常に現場主義で,図書館の発展,司書の育成に尽力してきた著者の経験がつまったストーリー集。後進への愛情あふれる一冊。 1 図書館は、利用者の秘密を守る 2 委託司書を導入する 3 貸出無制限が生まれるまで 4 資料の汚損・破損の弁償は? 5 『ピノキオの冒険』 6 移動図書館車の車検 7 「対面朗読」と「読書の秘密」 8 この本はどうする? 9 未成年者の利用カード 10 煩雑極まる図書館業務 11 中原、大学の助教授になる 12 図書館業務の法的根拠 13 関係業者との契約問題 14 「指定管理者制度」と公立図書館の関係を考える