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TOP OURSアーカイブ 家をせおって歩く 村上慧さんは何を考えているのか。 #1 家とは船である!? 家をせおって歩く 村上慧さんは何を考えているのか。 #家ってなんだろう #ボロワーズ 2016年3月、児童書といえばの福音館書店から『家をせおって歩く』という写真絵本が発売された。発泡スチロールでつくった家を背負って(というか、かぶるようにして)、全国の街を歩いている村上さんによる初めての著作だ。 ひょこひょこと家が道路を歩いて行く姿はかなりのインパクト。だが、それにもまして、その移動を“引っ越し”と呼び、各地で家を置くために“土地を借りる”と表現されていることも気になった。決して、ただ家のような格好で旅をしているのではなく、ほんとにちゃんと家なのだ。 現在、自宅があるという長野県松本市に村上さんを訪ねた。 村上慧 1988年生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。アーティストとし
TOP OURSアーカイブ 小川さやかに学ぶ 借りのない「借り暮らし」 #1 タンザニアでの自然なシェア #ボロワーズ アフリカ・タンザニアの都市部で、自ら古着の行商人となりながら、のべ30か月にわたってフィールドワーク調査。そのデータをもとに書かれた『都市を生きぬくための狡知 タンザニアの零細商人マチンガの民族誌』でサントリー学芸賞を受賞した小川さやかさんの研究室を訪ねました。 小川さんは、昨年、『「その日暮らし」の人類学』と題した新書も刊行して、いまの日本社会とは異なる暮らしの価値観を、さまざまな世界の実例と研究をもとに提案されています。そんな小川さんのタンザニアでの体験、そして、カリグラシ論をお聞きしました。 小川さやか 1978年愛知県生まれ。2013年より立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。『都市を生きぬくための狡知 タンザニアの零細商人マチンガの民族誌』(世界思想社)で2
TOP OURSアーカイブ with ANI(ラッパー)、セク山(DJ) around 河原町~丸太町~西陣団地〈京都市〉#1 2017.10.30 with ANI(ラッパー)、セク山(DJ) around 河原町~丸太町~西陣団地〈京都市〉 #散歩と観察 こんなに散歩が似合うラッパーって他にいるんでしょうか。 今回、“さんかつ”に登場いただくのはスチャダラパーのANIさん。毎日、東京の駒沢公園をブラブラしている散歩人です。 この日はお仕事(「ダサい曲をかけるパーティー」というイベントに出演)で京都に。ということで、同行するDJの通称“セク山”さんとともに市内の中心部をブラブラ、ダラダラと参ります。 ANI ヒップホップグループ、スチャダラパーのMCで、“フンイキ”担当。2010年には写真集『ブリングザノイズ』(リトルモア)を発表。ロボ宙、AFRAとともにDONUTS DISCO DEL
TOP OURSアーカイブ 吉原勝己の理系思考の不動産業 前編 No.1 #ボロワーズ 博多にある4つの賃貸ビルが、いずれも人気と注目を集める吉原住宅。 ユニークかつ科学的なそのやり方は、旧態依然としていた業界にあって、当然、大きな支持を呼んでいる。 吉原住宅が抱えるビルの中で最も古い、築年数約60年の「冷泉荘」。ここに、吉原住宅の吉原勝己さんを訪ねた。しかも吉原さん、最近、久留米で団地3棟をまるっと購入して、新たな取り組みもスタートさせたそう! 吉原勝己 1961年、福岡市清川の旅館「いずみ荘」で生まれ育つ。旭化成医薬品開発部に17年間勤めた後、吉原住宅を継ぐ。ビル再生の手法を活用する株式会社スペースRデザインの代表取締役、NPO法人福岡ビルストック研究会の理事なども務める。 同潤会アパートを見た経験 福岡の繁華街、中洲や天神に隣接した川端商店街。 その商店街のひとつ裏通りに冷泉荘は建っ
