サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
wabisuketubaki.hatenablog.com
あさって、三角巾を外せる。右肩の脱臼から三週間着けるようお医者様から言われていた。 利き腕だったので不自由とはいえ、痛みもなく、肘から先は使えるし、着替え時に腕をバンザイと上げてヨシと言われていたので、比較的楽な療養期間だった。 買い物に行き、レジを終えて袋詰め台に移動すると、後ろから初老のご婦人が追いかけてきて、「袋に入れてあげましょうか」と声をかけて下さる。 「ありがとうございます、もうほとんど治ってるので腕が使えるんです、大丈夫なんですよ、ありがとうございます」と辞退したが、お気持ちが嬉しかった。 帰り道ふと考える。 いつも私は何でも一人でやろうとする。夫の注意を聞かずに勝手に自分のことをやろうとする。誰かに何かをして貰うのが苦痛でならない。 けれど、本当に自分一人で出来ない時に、善意で手を貸そうとしてくれる人に『お願いする』ことを学ばなければならないな、と。もし自分に子どもがいたら
明日は結婚記念日だ。が、私はこういうイベントに演出が出来ない。気の利いたプレゼントも選べないし、料理も腕がない。二人で美味しいものをと思っても、普段通ってる回転寿司やおうどんといったB級グルメ好きだし、平日では翌日の夫の仕事が気になって寛げない。せめて食後にケーキでもと思っても寝る前に胸焼け胃もたれが懸念されるお年頃である。結局、「特別なことしなくていいよね」と夫に念を押しておくのだ。 こんな調子で24年がたつが、子どもがいないからだろう、時が止まったような感じがしていて、結婚式の日をすんなりと思い出せる。 以前も書いているかもしれないが、へそ曲がりな花嫁の父の反対を何とか凌いで、交際5年半にして結婚式にたどり着いた私。当日はもう嬉しくてホッとして、高砂の席でずっと微笑んでいた。花嫁の手紙も読まず、涙目の父に大きな花束を渡して、披露宴を終えると、夫の入社同期の数人と居酒屋で和やかな二次会。
”いい夫婦の日”を前に保険会社のアンケート結果が紹介されていた。 トップは「忍」、ついで「楽」「和」「愛」「幸」。 六位に「無」が入っていたりするのは、いわゆる”空気みたいな関係”ということか。これは良い意味と悪い意味のどちらにも捉えられると思う。私は夫にとって空気のようでありたい。当たり前にそこにあって、なくてはならない存在として。でもでもなかなかそこまでは到達できなくて、しょっちゅう落ち込む。来年は25年、銀婚式なんだけど、なぁ・・・。 私が思い浮かべた漢字一文字は「同」だった。 仕事以外はたいてい一緒に行動する。子どもがいないままここまで来たから関係は結婚当初とそれほど変わっていないのではないかな。 中学の同級生と言うこともあるかな。そう言うと、「ええっ、中学時代から付き合ってるの?」とよく訊かれる。答えはNO。確かに中学生の頃も仲は良かったし、私は夫に片思いをしていた。が、付き合い
物事は対極の2面性をはらむという。ならば明るいほうを捉えたいものだ。 幼稚園に通う子ども達の作品展を見に出掛けた。昨年に続き2度目である。上手に描こうとか大人ウケを狙うといった邪念がまだない、2~5歳の子ども達の絵や工作がずらり数百点。 まず保育士さんや指導者が子どもに自由に作品を作らせる。完成後に「これはなあに?」と尋ねる。その時の子どもの答えがタイトルとして書かれる。これが曲者というか、面白いのだ。タイトルと作品がすぐになるほどと納得できる作品は半数以下なのだ。もちろんクジラやワニ、キリンなどそのものズバリな写実派もあるが。 例えば… 画用紙がピンク一色に塗られた作品のタイトルは『ママとプール行った』。 プール? なぜこれがプール?? その子が遊びに行ったプールにはピンク色の何か印象に残る遊具か看板でもあったのか。幾つもの作品を見る中で、どうやら子どもは楽しい気持ちを赤やピンクで表し、
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『wabisuketubaki.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く