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大谷翔平
thefool199485pf.hateblo.jp
『魂を操る力はわらわのものではない。クロノクリスのものじゃ』 ○ドレスタニアより ・ショコラ ・エリーゼ nagatakatsukioekaki.hatenadiary.jp ・レウカド hirtzia.hatenablog.com 『人工的に作られたPFも、クロノクリスの支配から解放され、消え去るであろう。もはや、エアリスの量産も不可能。この施設もあやつが死んだことで機能を停止した』 ○アンティノメルより ・ソラ ・ルーカス ・シュン poke-monn.hatenadiary.com 『もっとも、あやつの死ぬ間際に支配した、この体だけは維持出来たがの』 ○リーフリィより ・クライド ・クォル ・バトー yourin-chi.hatenablog.jp 『だが、わらわは政治に干渉する気はない。無闇に力を振り回せば世界に破滅と混沌をもたらす、というのが今回のでわかったからのぉ』 ○ライスラ
登場人物 金弧: 紫電海賊団の一員。健全で重度でキモいのロリコン。まさかのござる口調はTwitterにて話題を読んだ。 ルビネル: 女学生。アトマイザーからエネルギーを摂取することで一時的にボールペンを操れる。服や靴に仕込んで空中浮遊まがいのことも可能だが……。 ━━ (やっぱり、外交官を味方につけると強いわね。ただ、何でここをおすすめされたのかしら) ルビネルは何の因果かドレスタニアの同人即売会に来ていた。 (あ!あれ、あのたれ目の鬼の人……海賊のコスプレだ。良くできてるなぁ……。セミロングで右目を隠して眼帯変わりにしてるのかな?バンダナはアクセント?) ルビネルは金狐を無意識のうちに凝視していた。 (ややッ!?おなごの気配…。見目麗しゅう黒髪ツリ目の女子が拙者のツノにビンビン来ている視線を感じるでござるwww) (※金弧にそんな能力はありませんので偶然の妄想です) それに対してルビネル
俺は老人。名前はない。90代前半の精霊。国際指名手配者。仕事は密輸、闇取引、交渉、斡旋、暗殺……まあ、色々だ。金が手にはいるんだったら何でもしやす。まあ、それなりに信念はありやすがね。 好きなものは金と義理。嫌いなものは『有利になると調子に乗る悪党』。 まあ、自己紹介はこれくらいにしておきやしょう。 今回は俺の仕事の中でも一風変わったものを話したいと思います。まあ、暇潰しにでも聞いてくだせぇ。 先日、奇妙な植物を検挙した。サグヌ草━━名前だけつけられているものの詳細は一切不明だった。俺は密輸に関わるような草は大体把握している。何者かが新しい麻薬を開発しようが俺に入ってくるはずだ。 不自然に思った俺は、図書館でこの草について調べるよう部下に指示したが、結果は散々だった。 くしゃみが止まらない。どうやらこのサグヌ草はくしゃみを誘発するようだ。気が散りやがる。今度ペストマスクの旦那にお願いして鼻
戦いの音を背後にクォルとエスヒナ・解剖鬼を乗せたイナゴ豚はショコラの後を追って行った。 膨大な量の本がひしめき合う図書室に響く剣のぶつかり合う音、銃声。 『どうした?避けてみろ。ショコラ!貴様は剣で我を刺さなければ能力が発動しない。地面に刺して、地面そのものを凍らせ、その上に乗っている者を凍らせるということも出来るようだが、こうして浮いている限りは届かない。詰みだよ、詰み。神の力の前には何者も無力なのだ』 白いウェディングドレスに赤色の斑点が残る少女。しかし、その顔は少女に見会わぬ険しい表情だった。 それに対して、ショコラは剣を構えていた。青い貴族服に身を包み、ずり落ちそうになる王冠と眼鏡を整えて、あどけない顔に余裕の笑みを浮かべる。 過剰なステップの神業的足さばきでエアリスのガトリングガンを避ける。 『貴様……?何者だ?我の知っているショコラは容赦なく敵に刃を振るうような者ではない。身を
ルビネル 白い肌、赤い瞳、黒い長髪、黒い学生服。妖怪の中でもアルビダという種族産まれ、妖怪の持つ力である呪詛について研究している。 研究について語ると延々と話続けてしまう悪い癖がある。普段は自重するし、ガーナ王やグリムと話したときもしっかりと分別をつけていたが、タニカワ教授対しては容赦しない。 タニカワ教授 実年齢よりも十歳は若く見られる教授。呪詛研究の権威。主に女子生徒に人気だが本人は自覚していない。 端からはルビネルと一緒に超真面目に研究していると見られているが、実際には研究よりもルビネルへの突っ込みに神経を使っておる。 「あー、イケメンになってかわいい女の子からモテたい」 「ルビネル、モテたい、というのは分かるが、研究室でレポートを書きながら言うべき言葉じゃないだろう?」 「そうですよね、タニカワ教授!やっぱり男足るものハーレムに憧れますよね」 「話を最後まで聞いてくれ。……まあ、時