TOP OURSアーカイブ トットリ的カリグラシのススメ 赤井あずみ(鳥取県立博物館/キュレーター) #1 だっていろんな場所があると楽しいじゃないですか(笑) トットリ的カリグラシのススメ 赤井あずみ(鳥取県立博物館/キュレーター) #ボロワーズ 最近、鳥取に関するウワサをよく耳にする。さびれた温泉町に若い人がたくさん移住してきているとか、とんでもなくおいしいパン屋があるとか、某有名ミュージシャンが毎年お忍びでライブをやってるとか……。うーん、気になる。そんな感じで取材に行く機会を探していたら、ものすごくいいネタが飛びこんできた。 鳥取市内に個人でいくつも賃貸物件を借りて遊んでいる人がいるらしい…。 赤井あずみさん。鳥取県立博物館で学芸員として勤務するかたわら、個人でもさまざまなアートプロジェクトを手がけているキュレーターだ。ということで、小雪混じりの中、鳥取まで赤井さんに会いに行ってき
TOP OURSアーカイブ 美術館の貸し借り事情 鈴木慈子、相澤邦彦(兵庫県立美術館) #1 展覧会は貸し借りでできている 美術館の貸し借り事情 鈴木慈子、相澤邦彦(兵庫県立美術館) #HAT神戸特集 #ボロワーズ 美術館の展覧会のカタログの、だいたい一番最後の方にある作品リスト。 そこには作品名や作家名、制作年とならんで、所蔵という項目がある。 「あ、これって作品借りてきてるんだ。まあ、そりゃそうだ」。でも、実際作品を借りるってどうするんだろう? 意外と知らない美術館の貸し借りの裏側について、兵庫県立美術館の学芸員、企画担当の鈴木慈子さんと保存修復担当の相澤邦彦さんにお話をお伺いしました。 #1 展覧会は貸し借りでできている まず一般論になりますが、美術館で展示されてる作品は、その美術館に収蔵されているものばかりではないですよね。あれはどこからか借りてきてるんですか。 鈴木:そうですね。
TOP OURSアーカイブ 長嶋有(作家) #2 住まいに残された痕跡、コツについて 長嶋有(作家) #2 住まいに残された痕跡、コツについて #1 はこちら レバー式に取り替えられた水道の蛇口、延長されたアンテナの引き込み線、重いものが置かれていたらしい部屋の凹み、前の住人が残していったエアコンや蛍光灯…。『三の隣は五号室』では、かつて暮らしていた住人の痕跡のエピソードもたくさん出てきます。賃貸住宅のあるあるかもしれませんが、これもそんなに語られる機会のないことです。 長嶋:ほんとはそれだけで1冊書きたかったんです。ある住人は6畳間にテレビを置いたけど、ある住人は4畳半にテレビを置いてアンテナ線を伸ばした、とか。だけどやっぱりそれだけでは、書いてる方も退屈だった(笑)。さすがに、なんか出来事がないとなぁって。 だけど、残された痕跡に気づいて過去の住人のことを想像する人もいれば、まったくそ
TOP OURSアーカイブ レンタルCDの名店、日本橋・K2レコードへ。 冨山店長を直撃。 #1 音楽好きが集まって、CDを貸し借りしてる感覚 レンタルCDの名店、日本橋・K2レコードへ。 冨山店長を直撃。 #ボロワーズ 大阪・日本橋でんでんタウン。パソコンショップとアニメショップが軒を連ねる大通り沿いに、コアな音楽ファンから絶大な支持を集めるCDレンタルショップ「K2レコード」があります。 「東のジャニス、西のK2」とも称され、関西出身のミュージシャンのインタビューなどにもたびたび名前が上がるこのお店には、懐かしの名盤から知る人ぞ知る大注目のインディーズまでがところ狭しと並びます。ちなみに、ジャニスは東京・御茶ノ水にあるレンタルCDの有名店。 そんなレンタルショップの名店が、OURS.初登場。開店前におじゃまして、冨山浩志店長にお話をお伺いしました。 K2レコード●大阪府大阪市浪速区日本
