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今回のテーマは、“栄養障害”です。なんと、この飽食の時代に“栄養障害”に陥る人が増えているというのです。ふくよかな体型の人は「栄養状態が良い」と思いがちですが、実は、太っていても低栄養の人はいます。見た目で体格が良くても、脂質や糖質ばかり摂っていてたんぱく質などの栄養が不足していれば、体にとっては低栄養の状態となります。いわば、“かくれ低栄養”とでもよぶべき、由々しき事態です。 栄養失調といえば、経済的な理由や病気など栄養が足りなくなって痩せ細ったイメージが浮かびます。しかし、“新型栄養障害”は食の細った状態だけでなく、カロリーがしっかり足りてむしろ“栄養過多”であっても起こりえるのです。いったいどういうことでしょう。 それは、「極端に偏った食事による栄養素の不足」が原因です。特に不足しやすいのはタンパク質とミネラルの不足といわれています。 今、リスクが高いとされる集団は、「高齢者」、「中
動悸、息切れ、血圧上昇、食欲低下、発汗、下痢・・・。 慣れない結婚式のスピーチ、大事な商談や試験前などに、誰でも経験したことのある症状ですね。勇気を持って告白した相手に断られたりしたら、緊張のあまり筋肉が硬直し、あとでぐったり消耗してしまうことも。 実はこれ、ハートセンターなど循環器科の外来でよく聞かれる症状です。知らず知らずのうちに疲労がたまっているのに気づかず、私って心臓が悪いのかしら?と不安になり、検査に訪れます。実は、心臓病と不安や緊張時の症状のメカニズムには共通点があります。 それは、「自律神経の乱れ」です。 自律神経には、からだを活動モードにする「交感神経」と、休養・回復モードにする「副交感神経」の2種類があります。この2つは“アクセル”と“ブレーキ”の関係にあり、状況に応じてどちらかが優位になり、からだのあらゆるはたらきをコントロールしています(図1)。
最近、自宅に血圧計を購入し、測定している人が増えています。体調の自己管理は大変重要なことです。ところが、血圧のことは気にしても、同時に計測される脈拍についてはどうでしょうか。 “心拍数”とは、心臓が1分間に打つ回数のことです。一方“脈拍”とは、からだの各部の血管が1分間に拍動する回数を示します。不整脈がない人の場合、心臓の拍動1回分はからだの隅々に“脈拍”として伝わるため、“心拍数=脈拍数”となります。これに対し、不整脈が生じた場合は、その瞬間の心臓の拍動が末梢の血管に1対1で伝わるとは限らないため、末梢で感知する“脈拍”は跳んだり、休んだりするように感じられることがあります。従って、不整脈の場合は必ずしも心拍数と脈拍数はイコールになりません。とはいえ、毎日測っていれば、自分自身の標準の状態が把握できるため、健康状態のバロメーターとして利用することができます。
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