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こんな感じと思っていただいて良いと思います。様々な条件を含みますので範囲はかなり広く、ざっくりしたものです。 さらに深く掘ってみたいと思いますが、以下で表記するシグナルレベルについて一つお断りを。シグナルレベルは一定ではありません、演奏内容によっては常に変化します。同じ1音でも発音直後とサスティン~ディケイでは当然音量が違います、シグナルレベルは刻一刻と変化するもの。音が出ていなければシグナルレベルは −∞dBuです。マイクレベルでもラインレベルでも音がなければ −∞dBuまで小さくなると言う事。マイクレベル/ラインレベル/インストレベルこれらのレベル表す場合は適度に音が出ている状態の平均的なレベルについてを考えます。 マイクレベルといっても、マイクの種類により大きな違いがみられます。SM57などのムービングコイル型ダイナミックマイクロホンでは一般的に−60 ~ −40dBu程度です。マイ
ギターアンプの「センド&リターン端子」 なんとなく知っているが、よく分からん、使った事はない。最近は多くのアンプで見かけるこの機能。配線は少し複雑になりますが、音質へのメリットは大! 試す価値あり「センド&リターン」! 1、「センド&リターン」 とは 何なのか? まず、ギターアンプの構成をおさらいしておきましょう。ギターアンプは、プリ段(音色を作る回路)とパワー段(スピーカーを鳴らすための電力増幅する回路)から構成されており、通常は内部で接続されています。 この プリ段 と パワー段 を切り離して何か良い事に使おうというのがセンド&リターンです。 センド&リターンは、またの名をエフェクトループと言い、信号を外部のエフェクターに送って戻す経路を作ります。だからセンド(Send = 送る)&リターン(Return = 戻る)です。 センドはプリ段の出口、リターンはパワー段の入り口です。メーカー
前回は「ギターアンプのセンド&リターン端子とは? 徹底解説・基礎編」をお送りいたしましたが、いかがだったでしょうか?ギタリストにとって謎が多い、イマイチ分かりにくギターアンプの「センド&リターン」が少しは身近になってくれれば幸いです。 さて、今回はもう少し突っ込んだ考察をしていきたいと思います。題して「ギターアンプのセンド&リターン端子とは? 徹底解説・応用編」です! 3、センド&リターンのレベルに注意(アンブレラ調べ) 「+4dBm /-20dBm」はラックかペダルかみたいな事を前回書きました。しかし実際のところ、+4dBmのセンド&リターンにペダルタイプのエフェクターを使ったとしても概ね問題なく使える事が多いです。むしろ +4dBm ポジションで使用する方が良い結果になる場合もあります。+4dBm / -20dBm という数値は、メーカーでアンプ設計時に基準とした数値であり入力レベルや
バッファーとかマイクプリアンプとかの話の流れで "インピーダンス" という用語が出ています。当然「インピーダンスって何なの?」って聞かれますが、これが、説明しづらい。 ちなみにWikipediaだと 「電気回路におけるインピーダンスは、交流回路におけるフェーザ表示された電圧と電流の比である。 直流におけるオームの法則の電気抵抗(レジスタンス)の概念を複素数に拡張し、交流に適用したものであり、単位としてはオーム(表記はΩ)が用いられる。」 うーむ、むずかしい。1ミリも理解できる気がしません。 なんか、すっと入ってくる説明ができないかと、乏しい絵心で絵を描いてみました。 どうでしょう?インピーダンスの 高い/低い を、水路が 狭い/広い に置き換えていますがちょっと強引?でも、ハイインピーダンス、ローインピーダンスの特徴や性質なんかはイメージしやすいと思います。ハイインピーダンスは水路が狭いの
すでに様々なイベントや展示会で、日本語ボーカルループシーケンサー・ガジェットの【VOCALOOP】に触れたことのある方も多いかもしれません。私もこの製品を最初に知ってからその完成を待ちわびていた一人です。 VOCALOOPは、日本語の歌声・音色にフォーカスを当てたガジェット楽器で、リアルタイムに日本語を打ち込み、言葉にメロディを与えて歌わせる(ループ・シーケンスさせる)ことができます。 リリックモードでは、16の日本語のフレーズをボタンにプリセットさせることができ、歌詞の再生スタートポイントとエンドポイントをリアルタイムに変更してグラニュラーっぽく演奏したり、歌詞の進む方向を変更(順方向、逆方向、行ったり来たりなど、楽しいです!)させたりできます。文字の打ち込みは携帯電話の感覚でたいへんスムースにリアルタイムに打ち込んでいけるので、パフォーマンスにも最適です。 リリックモードで作成した言葉
Critter and Guitari はチャーミングな「サウンド&ビデオマシン」を開発する米国のメーカー。ハンドメイド&ハンサムなシンセサイザーをはじめとするプロダクツはとてもクリエイティブで刺激的。あたらしいタイプの楽器Pocket Pianoは世界的な大ヒットを記録しました。 「アート作品」や「おもちゃ」のようでもあり、同時に完成度のとても高い「本格的な楽器」でもあるのです。そこには「何が飛び出すのか分からないワクワク感」や「想像力をかきたてるアイデア」がいっぱい詰まっています!
