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ドラクエ3
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デザインユニット「トネリコ」の米谷ひろしさん、増子由美さんご夫妻が現在暮らすのは、都心に建つ70年代のヴィンテージマンション。10年程前に購入し、自らリノベーションを行った。 「その前に住んでいた物件もリノベをしたのですが、まだ若かったので予算的にすべてできたわけではありませんでした。ここは独立前に初めてフルリノベーションを行った空間です。作品として考えていたので、細かいところまでこだわり抜いています」 と、米谷さん。増子さんが希望するイメージを米谷さんが図面化。細かな素材やカラーなども共有してプランニングした。 「デザインのツボがふたり一緒なので、プランは立てやすかったですね。0から伝えなくても9から始めれば10になる。それは大事ですね」 と増子さんは語る。 真白の壁とグレーの床、薄グレーの天井に包まれた、究極的にシンプルでミニマルなリビングで。ソファー上の梁をあえてふかすなど、空間デザ
整理収納アドバイザーであり、ルームスタイリストでもある岡本あつみさん。5年前に築約40年のマンションを購入しリノベーション。その際、考えたのは「暮らしに部屋を合わせること」だった。動線を考えて収納を工夫し、インテリアも楽しめるように。小、中、高校生の3人のお子さんと夫、5人で暮らす80平米強の3LDKは、ブルックリン風の洗練された雰囲気が漂う。 「NYに住んでいたことがあって、そのときにインテリアに興味をもち始めたんです。収納の勉強はリノベーションがきっかけで始めました。見えない場所は、機能性重視で100円均一商品などを活用してシステマチックに。見える場所は、芸術性重視でインテリアを楽しんでいます」。 リノベーション時には、「どこに何を置くか」を最初にイメージしたそう。まずは、仕切りを取ってオープンにしたキッチンから見せていただいた。 「LDKは広々とさせたかったので、キッチンは仕切らず、
以前ToKoSIEで取材にお伺いしたYさんご夫妻の、吊るしながら飾るアイディアが見事だったので、そのテクニックをここでご紹介したい。 DIYで使うツールの「クランプ」を吊るす道具として使ったり、温かみのある形と素材感で愛好者も多い「ガイシ」、そしておなじみの「S字フック」など、意外なものからポピュラーなアイテムまで、さまざまな種類の吊るす道具を自在に使いこなしている。 天井から吊るしたり、壁面に吊り下げたり、ハンガーを取り付けてそこに吊るしたり。吊るすことで、部屋が立体的に活きてくる。 DIYをする方にはおなじみの「クランプ」は、木材をカットする際に動かないように支えたり、木材と木材を接着する際に接着剤が乾くまで固定するために使う道具。ハンドルでネジ部を回し、挟んだ材料を固定する。 そのクランプを使えば、部屋に新しい”吊り下げる場所”を作ることができる。 余計な装飾のない、インダストリアル
川崎市中原区新城の住宅街に建つ、ごく普通の外観の賃貸マンション。ところが玄関の扉を開けると、ちょっと変わった光景が広がっていた。45平米の室内は、仕切りのないワンルーム。特徴的なのは、天井の半分にアルミ製の白いグリッドが張り巡らされていることだ。 この家に暮らすのは、藤木俊大さん、あかねさん、3歳の栞ちゃん家族。俊大さんは一級建築士事務所「ピークスタジオ」の共同代表を務める建築士だ。このマンションに暮らすことになった経緯を尋ねると、「ここは、事務所独立後に最初に内装設計を手掛けたコミュニティカフェ『新城テラス』のオーナーさんが所有するマンションなんです」と俊大さん。このカフェの仕事が縁となり、新城の街づくりに取り組むオーナーから「街づくりを手伝って欲しい」と声をかけられたという。「ぜひ手伝いたいと思って、中央区にあった事務所と横浜にあった自宅を両方新城に移すことにしたんです」(俊大さん)。
家を購入したことがきっかけで、整理収納コンサルタントの資格を取得した森山さん。彼女のポリシーは、必要なものだけを揃えてすっきりと暮らすこと。「ものが多いとストレスを感じるんです。必要最小限のものを、動線を考えて収納し、いかに無駄なく、いかに時短を生んで楽に暮らせるかを考えています」。ストレスのない生活空間はどのように生み出されるのか、そのコツを伺った。 まず見せてもらったのは見事なまでにすっきりと片付けられたキッチン。「できるだけ家事にかける動作を少なくすることを考え、棚などを配置しました。食器は食洗機からすぐにそのまま後ろの棚に収納できるのが便利です」。収納のコツは、日常的によく使うものは取り出しやすい位置に、調理するときに立つ位置に近いところに調理器具を収めるなど、使いやすさを考えること。「食材などはひとめで何があるかわかるようにしておくことも大事です。保存はスタッキングできる容器に入
