サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Pixel 9
uedadaj.exblog.jp
「裡」という字、素直に「うら」と読めますか? このブログにいくつか【2535】とつけた文章を載せているが、現在僕は台湾の《2535》という日本の「R25」に似た雑誌に文章を書いている。内容は、東京を歩いて見つけた、誰も気にしたことのないような微妙な(笑)街ネタである。この間は、原宿の裏手にここ数年勃興している「裏原宿」という地区について一編書いた。といっても、あの街で展開しているおしゃれな店がどうのこうの、という話では全然ない。まあ内容はそのうちここにも載せるつもりなので今は置いといて、その原稿を台湾の担当者とやりとりする際にちょっと面白かったことを、メモしておく。 原稿を送ったら、こういうメールが来たのだ。 「台湾では"裏"という字は"裡"と書くんで、 "裡原宿"に直してもいい?」 えっ...。 確かに、「裡」というのは「裏」の異体字で、もともと同じ意味を表す字だ。形もよくみると同じ要素
渋谷駅の近くに、こんな看板を掲げた店がある。 中国食品 渉谷店 日本の文字と繁体字、簡体字が混在する所には、表記の混乱が珍しくない。昔、HMVのアジアポップスコーナーでテレサテン(鄧麗君)の中国版CDを見かけ、ひょいと裏の曲目リストを見てみると「作曲:南ニラせフ」とあり、それだけで気に入っちゃって、真剣に購入を考えたことがある。この「涉谷」もたぶん今では有名な例だろう。僕の中国語BLOGである東京碎片にも「涉谷109ってどうのこうの」と書き込みをした人がいて、僕は苦笑しながら「違うんですよ」と説明したことがある。 だがこの「涉谷」、どうも普通の誤字とは少々趣が違う。かなり確信をもって使っているような印象を受けるのだ。 台湾などの街角にも、こんな表記はけっこう当たり前にあるようだ。日本観光関連のサイトにも、堂々とそう書いてあったりする。さらには、Twinsという台湾の女性デュオの曲に「涉谷車
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『uedadaj.exblog.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く