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ドラクエ3
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(編注 : 記事内の外部リンクは英語となっております。) はじめに マジックでは、他の確率が絡む問題でもそうですが、計算方法を考えるところまでは簡単でも、答えを計算するのが難しい問題がいくつもあります。いくつか例をあげると、トロンプレイヤーが初めの7枚でどれくらいトロンが揃うのか、とか、土地が0枚か7枚の手札はマリガンするとして、どれくらいの頻度で土地4枚を置き続けられるか、などがありますね。階乗なんかの計算をこねくり回せば正確な答えにはたどり着くでしょうけれど、そんなことを考えるのは辛すぎますよね。 こういった問題の結論を出すのに強力な統計の手法の一つに、モンテカルロ法というものがあります。モンテカルロ法なんていうとカッコイイ感じがしますが、本質的には、ただ何度も何度も繰り返して、結果を数えるだけなのです。マジックで言うと、初手を何万回、何億回と引き続けてみて、トロンが揃っていた回数をた
2018.11.09 Hareruya COMBAT vol.66 -井川 良彦 vs. 津村 健志-
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『イクサラン』環境のスタンダードが面白い。 ティムールエネルギーとラムナプレッドという、前環境から引き続いてのトップメタが居座っているとはいえ、ビートダウン、ミッドレンジ、コントロールがしかもどれも複数種類、バランス良くメタゲームに分布し、それぞれの勢力を保っている。 前環境では禁止だなんだと色々残念な出来事があったが、ローテーションを経た「このスタンダード」に瑕疵はない。面白い環境を遊ばないのはもったいないということで、普段はもっぱらモダンばかり遊んでいる私も、『イクサラン』環境のスタンダードに触ってみることにした。 とはいえ、そこで素直にトップメタを握れる性格ならこんなに簡単な話もないのだが、ありふれたデッキであるティムールエネルギーやラムナプレッドは正直言って使いたくない。 では、はたして何のデッキを使うべきか? ここで私は、ひとまずMagic Onlineでそのとき勝っているデッキ
By Atsushi ito 再び、この男の出番がやってきた。 神決定戦のトップバッターを飾るスタンダード。最もメタゲームの移り変わりが激しく、そしてそれゆえに最も防衛が難しいであろうこのフォーマットで、前人未到の2度の防衛を果たし、名実ともに神としての風格を備える男。 和田 寛也(立石)。 既にプレイヤーとしては引退した身だが、それでも最後に残った神という肩書きだけが、かろうじて和田をマジックに繋ぎとめている。 そんな奇妙な状況で再び齋藤という挑戦者を迎えることとなった和田に、インタビューをお願いした。 引退、その後 --「前回のインタビューではマジック引退を表明されましたが、その後マジックとの関わり方は変わりない感じでしょうか?」 和田「そうですね。プレインズウォーカー・ポイントのサイトで確認したところ、最後に公認大会に参加したのは2016年7月のBMOでしたw 正直、『なんでマジック
By Atsushi Ito はじめに、とても主観的なプレビュー記事になることを許して欲しい。もし私という人間に興味がなければ、カード画像が出てくるまでスクロールすることをお勧めする。 私たちは、何のためにデッキを作るのだろうか? 今よりもっと勝ちたい。お気に入りのカードを使いたい。自己の承認欲求を満たしたい……その理由はおそらく、人によって様々だ。 だが突き詰めてしまえばそれらは結局、「何かを変えたい」という変化の欲求に集約される。 主体的に外部に働きかけることで、世界の一部として参画している実感が欲しい。そんなふうにして私たちの自我は、なぜ自分は生きているのだろうか、という存在意義を求めずにはいられない。 しかし広い世界に比べれば、個人の力で変えられる領域はほとんど無視していいくらいに小さい。 変わり映えのしない風景。自身の身の回りすらもままならない日常。そんな狭い箱庭で、「何かを変え
このオリジナルフォーマット「フロンティア」は、 『基本セット2015』以降に発売されたすべての エキスパションで戦う構築フォーマットです。 (『統率者2015』『エターナルマスターズ』 『コンスピラシー:王位争奪』といった 特殊エキスパンションは除きます) 2017年7月時点での使用可能エキスパンションは以下の通りです。 『基本セット2015』『タルキール覇王譚』『運命再編』 『タルキール龍記伝』『マジック・オリジン』『戦乱のセンディカー』 『ゲートウォッチの誓い』『イニストラードを覆う影』『異界月』 『カラデシュ』『霊気紛争』『アモンケット』『破滅の刻』 ※禁止カードはありません。 ※『Zendikar Expeditions』『Masterpiece Series』は使用できません。 今「フロンティア」を立ち上げる3つの理由 スタンダードローテーション周期変更 2014年8月にスタンダ
デッキビルダーなら、誰しもが夢見ること。 「自分の作ったオリジナルデッキが、多くのプレイヤーの支持を受けて1つのアーキタイプとして定着し、環境に居残り続ける」。 新しいデッキを作るときはいつも、そういった幸せな未来の光景を夢想しては、期待に胸を膨らませながら一人回しを繰り返すものだ。 もちろん全てのデッキがそういったマジック史に残るような活躍をするはずもない。それどころか、大抵は何ら日の目を浴びずに終わったりする。 しかしごく稀に、そう奇跡のような確率で、「当たり」を引くことがあるのだ。 それはビルダーにとっては何にも代えがたい喜びとなる。 「存在証明」……自分という個が世界に在った証であり、最もわかりやすい形での「承認」に他ならないからだ。 かつて私は、限りなくそれに近い軌跡をモダン環境において残したことがあった。 【トロンデッキ】は、私と【らっしゅ(高橋 純也)】が世界に送り出したデッ
はい、読み飛ばしていただけましたか? これを逐一計算するのはとても面倒で複雑です。真面目に読んでしまった人は、そもそも数式の中のCってなんじゃらほいと感じているかもしれません。とにかく、難しく、なにより面倒なのです! それでも「何ターン目までに何枚引くには、デッキに何枚入れる必要があるのか」を知りたい方は大勢いると思います。 そこで、今回は先程の計算結果をまとめた早見表を用意しました! ざっと見て理解できる方もいらっしゃるとは思いますが、まずは簡単な使い方をいくつか紹介したいと思います。 ■早見表の使い方 -基礎編-: デッキに入っている呪文をプレイするために必要なマナの数を知りたい MTGのマナベースの計算は「Xターン目にあるカードをプレイしたい」という目的から計算されます。 上の《強迫》と《意思の激突》の例で言うと、1ターン目に黒マナを1つ出すためにはデッキに14枚の黒マナが必要であり
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半年前に遡ったある夜。当連載会議はタイトル案を巡って難航していた。 内容はおおまかに決まったものの、わかりやすくて覚えやすく興味を引くタイトルが意外と思い浮かばなかったのだ。そんなこんなで各人が悩み始めてから小一時間あまりが経ち、ダジャレやオマージュへと話題が飛び火したところで、ふと過去の僕の失言にスポットライトがあたった。 忌まわしき青白GAPPO絡みのエピソードなので、その滑稽さも相まってなんだか面白くなってきた僕たちは、「いいじゃん。これにしよう」と笑いながらタイトル案に大きな丸をつけたのだった。 さて、あれから半年が経った現在。僕は「勝ちたいなら勝ちたいって言ってよ」というタイトルに決めたことを若干後悔している。 確かに耳覚えの良いタイトルではあるのだが、少なくとも僕だけは反対しなければならなかったんじゃないかと思うようになったからだ。 なぜかというと。 今の僕では「勝ちたいんです
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