バトーは右手に持つ剣に水筒の水をかけ、瞬時に凍結させた。あっという間に短剣が長剣になる。こんな芸当も出来るのか……。 さらにバトーは左手の手のひらに、右手で何かを描くと、水筒から残りの水を全て注いだ。私がバトーの金髪ショートと凛々しい女顔に見惚れていると、いつの間にかバトーの左手に細身の剣が握られていた。実に珍しい氷の剣の二刀流だ。 「いでよ…我が聖なる刃……『氷斬剣』!まぁ、勝てるかどうかは別として……ソラ、いくぞ!」 礼拝堂の祭壇前にいるエアリスに、二人は一気に距離をつめた。 「二人がかりか。卑怯ものめ!」 ソラは思わず叫んだ。 「あなたが言わないで下さい!」 ソラのナイフがエアリスを襲う。しかし、エアリスは右手を瞬時にナイフに変化させ防いだ。 その直後、バトーの剣を手刀で防ぐ。みるみるうちにエアリスの手刀が長剣に変形する。 「素手だと思ったらそういうことだったのか…… 」 バトーはそ
「これほどの名医が集まるとは光栄の至りだな」 ペストマスクをつけた黒いコートに身を包んだ怪しい人。その実態は自殺志願者を安楽死させ、解剖し、その情報を医療機関に提供する、通称解剖鬼。 「ドレスタニアのレウカドだ。今日はよろしく頼む」 端麗な顔で治療目的でない患者すら引き寄せる、ドレスタニアの闇医者、ドクターレウカドが挨拶する。煙菅から出る煙を部屋に充満させ、幻術を治療の補助に使う珍しい医師である。薬草や薬品にも精通しており、普通の医師では対処できないような難題も軽々と解決する。 hirtzia.hatenablog.com 「同じくドレスタニアのハナヤよ。こんな歳だけどまだまだ現役だからね?」 ドレスタニアで長く診療所を勤めるハナヤさん。ご高齢のようだが天使のような笑顔が実年齢をわからなくする。癒しの力を使うことができる。 大抵なら見ただけで病名から解決法まで思い浮かぶ熟練の医師である。
「……そうだ。私は読書が好きなのだ。エアリスは本で得た知識より召喚した。私の力は魂の操作だ。人の魂を他人の体に移植できる能力。それを利用してさ迷える幼子の魂をひとつの体に召喚した」 さっきまでとはうってちがい、今にも消え入りそうな、かすれた声がクロノクリスの口からもれる。当然だ。首を持ち上げているのだから。 私の後ろではソラ、クライド、先生が増援を警戒しつつ、話を聞いている。 「数えきれないほどの幼子の魂を融合させて?」 「……そうだ」 「それで?エアリスの力は?パラレルファクターは?」 「それは今にわかる」 礼拝堂の入り口からバトーとショコラが入ってきた。二人とも礼拝堂の光景(倒れている信者一人につき約80cc の血液が部屋に飛び散っている)に驚愕したが、すぐに私たちのもとに駆け寄ってきた。 「大丈夫か!」 「皆さん元気そうでよかった!……この光景のわりには」 そして続いて、白いウェディ
ノア教にさらわれていた人質が、アンティノメルのヒーローに保護されていくのを眺めながら、エスヒナとエアリスはノア教付近にあった倉庫に向かった。 倉庫のなかは各国の軍人がせわしなく動いていた。ノア教制圧のために用意した作戦本部、それがこの倉庫である。 そのなかでも訊問用の一室で、エアリスとエスヒナは向き合った。 エアリスがノア教の情報提供と引き換えに要求したのはエスヒナとの面会だった。 気まずい雰囲気のなか、全く悪びれずエアリスは口を開いた。エアリスはノア教の正装を脱ぎ捨てており、白いドレスを着用している。 こうしてみると、エアリスは年端も行かない子供にしか見えない。公園で走り回っていてもなんの違和感もないだろう、とあたしは思った。 「エスヒナ、お主チュリグの出身じゃよな?」 「ん?いや、キスビットだけど?」 「人違いか」 あたしは世間話かな、と考えた。エアリスは捕らえられていた人にもごくごく
