レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ブラックレイン」(1989)です。 この作品は、当時「エイリアン」「ブレードランナー」で独特の映像美を誇ったリドリー・スコット監督が日本でポリスアクション映画を撮ると言うことで大変話題になった作品です。こういう外国迄捜査官を派遣して、捜査を行う映画は、ジョン・ウェイン主演「ブラニガン」、ジーン・ハックマン、ジョン・フランケンハイマー監督「フレンチ・コネクションⅡ」辺りが最初だろうと思います。 時はバブル絶頂期の大阪に、NYで拘束されたヤクザ佐藤(松田優作)を護送して来たニック(マイケル・ダグラス)とチャーリー(アンディ・ガルシア)は偽刑事梨田に騙されて、佐藤を奪われてしまう。大阪府警の松本警部補(高倉健)と二人は、佐藤を追跡し、ある陰謀を突き止めるのだが… 今回、BD版を再見してホンはズタボロですが、スコット