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大谷翔平
tetsutalow.hatenadiary.org
久々に書いてみます。9月末日で京都大学を退職し、本日(厳密には1日付ですが辞令をいただいたのは本日ですので)総務省に入省しました。新しい職場は総務省情報通信国際戦略局通信規格課、官職としては標準化推進官、になります。総務技官です。 以下FAQ。 「なんで?」いまの大学研究者の世界は基本的に自分で公募に応募して異動してゆくものなので、それではあり得ない異動に驚かれる方が多かったです。いや私も驚いていますが。もちろん背景としては組織間のお話し。総務省と京大との人事交流の一環です。私と入れ替わり人事も行われています。ただ、京大には交流人事のための休職制度がないので、退職という形を取りました。前提としてお互い、何年かしたら呼び戻す約束になっているようです(私には上の方でどういう取り決めが行われたか見えていないのですが)。 「なぜ上原が?」組織的には消去法。他に手を挙げるような人がおらず、では行って
Twitterが面白いよと言った矢先、速報です。これはすごい。ご覧あれ。 http://twitter.com/ga9_h 追記:記事になりましたよ 両院議員懇談会をTwitterで生中継 橋本岳議員が - ITmedia NEWS(ITmedia) Twitter始めて少しびっくりしたのが「〜なう」を使う人が多いこと。私の記憶が確かならば「〜なう」は元々IRCerの一部が使っていたはずで、さらに遡るとポケットピカチュウのステータス表示(おともだち度)が「いいカンジNow!」等の表現だったことから派生してきたと理解しているのですが、この理解は正しいでしょうか?? 特に古参IRCerの意見求む。この用法がどうやってTwitterに持ち込まれて広まっていったのかは大変興味があるところであります。
白浜シンポが終わって抜け殻のようになりながら後始末中の上原です。みなさん有り難うございました。 今回は軽いネタ。京都大学はなんと21世紀に入って10年が経とうとしているのに学生運動が残っているタイムカプセルのようなところです。未だにキャンパスの風景にアジ看板とアジビラが溶け込んでおります・・・私が学生の頃よりはさらに大人しくなってはいますが。昨日も広島大の某先輩が学会のついでにと研究室を訪ねて下さったのですが「建物が綺麗になってきてだいぶ変わってません?」と伺ったら「いやーあの看板とか時計台前のストとか見ると変わってないなーと・・・」と苦笑されてました。「うちの大学の学生は大人しくて・・・」とか。いやいやそれが普通なのだと思いますよ?? ところが、学生運動も同じように見えても変わっているのです。先輩が帰られた後、京大マイコンクラブの若い衆が「全学連のビラがすげえ!」とか騒いでいるのに出くわ
いやーふと見たら1ヶ月以上何もしてませんね。いかんいかん。近況報告しますよ。 最近ちょっといろいろ、プライバシーネタを話しました。システム制御情報学会のセミナーとか(これはそのうち学会誌に記事になるはずです)。あとデジタルフォレンジック研究会のコラムにも書きました。よければ読んでみてくださいませ。 今日はセキュリティ&プログラミングキャンプ・キャラバン2008京都のホストしてます。満員御礼で嬉しい限り。 あー白浜シンポの仕事しなきゃー。 なんか意外にはてブのマーク数とか増えてないし話題になってないなぁと思いながら見てるんですが、個人的にちょっとショックだったのが一昨日のこの事件。 ブログに中傷書き込み、18人書類送検へ 名誉棄損容疑(asahi.com) お笑い芸人をブログで中傷、男女18人を名誉毀損容疑で立件へ(Internet Watch) 「10年間ネットで中傷」――スマイリーキクチ
昨日から大騒ぎになっています。 無線LANのセキュリティ規格「WPA」の暗号鍵が部分的に破られる (computerworld.jp) WEPは既にどうしようもなく脆弱なのはよく知られた話です。特に、先日のCSS2008で発表された、森井先生のグループによる手法はかなり強力で、事実上WEPを無意味なものにしました。森井先生たちの方法は、IPパケットのヘッダが多くのフィールドで固定値または予測可能な値であること(特に多くの無線LAN-APがLAN側IPアドレスにローカルIPの限られた範囲を使っていること)を利用して解析を加速しているようなのですが、これは普遍性が高いのは言うまでもありません。何よりarpを無理やり集める能動攻撃でなく受動攻撃なので、単にパケットを集めるだけで解けるのが強力です。 そこで「だからWEPではなくWPAを使え」って話になっていたのですが、とはいえWPA-TKIPはW
