兵庫~新潟沖の海域活断層評価 推定M7以上、25カ所―発生確率は後日公表・地震調査委 時事通信 編集局2024年08月02日12時07分配信 【図解】日本海側の海域活断層 政府・地震調査委員会の長期評価 政府の地震調査委員会(事務局文部科学省)は2日、日本海側の兵庫県北方沖から新潟県上越沖にかけて分布する25カ所の海域活断層の位置や長さ、推定される地震の規模(マグニチュード=M)を公表した。長期評価の一部だが、今後30年以内の地震発生確率は来年前半までに追加で公表する。今年1月の能登半島地震(M7.6、最大震度7)を受け、取り急ぎまとめた内容を示し、沿岸自治体などの防災に役立ててもらうことにした。 3段の段丘、大地震で形成か 能登半島北部、6000年前以降―産総研調査、年代特定へ 評価対象は、長さ20キロ以上で過去に地震が繰り返し起き、今後も起きるとみられる25カ所の活断層・断層帯。いずれ