ナラ材で作るオリジナル家具のデザインを行う「スタンダード トレード」代表の渡邊さん。現在は店舗や住宅の内装、設計も手がける渡邊さんが、築40年ほどの外国人向け集合住宅を購入し、リノベーションしたのは8年程前。 「家を買って改装したのは4回目なんです。僕にとって家は実験の場でもあります。お客さんにおすすめする前に自分で試しておく必要があると思っているので」。 目の前には、横浜・根岸の広大な公園が広がる。渡邊さんはこの借景を活かしたリノベーションを考えた。 「例えばキッチンです。公園の緑を眺めながら洗いものができるように、キッチンはオープンにして、シンクを公園側の窓に向けて設置しました」。 玄関はモルタルの土間のような造り。その向こうに広々としたLDKが開けている。 「間取りはほぼ全面的に変更しました。日本には細かく間仕切る文化があるけど、構造上問題がないのなら広々と使いたい。特に玄関や通路は
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植物には土が必要……そんな固定概念を覆す植物の育て方がある。水だけで育てる水耕栽培だ。強い生命力を持つ多肉植物なら、こんな常識外れの育て方でも、元気よく成長してくれる。 今回の水耕栽培は、インテリアショップ『無相創』の米原政一さんに教えていただいた。米原さんが店舗設計を手がける中で取り組んだチャレンジだそうだ。 「飲食店のカウンターには、衛生的な観点から、土が入った鉢が置けないことも多いんです。でも植物を飾りたい。そんなニーズがあって始めた水耕栽培ですが、試行錯誤を重ねながら新たな挑戦をしているところです」 こまめに水やりをする必要がないので、忙しい方にはかえって水耕栽培のほうが管理しやすいそうだ。 「パイナップルコーンを水耕栽培してみたら、根が生えると同時に、茎が下に向かって成長していきました。やってみなければその植物がどんな姿を見せるのかわからない。そんなところも水耕栽培のおもしろさで
ToKoSie ー トコシエ リノベーション & 部屋作り、自分らしい暮らしを楽しむウェブマガジン。 トコシエ。リノベーション & 部屋作り、自分らしい暮らしを楽しむウェブマガジン。ハイセンスなインテリアスタイルや先端的なリノベーション事例をフィーチャーする他、グリーンの楽しみ方、DIY、収納術など、マンションライフを豊かにする様々なアイデアを紹介しています。自分らしい部屋作りと暮らしを楽しむウェブマガジン
ミッドセンチュリーの家具や北欧デザイン、ヨーロッパのアンティーク、そして日本をはじめとするアジア、アフリカの民藝……それらが融合したインテリアと、『Landscape Products』がリノベーションを手がけた内装が、しっくりと調和を見せる。 この家の並外れたセンスの主は、『BEAMS』にお勤めの和田健二郎さんだ。 5年前に 築27年だったマンションを改装。4LDKのメゾネットを2LDKに変更し、奥様の求示加さんとお嬢さん、愛犬の、3人+1匹で暮らしている。 「家具は人が使った形跡のあるような、古いものが好きです」と和田さん。 「家具は買い替えをしたくないので、欲しいものが出てくるまで我慢して、気に入ったものを少しずつ買っています」 たとえば、タピオ・ウィルカラのローテーブルは、いいものが見つかるまで、我慢してテーブルなしの生活をしていたそうだ。
郊外の小高い丘の上に建つ築約40年のヴィンテージマンション。ここを購入したいと滝沢さんはずっと考えていた。「友人が別の部屋に住んでいて知っていたので。色々な条件にぴったりだったし、内井昭蔵さんの建築も気に入っていました」。と夫の時雄さん。 内見はたった1回、1時間弱。「どうせスケルトンにするのだし、中はあまり気になりませんでした。自分の中で新たに創り上げる空間がイメージできていたんです」。リフォーム会社は色々調べ、いちばん自由が利きそうだったHandi House Projectに依頼。和室のあった2LDKを取り壊し、ベッドルームだけが独立した1LDKにリノベーションした。 「セオリーを無視してやりたいようにやりたかったんです。きれいに作り込むよりも徐々に風合いが出て行くのがいいなと思いましたね」。そう語る空間は、無垢材のナチュラルな床に真っ白な壁、アンティークのドアが、美しくもあり温かさ
東京郊外の分譲マンションの一室。ドアを開けるとそこには、時空を超えたアンティーク空間が広がっていた。 「マンション購入を機に、少しオシャレに暮らしたいと思ったのがきっかけです」。と家主のroshiさん。でも、なぜアンティークなのか? 「ニューヨークに旅行した時、フレアマーケットで1個のブリキ缶に出会ったのがきっかけです。凝り性なので、そこからどんどんはまってしまいました」。“ボーナス2回分”だというキャビネット、アンティークの扉、マントルピース…。それらが一体となってシックな空間を生んでいる。 もとは和室だったスペース。こちらは妻好みの清潔感のあるフレンチシックなゾーンに。 こちらは夫好みのダークなカラーのゾーン。キャビネットは中目黒のボワズリーで購入したアンティーク。これがあるだけで部屋の雰囲気が違う、と惚れ惚れ。 DIYで古めかしさを出す 入居前に、大がかりなリフォームは業者に依頼。和
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