簡易防音壁(間仕切り壁)を作ってみました。 今回の吸音パネル工房の「作ってみました」はいよいよ壁に挑戦です。 今回は部屋に間仕切りの壁を作りますが、ある程度の防音効果も期待して、BL32グラスウールボードを使用します。また遮音シートを貼って、さらに遮音・防音効果をはかります。 天井や床はそのままですので、ある程度の簡易防音にはなりますが、壁の防音効果だけではなく、断熱効果などもあるので、どうせ間仕切り壁を作るなら、やってみようという事になりました。 結果から先に申し上げますと、「期待以上の効果」が得られました。本ページ(1ページにまとめていますので、長いです・・・)の下の方に、遮音・防音の効果については動画付で紹介していますのでチェックしてみてください。 単純に間仕切り壁のDIY製作と、自分で壁紙を張る際の参考にもなる(かもしれません)?今回の壁は後から壊して、元に戻すことも簡単にできるよ
ちょうど社内に弊社取扱いのオーバードライブ系ペダルのデモ機が揃っていたので比較試奏をしてみました。何かリファレンスになるオーバードライブが欲しかったので、BOSSのSD-1とBD-2と比べてどんな感じかも合わせてレポートしてみます。 やってみると分かるのですが、歪って本当に好みが色々ありすぎて評価すること自体難しいジャンルです。以前にやったコンプレッサーペダルの比較なんかはもっとオーディオ的な部分で書けるので比較的レビューしやすいのですが、歪みの場合はどんな曲で、どんなジャンルで、どんなゲインで、どんなプレイスタイルで・・・といった具合に判断基準がありすぎるのです。また好みといった点でも、「どんな女の子を可愛いと思うか?」という質問と同じで、人それぞれ全員違って当たり前みたいな所もあると思います。 というわけで徹底的に主観的に書くしか思いつかないのでお許しください。BOSSペダルと比べてど
FM3の新しい作品「Buddha Machine 5」が素敵です。 あれやこれやと言う前に、まずはブッダマシン5 に収録された、9つの美しいアンビエント・ループをお聴きください。各ループは途中でピッチを変化させながら再生してみました。 FM3は北京在住のアメリカのミュージシャンChristiaan Virant と Zhang Jianの電子音楽デュオの作品集とも呼べるミュージック・ループ・プレーヤーです。2005年の発日開始以来、今回が5作目となり、その間にも、ノイズ/インダストリアル・バンドの伝説 Throbbing Gristle とのコラボレーション作品の “Gristleism“、小山田圭吾さん(Cornelius)との”Ghost in the Machine“などが話題を呼びました。アンビエント音楽界の神 Brian Eno にも絶賛され、あの David Byrne は著作
先日古い友人のKさんと何年ぶりかにお会いした際に、モディファイが施されたSENNHEISER HD650ヘッドホンを聴かせていただきました。 オーディオに対する情熱とセンス、そして技巧においては、とても信頼のおけるKさんが手を加えたものであるということで、期待が高まらないわけがなかったのですが、そのサウンドを一聴した瞬間に、期待をはるかに超えた、丁寧な音の紡ぎ方に感動いたしました。 より多くの方にも知っていただきたく、ご紹介させていただきますが、弊社では本製品の販売や取次は行っておりませんので、お問い合わせは、Kさんの工房であるDELRIMOUR MODERN audio・acoustik(delrimourmodern@yahoo.co.jp)までお問い合わせください! さて最初にその”Duofol Diaghragm モディファイ”のサウンドを聴かせていただいた時、いつもリファレンスに
ギズモミュージック周辺の方なら「ベッドルーム・ミュージシャン」という響きに反応する方が多いと思います。私のAZUMA HITOMIさんの印象は自宅でとんでもなく素敵なポップミュージックを作ってしまう「ベッドルームの天才宅録女子」。USTREAMで放送される「AZUMA HITOMI の じっけんじゅんびしつ」にも注目していました。 そんな彼女の作品やライブでは「要塞」と呼ばれている たくさんの楽器・機材が使用されており、中でも「ガジェット系楽器」の積極的な使用や、自らコントロールするLED照明システムと全自動キックマシーン(!)など、私のような倒錯気味な機材好きにはたまらないキーワードが満載。特に矢野顕子さんのアルバム『飛ばしていくよ』の製作ドキュメンタリー(タイトルチューンを含む2曲のトラックメイカーとして参加)ではAZUMA HITOMIさんがCritter & GuitariのPoc
