サンチームはどうもフランスの通貨単位らしいどうも「サンチーム」というのは通貨の単位の一つ、それもメジャーな単位ではなく、「補助単位」というものに当たることがわかりました。 補助単位は日本円で言うなら「銭」、ドルで言うなら「セント」といった単位でサンチームはユーロ導入前にフランスで使われていた「フラン」の補助単位だそうです。価値としては1フランの1/100、綴りとしては「centime」となります。 フラン自体は1360年に発行された「フランカ・シュヴァル」という金貨に由来し、サンチームはそれから35年後の1795年に「1フラン=10ドゥシーム=100サンチーム」と決められたところからスタートしたようです。 その後1960年に実施されたデノミ(この場合は通貨単位の切り下げ)により、1フラン・2フランの硬貨がそのまま1サンチーム、2サンチーム硬貨に切り替わりました。 硬貨は最初の頃は銅貨でした