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トップページ > 研究ノート・研究会レポート一覧 > 【連載】英語のつまずきは、アルファベットから!? ~大人が気がつきにくい落とし穴~ 第1回 小中学生に英語のアルファベットを指導されたことのある多くの先生が、小文字の習得には大文字の習得の2~3倍の時間がかかるとよく言われます。大文字に比べ、小文字は文字の形が左右対称であるものが少ない上に、pとq、bとdのように識別が難しいものがあります。また、b、dのように4線の第2線より上に出るもの、g、pなどのように第3線の下に出るもの、a、c、eなどのように上にも下にも出ないものなど、書くときに文字の高さにも気をつけなければなりません。簡単そうに思われがちなアルファベットですが、実はその学習(特に小文字)は大変なものです。アルファベット認識能力は、後に発達するリーディング能力と強く関係しているという研究結果もあります。大人にとってはたかがアルフ
第3回コラムでは英語でもっともよく使われる前置詞、ofを取り扱いました。今回は基本動詞の1つputを取り上げたいと思います。おそらく、生徒のほとんどがputとくれば「置く」を連想するはずです。しかし、「put = 置く」という理解の仕方には2つの大きな問題があります。 1. put は「置く」ととらえない。 僕は、英語の授業で、大学生に「目薬をさす」をどう英語で表現するかという質問をほぼ毎年しています。学生の中には英語にかなり自信を持っている人もいますが、ほとんど「正解」が出てくることはありません。そこで、「目薬をさす」は put some eye drops in (one's eyes) とput を使って表現すればよいと解説すると、あっけにとられた顔をして「えっ?put でいいんですか?」と応答します。「put = 置く」からは「目薬をさす」で put を使うということはなかなか想像
【連載】先生、これは英語でどういうんですか? -生徒が間違えやすいことを、本質的な意味から考え、指導に生かす>>その他の記事はこちら Q. [ ]に何を入れますか。 ビンの底 the bottom [ ] a bottle ビンのラベル the label [ ] the bottle 答えは…コラムの中で。 第2回コラムではin、at、onについて取り上げました。今回は英語でもっともよく使われる前置詞、of です。ofといえば、ほとんどの高校生が日本語の「の」を連想するようです。しかし、その意味をどう理解すればよいでしょうか。of=「の」でうまくいく場合もありますが、そうでない場合のほうが圧倒的に多くあります。日本語の「の」は「名詞+の+名詞」の形で、「ビンのラベル」「ドアの鍵」「雨の日」といった具合に、2つの名詞概念を結合することができます。 英語では、「ビンのラベル」
【連載】先生、これは英語でどういうんですか? -生徒が間違えやすいことを、本質的な意味から考え、指導に生かす >>その他の記事はこちら Q. 「太陽の昇り沈み」という意味にするために、下記の [ ] に入る語は何ですか。 The sun rises [ ] the east and sets [ ] the west. 正解は … The sun rises in the east and sets in the west. です。しかし、The sun rises from the east and sets to the west. と迷われた方もいらっしゃったのではないでしょうか。このように、日本語での意味をそのまま英語に置き換えることは、生徒のみならず大人の学習者にもよくあることです。 そこで、ARCLEより2013年度新企画として、英語の語彙や文法について深く本質的な
【連載】先生、これは英語でどういうんですか? -生徒が間違えやすいことを、本質的な意味から考え、指導に生かす>>その他の記事はこちら 下記の[ ]にはin, at, onのどれを入れますか。 1. We've danced the whole night through. It's four o'clock [ ] the morning now. 一晩踊り続けたね。もう朝4時だよ。 2. During the summer holiday, I'm always busy with club activities [ ] the afternoon. 夏休み中、午後は部活で忙しい。 3. I'll be here [ ] the evening. 夕方にはここにいるよ。 4. We'll be landing at Narita International Airport [ ]
24/02/09 【2024年3月9日(土)開催】英語教育オンラインセミナー 「英語の学習・指導におけるデジタルツール(機械翻訳や生成 AI)の活用を考える」 24/01/31 令和の日本型教育(答申)に応じた英語教育の在り方を考える 23/12/25 2023年度 第2回 研究レポート 上智大学・ベネッセ英語教育オンラインセミナー報告書を公開 「英語の表現活動におけるICTの効果的な活用を考える~ライティングでの実践を入口に~」 23/12/22 AI時代の英語教育 23/12/12 テクノロジーの進歩が言語テストに迫る選択 23/11/02 デジタル教科書について(後編) 23/10/31 デジタル教科書について(前編) 23/10/25 2023年度 第1回 研究レポート 上智大学・ベネッセ英語教育セミナー開催報告 「英語の表現活動におけるICTの効果的な活用を考える~ライティングで
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