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体力トレーニング
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日本の大学進学率は低いというイメージが広まっているようだが,各国の細かい事情や統計の取り方の違いを理解せずに「日本の大学進学率が低い」という点だけが一人歩きしているように思う。こうした事実認識はミスリーディングであり、将来の日本の高等教育のあり方を考える上でもよろしくないので、自分なりに問題点を調べた上で、より実態に近いものを示してみたい。 日本の大学進学率は低いのか? 文科省は2013年くらいから日本の大学進学率は低いと盛んに言い始めた。当時の下村文部科学大臣が、下記の「大学進学率の国際比較(OECD Education at a glance 2012)」というプレゼン資料に基づいて国会で説明していて,個人的に違和感を持ったことをよく覚えている。 図1:2010年の大学進学率の国際比較(文科省のプレゼン資料と詳しい資料) 上記のプレゼン資料には「日本の大学進学率はOECD各国と比べると
本日、私が作成した日本の漁業に関する報告書が欧州議会のウェブサイトに掲載されました。こちらからダウンロードできます。 主に日本の漁獲に関する現状を概観した上で、特にEUが関心のある個別トピック(日本の漁業規制枠組み、違法漁船への規制、水産物の輸入規制、マグロ、ウナギ、クジラなどの特定種に関する資源管理の状況)について詳しくまとめたものです。できるだけ中立的な立場から客観的に書きましたが、基礎的なデータを羅列するだけで、なぜだか批判的なレポートに見えてきてしまうから不思議です(それだけ日本の漁業の衰退が明らかだということでしょう)。英語での報告書ですが、グラフや表が多いので、見ているだけでよく分かると思います。 欧州議会では、関係委員会に所属する議員が海外に調査団として派遣される場合、議会の行政官が当該分野の資料を作成し公開します(原則)。この報告書もまさに日本へ調査訪問する欧州議員のために
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