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体力トレーニング
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少し前の話になりますが、お正月休みに実家に帰った際にぼーっとテレビを見ていると「徹子の部屋」総集編が放送されていました。「徹子の部屋」といえば、言わずと知れた黒柳徹子さんが有名人をインタビューする長寿番組。職業柄、インタビュー番組などは勉強のために注意して見るようにしているのですが、私のなかで黒柳さんはインタビュアーとしては”別格”の存在だったので、「徹子の部屋」はあまり意識して見たことはありませんでした。というのも、バラエティー番組などで「徹子の部屋」パロディーを見たりしていた結果・・・黒柳さんのインタビューは相手の話を引き出すというよりは彼女の強いキャラクターで引っ張っていくというイメージがあり、彼女の個性が番組の人気の理由だと思っていたからです。 しかし、そのお正月の総集編を見てそのイメージは一変しました。 総集編では「徹子の部屋」の初期の頃の映像を振り返っていました。出演されていた
「ターゲットを絞りましょう」、多くの書籍やコンサルタントが口を酸っぱくして主張している内容で、ホジョセンのブログでもたびたび取り上げてきました。 欲張らない~ターゲットを絞る2位じゃダメなんでしょうか?~続ターゲットを絞る 基本的な考え方としては、ターゲットを絞るということでマーケット全体における自分たちの選択確率を上げる効果があり、絞らないときと比べて圧倒的に効率がよい、というものです。ひとことで言えば、ターゲットを絞るのは、マーケット全体で勝つための効率追求です。ターゲットを絞らないほうが(市場全体をターゲットにしたほうが)よりウケる、と考える方もいますが、そういう方はぜひ先ほど紹介したコラム「2位じゃダメなんでしょうか?~続ターゲットを絞る」をお読みください。 ターゲットを絞り込んだうえで、そのターゲットやユーザーに話を聞くというプロセスは、プロダクトマーケティングだけではなく、最近
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ホジョセンの事務所のある東京都・兵庫県に緊急事態宣言が発令されました。これまでも不要不急の外出を控えていたかとは思いますが、ゴールデンウィーク明けまで、ここはおとなしく家に引きこもっておくのが良いでしょう。 以前、「書を捨てよ、街に出よう」というコラムを書きました。マーケターはもっとリアルに現場を見て、考えることによってイノベーションを起こすことができるのだ、というメッセージでした。 さて、今回はその逆です。外出するな引きこもれ、その代わり面白い本を読もう、というメッセージです。いままでも「ブランディングの科学」「確率思考の戦略論」などの本は紹介してきましたが、今回は以下の条件で選びました。 マーケティングに役に立ち(ホジョセンとしては当然!)あんまり有名ではない(ひねくれものですからね:条件はAmazon Japanのレビューの数が一桁) 本当は電
定性調査(インタビュー調査)って難しいんですよね。取得した情報を可視化することが難しかったり、分析総合が標準化されておらず属人的になってしまったり、結果をもとに偉い人を説得しづらかったり、とさまざまなハードルが思い浮かびます。 そんな数多あるハードルの中でももっとも大きなハードルのひとつが、「聴き方」がわからない、かと思います。ここでいう「聴き方」は「どのようにして尋ねるか」という手法の話ではなくて、「聴く姿勢」のことです。手法としての「尋ね方」は、きちんと調査設計を作り込める人にお願いすればなんとかなるんですが、調査に参加するにあたって、インタビューをどのように聴き込んでいけばいいかという「聴く姿勢」については参加者個人に委ねられることも多く、またきちんとしたトレーニングを受けることもないのではないか、と思います。 そんなわけで、今回のホジョセンコラムは、初めての定性調査に臨む新米マーケ
英語ではDouble Jeopardy(ダブルジョパディ)と呼ばれる法則で、日本語では「二重の不利」という意味になります。『ブランディングの科学』で紹介され、日本でも有名になりました。 浸透率とは、ある期間に商品を購入した人の割合、購入頻度はその商品を一人あたり何回購入したか、のデータで、この2つには正の相関関係があるという法則です。30年以上前から食品や化粧品といった日用品から、車、小売店、テレビ番組の視聴に到るまで当てはまることが実証されています。 この法則を言い換えると、 つまり、購入する人が少ないということは、購入される回数も少ないという二重の苦しさ(「ダブルジョパディ」)がある、という現象です。 公開されている実際のデータを見てみましょう。アメリカにおける洗濯洗剤の各ブランドの浸透率と購入頻度をプロットしたものです。 出典:Mark Uncles, Andrew Ehrenber
ホジョセンは、よくセグメンテーションのお仕事をさせていただきます。消費者・生活者をいくつかのパターンに単純化することで、クライアントさんの戦略や行動の指針とするものです。マーケティングではSTP戦略のSにあたる部分ですので、ご存知のかたも多いと思います。 これを同僚に当てはめてしまえ、というのが今回のコラムになります。社内で自分の提案を通すためにはどのようなアプローチを取るのが効率的なのか、プロジェクトマネジメントを円滑に進める上でどうコミュニケーションをとっていけばよいか、と考えた上で編み出した単純モデルです。 いろんな方といっしょに働く中で多少のアップデートはしましたが、基本的には10年以上使っているパターンです。僕の(元)同僚の皆様は何度も聞いた話だと思いますが、ご了承ください。また、このモデルに落ち着くまでにさまざまな方からのフィードバックをいただきました。諸先輩方、元同僚の皆様に
目次 一般的な潜在ニーズの定義 何にとって「潜在」なのか? インサイト=潜在ニーズを自カテゴリと結びつける役割 マーケティング的な発想 このコラムは、 潜在ニーズは視点を変えればたくさん転がっている 潜在ニーズを顕在化するには、インサイトが肝心だ なんだかんだ言って、全部マーケティングそのものなんじゃないか ということを、グダグダ述べています。 潜在ニーズ探しが好きな人、というか企業さんって多いですよね。新規事業だったり新ブランドの立ち上げだったり、もしくは新ラインナップでもリニューアルでもなんでもいいのですが、とにかく潜在ニーズを見つけ出そうとリサーチを繰り返してしまう。 これたいていのケースにおいて徒労に終わるので、一刻も早く止めたほうがいいのになあと感じることも多いです。 一般的な潜在ニーズの定義 なんで止めたほうがいいのかを語るためにも、潜在ニーズとはなんぞや、という話から始めます
何をしたらよいか悩むのは、 すべきことが見えていないから。 市場と消費者のメカニズムを解き明かし、 最適なマーケティング戦略を 考え抜く会社「ホジョセン」です。
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