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連載第2回目になります。前回は「変わってビックリ(゚д゚)」というものを中心に紹介しましたが、今回は衰退したものや、逆に以前はなかったものを中心にお話ししていきたいと思います。 2m(144MHz)がガラガラ? 昔は2mといえば全国どこでも混雑しているイメージがあり、交信相手に困ることはなかったように思います。ところが現在では、私が住んでいる東京近郊であっても、2m FMはガラガラ。違法局すらいないような状態になってしまいました。 2mあたりの周波数は、移動体通信には適していると言われています。その2mがガラガラとは、なんとももったいない話です。とはいうものの、2m SSBは賑やかだと思っています。FMは閑古鳥が鳴いていますが、SSBは移動局も固定局もたくさんオンエアしています。 もちろん、地方によってはFMも賑やかなところもあるでしょう。その分、その地方では430MHzが空いていると聞い
フリーマーケットで中古のトランス式30Aの直流安定化電源を購入しました。動作はしていますが本当に30Aの電流を取り出すことができるのか、IC-7600を電源に接続して実験をしてみました。IC-7600はアイコムのHF+50MHz All Mode 100Wトランシーバーです。IC-7600の電気仕様によると送信時最大電流は23Aと記載されています。この電源の試験にはちょうど良い負荷です。 IC-7600にダミーロードを接続し、RTTYで送信を開始するとフルパワーで20A弱の電流が確認でき、購入した中古の電源は正常に動作し一安心しました。次にRTTYのQSOを想定して、20秒の連続送信、20秒の受信を繰り返す試験を行いました。20回目ぐらいで突然電源の出力が出なくなりました。電源のカバーを開け、回路を確認するとトランスの出力側に付いているダイオードブリッジが壊れていました。 電子負荷とは 電
無線をせんとや生まれけむ。 第八話 BCLラジオを愛でる(海外製品編) 無線(CQ)をせんとや生まれけむ。 短波(ラジオ)聞かんとや生まれけん。 呼ぶ、かの局の信号(こえ)聞けば 我が身さえこそゆるがるれ。 皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか? 梅雨とはいえ、大変な雨降りが続きます。集中豪雨による激甚災害が発生いたしました。被害にあわれた方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに一日も早い復旧をお祈り申し上げます。 先月は、国産(ソニー)製のBCLラジオについてお話しをさせていただきました。今月は、海外製品編と題してお話をさせていただこうと思います。海外製と言いましても、「今」はもう、台湾製か、中国製のどちらかしかないのが実情です。今月は、私が持っているラジオの中でこれはお薦めですというモデルや、面白いものを中心にご紹介したいと思います。 (注: 本文は、私の感覚に基づき書き進めて
第3話まではインピーダンスマッチングのお話を中心に説明してきました。インピーダンスマッチングとは何か、どうやって設計すればよいか、についてイメージをお持ちいただくことができたのではないかと思います。今月はいったんスミスチャートから離れて伝送線路や反射係数の話題です。第1話でお話しした特性インピーダンスについても改めて触れます。無線の教科書を紐解くと、このあたりからオイラーの式が多数登場し、しかもejθのθが時間を示している場合と物理座標(立体角)を示している場合が混在するので(少なくとも筆者は)混乱しがちです。 ここでは電磁波の伝搬と「進行波」「反射波」「定在波」「特性インピーダンス」のイメージを理解してもらうために、極力数式を使わずに物理的に少々乱暴な図を用いて解説を進めます。「その説明は矛盾があるだろう」「厳密には間違っている」的なご指摘があるかもしれませんが何卒ご容赦ください。 1.
1. 部品の位置決め 作りたい回路が決まれば、部品を集めて、はんだ付けを始めましょう。まず、基板の大きさを決めて、それから、部品の位置決めを行います。基板の大きさは、ケースに入り、全ての部品が十分に乗る大きさにします。 部品の位置決めについては、できるだけ配線の流れが交差しないように並べます。慣れてくると、データシートの「TOP VIEW」のピン配置図を見ながら部品の位置決めができるようになりますが、慣れないうちは、パズルの要領で決めると良いでしょう。具体的には、厚紙タイプの5ミリ方眼紙を買ってきて、それに「BOTTOM VIEW」でピン配置図を転記します。このとき2.54ミリ四方が5ミリ四方になるように拡大して転記します。転記したら、切り抜いてカード状にします。これをICの種類だけ用意し、パズル感覚で最適な配置を考えると、位置決めがしやすくなります。 基板の四隅のねじ留め穴の周りを、少し
1. PICを使った簡易電界強度計 今回は、電界強度を測定できるようにPICを使って周辺回路を製作します。ディジタルの良いところを活用して、瞬時値に加えて、最大値と平均値を表示できるようにします。PICに内臓されているA/Dコンバータはリニアスケールですが、内部演算で、対数スケールにしてからLED表示させるようにします。検波ダイオードのI-V特性と、電池駆動に適したPICについても考えてみます。 2. 検波用ダイオードのI-V特性 先月号で、検波用ダイオード1SS106の入手性が悪くなったために代替品をいくつか紹介しました。今月号では、まず、紹介したダイオードのI-V特性を測定して、実験的に性能比較をしてみたいと思います。手元にある検波用ダイオードとその特徴を下記に示します。比較のため、スイッチング用ダイオードについても、端子間容量(CT)が小さいという条件のもとで主流品をいくつかピックア
JT65とは 現在、HF帯においてJT65が人気で、運用バンドを上手く選ぶことで昼夜を問わず、世界中からの信号を受信できる。このJT65はデジタルモードの一種で、1分間(正確には約48秒)、繰り返し同じメッセージを送出し、受信側ではそれをソフトによって解析しデコードするという通信方式をとる。極めて弱い信号でもデコードできるため、わずか数W程度の送信出力と簡単なアンテナでも世界各国と交信できるとあって、ますます人気が上がっている。 このJT65は、ノーベル物理学賞を受賞したことで有名な米国のK1JTによって、もともと小さな設備でEME(月面反射) 通信を行うために開発されたモードで、前身のJT44の性能をさらに向上させている。実力的には、耳には全く聞こえないレベルであるS/N-32dBの信号までデコードでき、QSOすることができるため、従来は超大型アンテナが常識だったEME通信の標準設備を身
New! アパマンハムのムセンと車 第19回 モービル&アパマン運用に役立つヒント 2024年4月15日掲載 今回は安く車を手に入れる方法をご紹介します。新生活でアンテナが建てられない! となっても、移動運用ができます。 アパマンハムのムセンと車 第18回 モービル&アパマン運用に役立つヒント 2024年3月15日掲載 10mのマストを建てられるシンプルなタイヤベースを作ってみました。材料もホームセンターで揃えられるものばかりです。
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