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大谷翔平
www.1morebaby.jp
皆さん、こんにちは。国立成育医療研究センターで周産期・母性診療センターの副センター長をしている齊藤です。 私は、産婦人科医として、長年にわたって不妊治療の最前線に立ってきたのですが、そうした中で、みなさんにぜひ伝えたいと思っていることがあります。 それは、〈正しい妊娠・出産に関わる知識を知ったうえで、自分に合ったライフプランを立ててください〉ということです。そして、この中で特に重要なのは、“正しい”というところです。 最近、いろいろなところで、「妊娠適齢期」という言葉を見たり、聞いたりするかと思います。この妊娠適齢期というものは、とてもセンシティブな話題であるがゆえに、テレビ番組で、専門家ではない人が感情に任せて意見を発する場面を視聴したり、SNSや掲示板などのインターネット上で、市井の方々の憶測の範囲での発言を目にしたり、ときに罵詈雑言のような言葉を耳にすることもあります。 たとえば、「
皆さん、こんにちは。国立成育医療研究センターで周産期・母性診療センターの副センター長をしている齊藤です。 私は、産婦人科医として、長年不妊治療に携わってきました。そうした中で、みなさんにぜひ伝えたいのが、〈正しい妊娠・出産に関わる知識を知ったうえで、自分に合ったライフプランを立ててください〉ということです。 前回は、女性の妊娠率について考察しました。結果だけをいえば、20代の後半から妊娠する確率が下がることがわかりました。また、かなり個人差があることもわかりました。したがって、他人の妊娠エピソードを参考にして、「自分も高齢になってから産めばいい」と考えるのはやや軽率だと書きました。 今回は、女性に関する妊娠適齢期について考えるうえで、妊娠率と同じくらい重要である流産率について見ていきましょう。 妊娠・出産には、母子ともに死亡の可能性があることを忘れないようにしよう 妊娠しても、ある一定の確
さて、昨年、このホームページで、男女の妊娠適齢期のお話をしました。たぶん、皆さんはなるほどと思われたことと思います。しかし自分の現実に当てはめると、では、どうしようかと悩まれるのではないでしょうか。今回、その後得た情報の内、皆さんの決断に役に立つと思われるお話をしましょう。 欲しい子どもの人数に応じて妊活を始めるリミットの年齢がある 皆さんはいろいろな職種についておられ働き方も異なると思います。ですので、自分がいつ妊活を始めたらよいかは、職種やおかれた生活環境によりそれぞれだと思います。ですが、以前お話したように、20歳を越えた方であれば、子どもを持つならなるべく早い時期がよいことは明らかですので、欲しい子どもの人数に応じて妊活を始めるリミットの年齢があると知っておくと、行動も起こしやすくなるのではないでしょうか。 このことを考えるための重要な情報はヨーロッパの生殖医学の専門雑誌Human
昨秋、オランダに住む人々の働き方や生き方、そしてその考え方や価値観について調査するため、彼の地へと訪問しました。 さまざまな企業や自治体、政府機関、学校、家族などに会いに行き、「世界一子どもが幸せな国」と称される実態をインタビューしたのですが、その中で当時オランダのプロサッカーチーム・VVVフェンロでコーチを務めていた藤田俊哉さん(現在はイングランドのプロサッカーチーム・リーズ)にもお話をお聞きすることができました。 オランダについてサッカーを通して見えてきたことや、藤田さん自身でもオランダで2人の子どもの子育てをする中で感じてきたことについて、たくさんの示唆を含んだお話を頂戴することができたので、2回に分けて紹介していきたいと思います。 今回は【サッカー編】です。サッカーを通して見えてきたオランダの人たちの働き方や生き方、そしてその考え方や価値観とはいったいどんなものなのでしょうか? 「
1more Baby応援団取材班 妊活担当 ワンモアベイビーラボ取材班で、妊活を担当しています。 自然妊娠や不妊治療など、妊活に関わる情報を、医師などの専門家や実際に妊活に取り組んでいる人へ取材を行い、情報を届けています。
皆さん、こんにちは。国立成育医療研究センターで周産期・母性診療センターの副センター長をしている齊藤です。私は、産婦人科医として、長年にわたって不妊治療の最前線に立ってきました。そうした中で、みなさんにぜひ伝えたいと思っていることが〈正しい妊娠・出産に関わる知識を知ったうえで、自分に合ったライフプランを立ててください〉ということです。 第1回は、主に男性側の妊娠・出産に関わることについて、そして第2回、第3回は、女性側の妊娠・出産に関することについて、医学的な根拠を交えながら、詳細に説明してきました。 最終回となる今回は、「親の介護」と「不妊治療」についてです。 「妊娠・出産・育児」と「親の介護」は個別の問題ではない ライフプランを立てるうえで、私が重要だと思っている要素の一つが、親の介護です。現在でも、親の介護のために仕事を辞めなければならない方がいます。核家族が進んでいる現在においては、
2023.12.25 セミナー参加者募集『「卵子凍結保存」がまるわかり!必ず知っておきたいメリットとデメリット』 2023.12.22 記事公開『プレコンセプションケアとは?世界的に取り組みが進む背景と効果について 』 2023.11.27 記事公開『専門医が詳しく解説!東京都が行っている「卵子の凍結保存」とその卵子を用いた「体外受精」の助成制度』 2023.11.24 記事公開『【私が経験した二人目の壁】発達障害といわれた第一子のために2人目をつくろうと 決めた夫婦の思いとは?』 2023.09.27 記事『2023年発表の体外受精(2021年治療)の成功率は?』公開 2023.09.14 記事『【私が経験した2人目の壁】とても辛かった悪阻と産後の夜泣きから感じる2人目の壁。』公開 2023.08.29 記事公開『妊娠率を上げる食事、流産率を下げる食事とは?』 2023.07.25 記事
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