www.kana-ri.com ⬆の小説の続き(?)です。なんと、今回の小説は合作! 登場人物 ルビネル: 黒ロンの学生。妖怪のアルビダ。白く繊細な指を持つ。研究熱心な学生で、ハサマ王やガーナ王といった王族の方々からも、一目おかれている。 胸はタオナンに負けるがプロポーションはすんごくいいらしい。 タオナン: 料理人であるが今まで女性というだけで真っ当な評価を受けられなかった。そして今回のコンテストも出場枠が男性限定であった。だからその会場に男として出場し、料理界の男性主義を覆したいという至極真面目な子。 栗色の髪でショートカット。胸にサラシ綿布を巻いているが、大きすぎる胸を隠せていない。 ※注意 1.本編と全く関係ありません 2.今回の文は難解です。理解できる人とそうでないひとがいます。どちらかというと理解できない方が普通な気がします。 3.今回の料理はチョコレート一粒です。 料理コンテ
「お前、クォルと戦ったとき、手加減していたか?」 呆れながらバトーは言った。 「人のサンドイッチなんて初めて見ました。美味しそうではないですね」 ショコラは目の前に積み重なった人で出来た山を見て言った。少なくとも十人以上がその山に使われており、全員いい夢見ながら眠っている。 先程倒した人相の悪いやつを廊下に放置、近寄った兵を背後から奇襲、人数が多ければ閃光弾を……と、戦っていき、警備を全員無力化したのである。 「背後から襲い、血管に直接睡眠薬とは……。しかも動きに無駄がない。えげつないな」 「切ったそばから縫合出来る能力だ。メスに睡眠薬を仕込んでおけば外傷なしで敵を眠らせられる。私は直接殴り合うのが得意じゃないんでね」 「じゃあ、このノリで人質も救出しちゃいましょうか!」 敵地のど真ん中でノリノリのショコラに私たち二人は深いため息をついた。何でこんな奴を連れてきてしまったんだろうか。 彼の
「バカな!ここまで敵に侵入を許すとは。ジョンとジェームズは何をやってやがる。クソッ、早朝に叩き起こされたこっちの身にもなれってんだよ」 「ジョン?ジェームス?聞いたことありませんね。そんな名前は」 東塔の渡り廊下。道の中央に立ってようやく剣を振れるようになるくらいの狭い通路だ。クライド、ソラ、先生は腰を低くして身構える。 「少し強そうな相手だね」と、クライド。 「命令を」と、ソラ。 そして二人を制止する先生。 「クライドさん、ソラさん、下がっていてください。ここは私が引き受けます」 敵は修道服の内からはち切れんばかりの筋肉を除かせている。その上、フードを突き破って角が生え出ていた。 「まさか、あのふたりがやられるとは思えんが、念のため……全力を出す!」 敵は並みの樹木よりも太い足で地面を踏みしめると、笛を拭いた。ピンキョロロロ、という変な音が廊下に響く。 すると、敵の体表が異様に盛り上がり
私たちは次にリーフリィの西へ飛んだ。 目的地はライスランド国、レカー城塞内部の剣撃道場だ。 ━━ 「腰をもっとまげろ。そうだ、その姿勢を保つんだ。おいそこボクちゃん!わきが開いているぜ!」 クォルが鬼の子供の背中を軽く押し、胸をそらせ姿勢をよくさせつつ、妖怪の子供を同時にアドバイスしていた。さすがに兵士を束ねる男、口は達者でも教え方は一流だ。 私たちはライスランドきっての剣士として名高い『先生』と呼ばれる人物をスカウトしに来ていた。 年齢32才の男と判明している以外、経歴や本名の類いが全てがなぞに包まれている男で、何となく親近感がわいた。 「こんにちは。私がこの剣術道場を開いている『先生』です。よろしく。あ……、あとこの道場は禁煙になっているので、煙草はどうか道場から出て吸ってください」 「ドクターレウカド、ここは私に任せてくれ」 煙菅を取り出したドクターレウカドは、すんごく申し訳無さそう
様々な雑貨が売られている店にソラとレウカドは入っていた。回りを見渡すだけで、杖やマント、指輪などなど、実に様々な物が売られている。 そんな中、レウカドはバトーという男と軽い自己紹介をした後に物色していた。 「なるほど、このマントだと雨が防げるのか。便利だな」 「こっちはデザインがいい。ブランド品で女性にも人気だ」 レウカドはどちらかと言えば婦人が着そうな高級感溢れるブラウンのマントを受け取った。 「これのは魔法はかかっていないのか?」 「ああ。どちらかと言えば生地の方に力をいれているメーカーだからな。軽くて使いやすい上に長持ちする。値段は張るが……」 「そうか。因みにこれは?」 レウカドは細く繊細な指でショーケースの中にあるルビーの装飾の施されたネックレスを指し示した。 「これは『魔法具』のネックレスだ。『要』はこの宝石だろう」 「『魔法具』か。実際に見るのは初めてだ。俺みたいな魔法が使え
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