生まれてきてよかった。 さかなの子! 監督・原作・脚本:宮崎駿 音楽:久石譲 主題歌:藤岡藤巻と大橋のぞみ こわっ!!!そもそも”自分の身の丈以上の肉を喰らうさかなの子”っていうビジュアル見て、やべー、ちょうこえーと思っていたのですが、話も相当こわかったよ。今にして思えば、タイトルも相当不穏だものね。すげーシュールでイルなファンタジアを観てるような気分になりました。 登場人物の言動も分裂ぎみだったり、どう考えても問題あったりで、「鏡の国のアリス」とかも思い出しました。駿の精神状態に思いをはせてしまった・・・。ギャグ(なのかももはやわからない)センスやラストそうすけくんへのムチャぶりなんかも含めて、むしろ邪悪さすら感じました。でもそもそも「人魚姫」に限らず古典童話っておそろしいものかあ。 あんなに毎日無邪気にうたってたのに、ちょっとそんな気が失せた衝撃作でした。もう軽はずみにはうたえない!う