今回はオーディオルームや音楽制作スタジオ、会議室や商業施設などにも使用できる「音響調整」のための「グラスウール吸音パネル」を自作してみます。 仕上がりはとても軽量ですので、簡単なフックがあれば壁に吊るすことが可能です。音楽制作環境ではモニタースピーカーの周りに複数枚を設置してして使用したり、マイク録音の際に簡易ブースのように利用したりするのもアイデアです。部屋全体での音響チューニングでは、300mm四方のカット済グラスウールの9枚セットや、450mm四方のカット済グラスウールの4枚セットなどを利用するのもお勧めです。 今回は900×600mm の木枠を組んで仕上げてみました。所要時間は約15分!吸音材はカットサービスを利用して予定の寸法通りにカットされて届いていますので、やる気になれば一日でかなりの枚数が作れそうです。自分で任意の大きさにカットするのが難しいグラスウールがサイズぴったりで届
*現在、弊社の吸音材のカット販売はサービスを休止中です。 ご了承くださいませ。 吸音ボードをご希望のサイズにカットしてご自宅までお届けします! グラスウールなどの吸音素材を利用した音響パネル製品の多くは吸音材をジャージークロスなどで包んだ製品です。グラスウールの場合はガラス繊維が飛び散ってしまうためそのままだとチクチクしてしまい良くありません。そのため音の通気性を保ちながらも、ガラス繊維を飛散させない素材でカバーする必要性があります。 グラスウールを実際に触ってみるとすぐに分かりますが、素手で触れてしまうと皮膚がかなりチクチクします。比較的皮膚の強い指の先端でも一日中チクチク、ピリピリしてしまいます。顔や目や肌の弱い部分には特に気をつけないと大変なことになってしまいます。 つまり50mmも厚みのあるグラスウールを任意の大きさに、それも生活空間である自宅で自力カットするのは相当に大変なことで
現在、本記事に記載のモディファイは弊社では受付しておりません。ご了承ください KORG MR-2000S モディファイ解説 5.6MHz DSD対応スタジオレコーダー KORG MR-2000S以前のモディファイの記事をご覧いただいて、今回新たにご依頼をいただきました。 MR-2000SはDSD対応のレコーダーという事でDSDレコーディングの現場やスタジオのマスターレコーダーとして導入されております。初めてノーマル機の音を聴いた時はレンジが狭く、響きが減ってドライな印象を受けました、正直なところDSDやハイレゾフォーマットの利点があまり感じられませんでした。ちょっと失礼して内部を拝見するとその要因が理解できました。アナログ部分はオペアンプで組まれていて、バランス出力以外はNJM4580Dという品種が採用されている。このNJM4580Dはオーディオ用として発売されているとても使いやすいオペア
吸音ボードで窓をふさいでみました。 窓は一般に音漏れしやすいので、プライベートスタジオなどでは窓の外の騒音対策にも、外に室内の音を漏らさないためにも「窓を防音対策したい」というご要望を良くお伺いします。音楽制作以外にも通りに面したお部屋などでは簡易的な窓の防音対策をしたいというご要望も多いようです。 サッシの隙間からの音漏れを防止して、さらに二重の防音窓を取り付ける工事が最適ですが、お住まいの部屋が賃貸である場合や、ご予算を抑えたい場合にはそう簡単にはいきません。 もっと手軽に簡単にそれも低予算で窓の音対策をしたい場合を想定して、吸音材のカットサービス、近所のホームセンター、布の通信販売だけで行った「窓の防音対策」の実例をレポートしてみたいと思います! 所要時間が1時間強、今回かかった総予算は¥25,260(実際にはもっと安くできそう・・¥15,000位?)で完成いたしました。 準備篇 施
