどを参照してみると、以下のようなキーワードで出題されていることはわかった。 ■オブジェクト指向に関係する原理原則 ■設計の原理原則 ・結合度と凝集度 ■オブジェクト指向分析の指針 ・概念モデリング(サンプル) ■オブジェクト指
今日、1時間ほど品川インターシティのPROMETRICで「ITIL V3 Foundation(ファンデーション)」の試験を受けてきた。40問中で6問を間違えて85点だったが、なんとか合格はした。もっといい得点がとれるだろうと安易に考えていたが、実際に受けている最中はぎりぎりの70点くらいだろうといった際どい感覚だった。結果は85点だ。なんとか体験談も書ける。 どんな問題が出ていたか、思い出してみる。 ■プロセスの特性には「トリガの存在」があるか? ■PDCAサイクルの具体例をPDCAの順に並べよ? ■財務管理とは? ■サービスポートフォリオ管理の目的? ■有用性と保証の具体例で正しい組み合わせは? ■サービスカタログ管理とは? ■サプライヤ管理での定期的なレビューで関係するプロセスは? ■4つのPの組み合わせは、Peaple,Process,Product,Partnerか? ■OLAの
いまさらXMLの解説ではないが、オブジェクトをXMLで永続化しようとした場合、オブジェクトの属性を要素(element)で表現するか、属性(attribute)で表現するかが悩むところだ。elementで表現する場合は、さらにそのelementのテキスト(text)で表現するか、elementのattributeで表現するかも問題となる。昨日、ある方から質問をいただいたので久々に考えてみた。XMLは以前、eXcelon(現Cyber Luxeon)とYggdrasill(現EsTerra)を使用した経験があり、その時分に考えていたことを思い出してみた。 <user id="1234" name="tacohachi" birthday="1970-10-13"/> <!-- または --> <user> <id>1234</id> <name>tacohachi</name> <birth
ソフトウェア・アーキテクチャ評価の2つの手法、SAAMとATAMについて久々に調べてみた。手法自体に特に変化/進化はないようだ。今はアーキテクチャ評価というものから興味が薄れているのかしれない。 Software Architecture Analysis Method(SAAM) SAAMはステークホルダーがどのようにシステムを利用するかというシナリオをベースにして分析する。ステークホルダーは、システムの利用者だけでなく、開発者、システム管理者、保守者などを含んでいる。シナリオには優先度をつけ、アーキテクチャへマッピングする。アーキテクチャがそれらのシナリオをうまく網羅できているかを診断するのだ。SAAMには7つのステップがある。 1. ステークホルダーを識別する 2. シナリオを作成し、優先度をつける 3. アーキテクチャ候補を記述する 4. シナリオを直接/間接で分類する 5. シナ
SOA適用開発のプロセスを自分なりに体系化してみた。BPMやSOAの適用開発では、市販本や各ベンダが公開している情報を眺めてみて、以下のように感じた。 ■実装技術や標準を語る部分がほとんどである ■あまり開発プロセスを明確に提示したものはない ■標準化が進化過程であり、どう収束するか把握できない ■各ベンダや製品依存で語られるので用語も不統一 ■範囲も不統一(Webサービス限定か、XPDLなどを包含するかなど) 体系化のアプローチ このような状況で、以下の方針で体系化を進めることにした。 (1) 知識(基本事項)と活動(プロセス)の分離 (2) 原理・原則をベースとした体系化 (3) 抽象化と共通化 まず、プロセスの構成要素である活動を整理するために、各活動で共通する概念を前提として規定する。活動は目的ベースで抽出し、手段(手法・技法・ツール・ノウハウ)と分離して語る。市販本や各ベンダの公
SOA関係の本を読んでいて、非機能要件を整理するテンプレートとしてFRUEMPとFURPSを紹介しているものがあった。その中で「Functionality=機能要件」と明言されている部分があり、違和感を感じた。 「FRUEMP(ISO 9126):ソフトウェア品質特性(characteristics)の分類」は以下のようになっている。 FRUEMP(ISO 9126) | +-- Functionality # 機能性 | +-- Compliance # 標準適合性 | +-- Accuracy # 正確性 | +-- Interoperability # 相互運用性 | +-- Suitability # 合目的性 | +-- Security # セキュリティ +-- Reliability # 信頼性 +-- Usability # ユーザビリティ +-- Efficiency #
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