TOP OURSアーカイブ with SHINGO☆西成(ラッパー) around 西成~天王寺~寺田町〈大阪市〉 #01 2016.05.05 with SHINGO☆西成(ラッパー) around 西成~天王寺~寺田町〈大阪市〉 #散歩と観察 ぶらぶらと散歩しながら街を観察してみる、略して“さんかつ”。 今回このコーナーに登場してくれるのは、ラッパーのSHINGO☆西成さんです。 SHINGOさんといえば、その名の通りレペゼン西成のラッパー。 生まれ育った西成の街をテーマにした歌もたくさんありますが、音楽活動だけではなく、炊き出しのボランティアを始め、この街のプロジェクトをぐいぐい引っ張る元気玉。お肌もツヤツヤです。 そんなSHINGOさんと、この街の名物「負けない」看板に集合、お散歩に出発です! チャス! SHINGO☆西成 大阪市西成区出身のラッパー。炊き出しから西成ウォールアート
TOP OURSアーカイブ Especia(ガールズグループ) 団地のひとインタビュー 008 Especia(ガールズグループ) 大阪・西長堀アパートでの撮影(7DAYS SCENE*)でモデルを務めてくれたエスペシア。 堀江発のガールズグループとして2012年から活動をはじめ、今年4月には東京へ拠点を移すという、その直前のタイミングでの撮影となりました。 大阪人ならわかると思いますが、堀江と西長堀ってとなり町の関係といいますか、西長堀アパートの住所も北堀江4丁目、ほぼ同じ堀江エリアなんです。堀江で活動している頃に西長堀アパートにエスペシアの拠点をつくれたらよかったね…なんて言いながら、メンバー5人に団地と住まいの話を聞きました。 Especia(エスペシア) 2012年6月1日結成。大阪・堀江を拠点に活動し、14年から冨永悠香、三ノ宮ちか、三瀬ちひろ、脇田もなり、森絵莉加の5人で活動。
TOP OURSアーカイブ with 蓮沼執太(音楽家)、ユザーン(タブラ奏者) around 四条~鴨川~岡崎〈京都市〉 #01 2016.02.27 with 蓮沼執太(音楽家)、ユザーン(タブラ奏者) around 四条~鴨川~岡崎〈京都市〉 #散歩と観察 街を観察しながら散歩するこのコーナーに、 コンサートで京都にやってきたおふたり、蓮沼執太さんとユザーンさんが登場です。 もじゃもじゃ頭のユザーンさんは名うてのタブラ奏者。 そして、音楽家の蓮沼さんは、おおいに歌うポップアルバム『メロディーズ』を発表したばかり。 大活躍中のおふたりだけに、東京を離れて国内外のさまざまな場所を訪れる機会も多いそう。 それでは、前夜のコンサートの会場となった「京都芸術センター」前からスタートします。 散歩の制限時間は2時間。やっぱり歩きながらだと、いつも以上に会話に弾みがつくようです。 蓮沼執太 198
夫の仕事の都合でバンクーバーに住んで8か月になる。 バンクーバーで驚いたのは、物が大きく部屋は広い。なにせバンクーバーのあるBC(ブリティッシュ・コロンビア)州の中に日本がすっぽり入るのに、人口は3分の1。たとえば、トイレは日本だったら2つ3つ個室を作りそうな広さのスペースに、便器が1つ。ウォッシュルームと呼ぶのも納得する。バスルームでは、シャワーの位置が高くて手が届かない。 そして家賃も高い。理由は部屋が広いからじゃなくて、富裕層による不動産投資の影響だそうだ。こちらでスタジオと呼ばれている、一部屋の中にベッドルームもキッチンも備え付けの部屋は家賃月1000ドルが相場。今はカナダドルが80円台まで下がっているけど、ここ1年は90円台から100円台を前後していた。だから日本で言うワンルームが家賃約10万円だと考えると、どれくらいのものかわかってもらえるだろう。ちなみにサンフランシスコはその
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