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2021年、かねてから期待されていたCGRP関連製剤が相次いで認可、発売されました(エムガルティ®、アジョビ®、アイモビーグ®)。2024年現在、効果・安全性の高さから、ヨーロッパ、アメリカでは片頭痛に対する第一選択(片頭痛と診断したら最初に使うべき薬)という位置づけとなっています。片頭痛治療は「早期治療(治療開始が早いほど治療効果が高い)」「予防薬ファースト(頓服ではなく予防薬でコントロールすること)」が常識となる中で、間違いなく治療薬の代表と言えるのが、これらCGRP関連製剤です。 逆に、これらCGRP関連製剤があるがために、片頭痛を確実に診断し、見落としてはいけない時代となりました。当院で2024年5月現在、のべ約800名の方にご使用頂いており、うち約300名は在宅で自己注射されています。 また、2022年にはトリプタンの次世代型となる急性期治療薬ラスミジタン(レイボー®)が発売され
耳の後ろの後頭部の左右どちらか半分だけ、ここが痛いとご本人で明示できるような範囲に、強い痛みを感じます。頭全体の痛み、嘔気などは無いことが多いです。 後頭神経痛は、頭皮の感覚神経に起こる「神経痛」です。神経痛は神経障害性疼痛とも呼ばれます。皮膚の神経が、何らかの理由で過敏になってしまい、ジリジリ、ジンジンとした独特の強い痛みを、不規則に繰り返し発生させます。場所は頭ですが、あくまで皮膚の神経ですので、痛みの他に深刻な事態にはなりません。
かねてより期待されていた、新しい片頭痛治療薬「エムガルティ」(一般名ガルカネズマブ)、「アジョビ」(フレマネズマブ)、「アイモビーグ」(エレヌマブ)を使った治療が、当院でも可能になりました。簡単にまとめましたのでご参照下さい。 エムガルティとは 月1回注射する、片頭痛の「予防薬」。発作回数を減らし、発作時の痛みも軽減する。 ミグシス(ロメリジン)、インデラル(プロプラノロール)、デパケンR・セレニカR(バルプロ酸)、トピナ(トピラマート)、トリプタノール、呉茱萸湯などと同じ「予防薬」。 従来の予防薬の「回数減少」「発作時の痛み軽減」を両方兼ね備えた「いいとこどり」が期待できる。 注射薬のため、月1回の通院が必要だが、毎日内服する薬と違い、1か月に1回の注射で済む。 臨床試験では慢性片頭痛や他の予防薬の効果が不十分な例で、片頭痛の日数が半減している。 ★実際には平均で月の片頭痛の日数が8.6
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