今週はとてもひどいスケジュールでして火曜日に近畿管区警察局で講演した後、水曜にはCSS2008に飛んで発表と研究展示、木曜の夜には東京に移動して本日朝から越後湯沢のワークショップに来ております。 高木さんがここでまた携帯Webの固定IDの話をされました。 10月10日(金) 13:30-14:30(60分) 高木 浩光 氏(産業技術総合研究所) 「インターネットにおけるセキュリティとプライバシーの両立について」 ネットワークセキュリティワークショップin越後湯沢2008プログラム 内容としては高木さんの日記のこのエントリの話の詳細版でしょうか。だけど残念ながら聴衆の反応はイマイチ?時間が限られていたこともあって質疑応答の時間がなく、高木さんも不満が残ったんじゃないかなぁと(後で捕まえられたら聞いてみますが)。 なので上原からの感想です。 日記になかった話として「固定IDはセッションIDの概
本日午後、京都市内を雷雨が駆け抜けました。いやーすごかった。京大もキャンパス内や近隣で何発か落ちたようで(特に吉田は界隈で最も高い建物が多いですから)、何度か雷光と轟音が同時に感じられました。学内で何カ所か瞬停したりサージが出たりしたようで、落ちちゃったネットワーク機器やサーバも多々あったようです。ただ幸い私の直接関わるサーバたちはみな無事でした。転ばぬ先のUPSです。 落雷とUPSというと一度苦い思い出があります。和歌山大学に勤めていた当時、やはり落雷で停電したのですが(このときは瞬停ではなく数分)、この間にサーバを支えていてくれたはずのUPSがなぜかサーバをうまく自動シャットダウンしてくれず(サージでUPS上のマイコンが狂った、実はUPSの設定が何かおかしかったなどいくつかの推測がありますが原因はわからずじまい)、力尽きて落ちてしまった時に運悪くサーバがファイルシステムを変な状態にして
自分の(職場以外の)メールを主に受けている某サーバで、ついにGreylistingを導入しました(といっても作業はFreiaがしてくれたのですが)。実は前にもGreylistingを導入したことがあるのですが、某携帯電話会社からのメールが届かなくなったのでやめた経緯があります。しかし今はSPFがあり、携帯電話会社をはじめ多くのサイトで導入されていますから、SPFを見てからGreylistを見ればだいぶ害は少ないはずです。 結果は劇的。私のところへのSPAMは昨年末の状況からさらに悪化して、1日に3000通を超していたのですが、この24時間でGreylistを乗り越えて再送してきたのはわずか5通でした。Greylisting対策してるSPAM屋はもっと増えているかと思ったんですが、意外とそうでもないみたいです。いくつか別のサーバで受けて転送しているメールもあり、そちらはGreylisting
最近新聞を賑わしている履修漏れ問題。一応大学の側にいる人間としては、やっと表沙汰になってくれたなぁという気持ち。 ずっと薄々、けっこう広まっているのではないかという疑念を持っていたこの問題に直面させられたのは、今年が大学にとって新課程の学生を受け入れる最初の年で(俗に2006年問題といわれていた)その対応に迫られていたから。特に我々、大学の情報教育担当者にとっては教科「情報」の導入効果が気になるところ。そこでうちのセンターでは今年、新入生にアンケートをとった。その結果はDSMシンポジウムでもうすぐ公にするが、要するに新課程履修した学生のうち約25%が「情報A,B,Cとは別の教科を受けた」または「何も履修していない、覚えていない」と答えている(そのうち履修していないとしたのは約5%、覚えていないとするのが約2%)。別の教科の中には職業科の情報の授業もあったり、また学生自身が受けていた授業の科
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