サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
買ってよかったもの
takumakume.tech
はじめに先日は 「pmilter + postfixでプログラマブルなSMTPサーバを作る(入門編)」の記事でpmilterの環境構築を行いました。 本エントリでは、pmilterを活用して実際にメールの通数を制御するソフトウェアを作成しました。 smtp-access-limiter (まだプロトタイプ) smtp-access-limiterとは任意のToやFrom、文字列などをキーとして、一定期間のメールの通数をカウントするソフトウェアです。 キーとして利用するのは、pmilterの各SMTPプロトコルフローの中で取得できるパラメータです。 また、pmilterの性質上メールがキューに入る前に処理されるので、処理できないメールを効率よく制御することができます。 ソフトウェアの紹介にあたって今回は、pmilterで取得できるパラメータの中でも RCPT TOのフェーズで取得できるenv
Linuxのトレースツールの体系化 目次 1.はじめに 2.トレース手法の整理 2.1.イベントの分類 2.2.ツールの分類 3.トレース手法の仕組み 3.1.データソース PMU (Performance Monitoring Units) kprobe/uprobe tracepoint 3.2.フレームワーク Ftrace perf_events eBPF 3.3.ツール perf BCC (BPF Compiler Collection) Systemtap 3.4.トレースツールの歴史 4.おわりに 1.はじめに 筆者が所属する、GMOペパボのホスティングサービスでお客様に貸し出しているLinuxのWebサーバの運用・開発において以下のような課題がある。 原因特定ができない高負荷が発生する。 原因特定ができないサーバダウン、プロセスダウンが発生する。 現在のボトルネックが厳密に把
@matsumotory さんが ngx_mruby の v2-dev を開発中ということで、社のプロダクションに入れていくため新機能について調べたのでまとめる。 機能としては、大きく以下のような追加になるとのこと。 return の実装Nginx::Async.sleep の実装ノンブロッキングなhttpクライアントの実装(comming soon)本エントリでは、それぞれの機能について見ていく。 return の実装これまで以下のようなコードは、初見だと意図しない挙動をする。 Nginx.echo "OK" Nginx.return Nginx::DECLINED # ここでプログラムからreturnすると思いがち Nginx.echo "NG" # => "OKNG"
GMOペパボ Advent Calendar 2017 の18日目の記事です。 九州インフラ交流勉強会(Kixs) Vol.006 というイベントで「eBPF入門」というタイトルで登壇した。 当日のスライドは以下。 BPF とは Berkeley Packet Filter の略で、 tcpdump(1) や seccomp(2) などに使われていてパケットやシステムコールのフィルタリングをするためのインターフェイスとして利用されている。 仕組みとしては、 Userspace で 作成した Bytecode を Kernel 内部で実行することでそれらを実現している。スライドにて図解しているのでぜひご覧いただければと思います。 今回のスライドは「eBPF(Extended Berkeley Packet Filter)入門」ということで拡張されたBPFの機能の一部や仕組みについてを触れてい
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『takumakume.tech』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く