チェコのクリエイティブ・シンセサイザー・ブランド "BASTL INSTRUMENTS "の魅力とそのヒストリー。 02
https://umbrella-company.jp/contents/behringer502usb-mod/ 現在、本記事に記載のモディファイは弊社では受付しておりません。ご了承ください USBミキサー(3980円)はハイエンドUSB DAC系のサウンドになるか? 幅114mm×奥行136mmという超小型のUSBミキサー。 PCオーディオ、ヘッドホンアンプ、オーディオI/Oとしての機能性を持ちながらも、このコンパクトと価格を実現しているのはすごいです。 「Sunday Mod Project」では、このXENYX302 USBミキサーのオペアンプや周辺回路をアップグレード。PCオーディオ入門用としても十分通用するような別格のサウンドになり、大満足の結果となりました。 オリジナルは曇ったモゴモゴした音質。 最初にべリンガー(Behringer)のXENYX 302 USBに興味を持った
株式会社アンブレラカンパニーは、クリエイティブでユニークな音楽機材だけを取り扱う輸入商社です。オリジナル製品の開発も行っています。プロオーディオ、レコーディング機材、ギターエフェクター、シンセサイザー、楽器などを販売しています。
Home / Buzz / バランスーアンバランスのケーブル接続について ...................................................................... 『シンセの取り込みに弊社取扱い機器を使おうと思ったら低域がなくなってしまい音が変だ。』 弊社のサービスでも時々このようなご相談をお受けすることがあります、状況を良く確認するとケーブルの仕様が合っていなかったというケースが大半です。ケーブルの結線方法はメーカーによって様々ですし、公表しているところもあまり見かけません。間違ったケーブルでの接続は機器によっては故障の原因ともなりえます。間違ったケーブルを選ばないため、ご愛用の機器を壊さないためにも正しいケーブルを選択する必要があります。 まず、接続する機器を確認しましょう。 バランス入出力の方法は回路的に見ると2種類あります。トラン
SONY MDR-CD900ST (MOD) ...................................................................... 定番モニターヘッドホン SONY MDR-CD900ST アップグレード改造の方法を公開! 日本の業務音楽スタジオには必ずあるといっても過言ではないモニターヘッドホン SONY MDR-CD900ST。これがないと始まらないくらい定番中の定番です。録音スタジオ以外でも900STでしか体験できないモニターサウンドに人気が集まっています。 モニターヘッドホンは良い演奏をするためにたいへに重要なアイテムです。良い音で録音をするにはまず良い演奏ができる環境を作る事が大切です。良いモニターヘッドホンは演奏者が「リズム」・「ピッチ」・「ハーモニー」を正確に把握でき、自分の演奏パートの役割を明確にします。結果、表現力の
Home / Buzz / Sunday Mod Project ・・・・・・・・・・・/ Mixer Behringer XENYX 302 USB (MOD) ...................................................................... 幅114mm×奥行136mmという超小型のUSBミキサー。 PCオーディオ、ヘッドホンアンプ、オーディオI/Oとしての機能性を持ちながらも、このコンパクトと価格を実現しているのはすごいです。 「Sunday Mod Project」では、このXENYX302 USBミキサーのオペアンプや周辺回路をアップグレード。PCオーディオ入門用としても十分通用するような別格のサウンドになり、大満足の結果となりました。 オリジナルは曇ったモゴモゴした音質。 最初にべリンガー(Behringer)のXEN
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